こちらの記事では黒蜜『しょせん他人事ですから』(佐藤真通/富士屋カツヒト/清水陽平)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
人気主婦ブロガーの桐原こずえは、ある日、事実無根のコメントにより、ブログが炎上してしまいます。
傷ついたこずえは、弁護士の安田理に相談しに行きます。
しょせん他人事ですから【4話あらすじ】
安田を信じ、こずえは、情報開示請求することを決意しました。
そして、2ヶ月後、遂にコメントの発信元がわかりました。
発信者は、こずえと同じ、一見どこにでもいるような主婦でしたが……。

しょせん他人事ですから【4話のネタバレと感想】
発信者の本名は、木下。
木下は、情報開示請求されたという通知が来たことで、こずえに対する誹謗中傷の書き込みをエスカレートさせていきます。
木下が子どもを園へ迎えに行った後も、歩きスマホをし、書き込みに集中している様子には、呆れてしまいました。
全く反省する様子はありませんでした。
きっと木下は、こずえに特定されたことに腹をたて、このような行動に至ったのでしょうが、到底許される行為ではありません。
なぜ彼女は、このような行動を繰り返してしまうのでしょうか。
自分に対する誹謗中傷の書き込みが増えていることに気づき、落ち込むこずえでしたが、安田は、そのような書き込みがわかるアプリをこずえのスマホから全て消してしまうのでした。
木下の行動に付き合う必要はないことを話し、悪い環境は断ち切るようにアドバイスしました。
こずえは、これ以上傷つきたくないけれど、気になって見てしまったのでしょうね。
情報開示請求をしたことで、もしかしたら誹謗中傷のコメントが消えているかもしれないと、期待をしたのかもしれません。
木下の様子を見ると、彼女が反省するには、まだまだ時間がかかりそうで、こずえが気の毒です。
そして、安田は、今後こずえが支払わなければならない金額について話をしました。
誹謗中傷のコメントの削除と情報開示請求だけでも約55万もかかることを知り、衝撃を受けました。
更に、損害賠償請求することになると、プラス20万以上かかるそうです……。
こずえは損害賠償請求までする覚悟はできていると話しました。
こずえは被害者なのに、こんなにも支払わなければならないだなんて、納得できません。
だからこそ、損害賠償請求をし、相手に制裁を加えなければ気が済まないのでしょうね。
いずれ木下は痛い思いをすることになるでしょう。
安田の話によると、そこまでに至るには、まだまだ時間がかかるようですが……。
と言うのも、情報開示請求をしても、情報を発信した本人が情報開示を認めないことが多いので、まずは認めさせなければいけないとのことです。
これに、3〜4ヶ月ほどかかるそうです。
木下は情報開示を認めないでしょうね。
木下にとっては都合の悪い情報ですもんね。
木下がこずえを中傷していたという明らかな証拠になるものですからね。
憲法が保障している「言論の自由」がここで障害になるとは、皮肉なもんですね。
まだまだこずえの戦いは続きそうです。
思った以上に長い戦いになりそうで、驚きました。
裁判沙汰になると、お金も気力も必要だと聞きますが、本当だったのですね。
生半可な気持ちで訴訟は起こせないですね。
4話からもこずえがこの問題に対していかに真剣か伝わってきましたが、こずえも人間です。
こずえの気力、心が心配です。
だからこそ安田は、これ以上誹謗中傷のコメントを見ないようにアドバイスしたのだろうなと感じました。
これからまだまだ気力が削がれていくことになることを知って……。
こずえが頑張っている姿を見て、こずえの家族も早く味方になってくれるといいなと思います。
負けないで!!
次回は、損害賠償請求に向けて、更にこずえたちが先に進めることを願います。
後、もう少し木下のことがわかるといいなと思います。
もちろんどんな事情があったとしても、木下がこずえにしたことは、とても許されることではありませんが。
次回の展開も楽しみです。

.
コメント