こちらの記事では黒蜜『イジめてごっこ。』(南文夏)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
主人公のゆかには、付き合って半年になる彼氏の真広がいます。
真広との交際は順調でしたが、ゆかには真広に隠していることがありました。
実は、ゆかは、根っからのM気質であり、SMプレイ願望があるのでした。
イジめてごっこ。【4話あらすじ】
ゆかの秘密を知り、Sになれるように頑張ると決心した真広。
2人のSMへの道はまだ始まったばかり。
今日は水族館デート。
今日のゆかはコンタクトをつけ、気合が入っています。
友人のまこが考えた作戦を実行するため、水族館の帰り道で、真広をラブホに誘うと意気込むゆかですが……。
イジめてごっこ。【4話のネタバレと感想】
ゆかのコンタクト姿にときめく真広。
真広の様子は相変わらずですが、ゆかは、慣れない作戦を決行しようと思うあまり、落ち着かない様子。
家で何度も妄想し、練習したから大丈夫‼︎と、自分に言い聞かせるゆかですが、ちょっと心配ですね。
ゆかは、ゆかのペースで、真広との関係を深めていけば良いと思うんですけどね。
真広なら、ゆかのペースにきっと合わせてくれると思うのですが。
ゆかは水族館の後のことを気にしながらも、真広と手を繋ぎ、楽しく水族館をまわります。
初々しい2人の姿に、ニヤニヤしてしまいました。
2人には、見るもの全てがキラキラしているように見えるのではないでしょうか。
水族館は元々楽しいところだけれど、大好きな人といると、更に楽しく感じますよね。
そして、2人はお昼ご飯を食べました。
ゆかは、水族館の売店で買ったタコを見ながら、昔、タコに憧れていたことを話します。
その理由は、M気質のゆからしいなと思いました。
ヒントは、触手です‼︎
その後、今後したいSMプレイについて2人は話します。
真広は、ゆかがメイドになって、オムライスを作ってほしいと話しました。
ゆかのメイド姿は、きっと可愛いでしょうね〜‼︎
これもSMなのかな⁇と思いましたが、主従関係と言われれば、なるほど〜‼︎となりました。
ゆかも驚いていましたが、真広がそんなことを考えていただなんて可愛い‼︎と、好感を持っていました。
それぐらいライトなSMなら、割と多くの人が求めていそうですね。
ですが、ゆかは、真広が思うよりももっと強いプレイを求めているのでした。
ゆかは、人権を奪われたいと話しました。
真広の奴隷になって、虐められたいとのこと。
ゆかは、ニヤニヤしながら話していましたが、衝撃を受けました。
それは私だけではなく、真広も。
誰にでも性癖はあると思うのですが、相手の要望に応えられないこともありますよね。
ちょっと不安になる真広。
本当にゆかの期待に応えられるのか。
自分たちは、最終的にどこにたどり着くのか。
でも、ゆかが、自分のことを理解しようと真広が頑張ってくれていることが嬉しいと話すのを聞くと、今はとりあえず深く考えるのは止めようと思う真広なのでした。
2人の交際は、まだ半年経ったばかりですもんね。
少しずつ相手のことを知っていけば良いのではないでしょうか。
一方ゆかは、この水族館デートで、もっと真広に近づきたいと思うようになっていました。
自分の秘密をカミングアウトし、それが受け入れられ、より真広のことが好きになっていったようですね。
そして、遂に水族館を出てすぐ、ゆかは、たくさんのラブホが並んでいるのを見つけました。
真広は帰りのバスを調べ始めていて、ゆかは、焦ります。
まだ帰りたくない。
でも、どうやって誘ったらいいのかわからない。
そこで、ゆかは、まこから伝授された技を思い出します。
体をくねらせながら、「疲れたから休憩したい」とねだれば良いと。
まこは積極的ですね。
そういった行動も大事だと思うのですが、ゆかにはまだ早かったようです。
まこは、手を高くあげ、タコのように不自然に体をくねらせながら、「疲れたから休憩したい」と話しました。
すると、真広は戸惑いながら、まこと同じように手を高くあげ始めました。
真広には、まこの行動の意図がよくわかっていなかったようです。
ゆかが踊っているとでも思ったのでしょうか。
どちらも初々しくて、思わず笑ってしまいました。
ゆかは、真広に察してもらうことを諦めて、真広の手をとり、ラブホの前に連れて行きました。
ゆかは、先ほどの行動よりも大体な行動に出ましたね‼︎
でも、ストレートに伝える方が自然で、ゆからしいなと思いました。
迫るゆかに、真広はどのように返事をするのでしょうか。
今回、今後どのようなSMをしたいか互いに打ち明ける場面で、初めて真広の不安が見えましたので、少し雲行きが怪しいな、と感じています。
ここを乗り越えて、更に2人の絆を深めてほしいのですが……。
次回の展開も楽しみです。
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