こちらの記事ではめちゃコミックオリジナル『あの日、妻は人を殺したのか？』（ささきゆうさく/田中静人（Re，AER）13話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
12話ではタイムリープが失敗に終わり、目を覚ました主人公。
奥さんが関係しているであろう、児童殺人事件の記事に何か変化はなかったか？と調べる主人公でしたが、これといった変化はありませんでした。
そんなことより、主人公は自分がずっと住んでいたマイホームを見渡して、ある異変に気付きます。
それは、自分の愛する娘が存在していないと言う、衝撃の事実でした。
娘も失くし、タイムリープも残り1回のみ、そんな主人公に更なる絶望が降りかかります…
あの日、妻は人を殺したのか？【13話あらすじ】
12話でタリムリープの代償として、「娘が存在しないことになっている」という、衝撃の事実を知ってしまった主人公。
とりあえず「妻と話をしよう」と思った主人公は家の中を探しますが、姿はありません。
そんな中、妻を探している最中に謎の封筒を見つけます。
その封筒の中身を確認した主人公は、膝から崩れ落ち、失意のどん底に落ちてしまいます。
しかし、落ち込んでいる暇はない！！
愛する娘と妻を救う為、残り1回のタイムリープに全てを賭ける決意を固める主人公。
しかし、そんな主人公の決意を嘲笑うような展開が待ち受けていたのでした…
あの日、妻は人を殺したのか？【13話のみどころ】
第13話の見どころは、茶封筒をたまたま見つけた主人公が、その中身を見てしまうところです。
その封筒の中には、何故家に奥さんがいないのか、娘がこの世界に存在しない事になったのかが、遠回しに記されています。
そして、その後に焦った主人公がもう一度タイムリープするために、コックリさんの道具を探すんですが、娘が存在しない事になっているから家には無いんですよ！！
頭を抱える主人公は「実家にあるかもしれない！！」と思い、実家にまで駆け込んでいきます。
やっとの想いで、コックリさんの道具を見つける主人公。
「よし！やっと見つけた」と思った主人公が、コックリさんをするのですが…
ここで主人公の最後の希望が打ち崩される、今話の最大の見どころとなっています。
あの日、妻は人を殺したのか？【13話のネタバレを含む感想】
娘が産まれていないと言う、受け入れる難い事実を知ってしまった主人公は、とにかく妻である「理沙」と話をしなくては、と家の中を探します。
しかし、どこにもいません。
探している最中に、居間の机に足をぶつける主人公。
ぶつかった衝撃で、茶封筒が床に落ちます。
「何だこの封筒は？今までタイムリープを繰り返してきたが、こんな物はなかったよな？」と主人公は封筒を見て考えます。
これはもしかして、自分の行動によって生まれたものなのか？と疑問に思いつつも、封筒の中身を見る決断をします。
緊張する主人公…
そこに書かれていたのは、奥さんが今家にいない理由、そして娘がこの世界に存在していない理由が記されいました。
あまりのショックで、主人公は膝から崩れ落ちます。
「これは俺の行動が要因となって、起きた現象で間違いない」と悟った主人公は、幼少期に妻の弟が話していた事を思い出します。
それは「バタフライ効果」、小さな行動が世界に大きな変化を与える事があるという現象の話です。
自分の愚かさに落胆する主人公でしたが、落ち込んでいる暇はありません。
そぉ、自分にはまだやり直せるチャンスがある！
あと1回、この最後の1回に全てを懸ける気持ちで、もう一度やり直して、娘と妻を救ってやる！！
と心に決めます。
しかし、この世界には娘作ったコックリさんの道具はありません。
考える主人公は、実家にならあるかもしれないと、実家に駆け込みます。
自分の幼少期使っていた部屋に入り、勉強机の引き出しを開けると、そこにはコックリさんの道具がありました。
「よし！チャンスはあと一回だ」と道具をセットし、タイムリープの準備をします。
そして、十円玉に人差し指を当てて、「コックリさん、コックリさん、過去に戻して下さい」と唱える主人公だったのですが…
ここで主人公の決意を打ち砕く、そんな展開が待ち受けていたのです。
今回の13話は、12話に引き続き、主人公が行動した事により、起きてしまったタイムリープの代償が次々と襲いかかってきます。
正直は私は読んでいて、「主人公この状況で、何故正気を保っていられるんだ…」と思うほどです。
そして13話のラストに、「残り1回のタイムリープで挽回してやる！」と意気込む主人公の姿を見て、私は「ここから主人公の大逆転劇が始まるか！？」と思いました。
しかし、そんなことを思った矢先に読者も、主人公も「終わった…」思ってしまう程の絶望が待ってるんですね。
是非、みなさんご自身の目での絶望の13話を読んで頂ければと思います。
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