こちらの記事ではプチコミック『今宵もお待ちしております』(北川みゆき)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
住宅街の中にひっそりと佇むBarの名は、更。
そこで働く1人の美しいバーテンダーの女性の名も更。
更が作る1杯のカクテルが店にやってくるお客様の人生を変えていきます。
今宵もお待ちしております【5話あらすじ】
Bar更の2人目のお客様は、須田樹季、33歳。
人生において「安定」を一番大切にしている樹季ですが、会社で大きなプロジェクトのメンバーに抜擢され、返事に迷います。
そこで、彼の橋本に相談することにしました。
橋本に相談後、いつもとは違う道で帰ろうと歩いていた所、Bar更を見つけ、入ることにした樹季ですが……。
今宵もお待ちしております【5話のネタバレを含む感想】
樹季がBar更へ入ると、更が歓迎し、おもてなしをします。
女性のバーテンダーであることに安心した樹季は、「ジントニック」を頼みました。
しかし、そのジントニックを飲んだ樹季は驚きます。
ジントニックは、どこで飲んでも安定した味であることを確信していたのに、更の出したジントニックは、いつもと違う味がするのでした。
「ジントニックは、ジンとトニックウォーターを合わせただけのシンプルなカクテルだが、だからこそバーテンダーは、素材の持ち味を活かし、個性を引き出すための工夫を追求し続けているのだ」と更は言いました。
「一見同じように見えても、飲めばバーテンダーの冒険が味を通して伝わる」と更は続けました。
実は、樹季は、「このカクテルを頼めばいつもどの店へ行っても変わらない味が楽しめる」と教えてくれた橋本の受け売りでジントニックをよく頼んでいたようですが、バーテンダーである更に初めて作ってもらったことで、新たな発見をしたようです。
そしてその後、更に橋本に仕事の相談をしたことを話しました。
なんと、橋本は、樹季に新しい仕事を断るように言ったそうです。
それよりも、自分との将来のことを考えて欲しいと。
大きな仕事と育児の両立は難しいと話すのでした。
橋本の言葉に「確かに」と思いながらも、すぐに返事をすることができなかった樹季。
橋本が言うことも分からなくはないですが、樹季の「挑戦してみたい」と思っている心に気づいて欲しかったです。。。
複雑な顔をする樹季に、更は、「完成された味はない。お客様に楽しんでもらうために、現状に満足することなく、理想の味を追い求め、常に冒険し続けている」と話しました。
樹季は、課長に大きなプロジェクトのメンバーに誘われた時のことを思い出し、自分の本当の気持ちに気づきました。
自分はあの時認められたようで嬉しい気持ちになり、大きなプロジェクトに不安を感じながらも、初めてワクワクしたのだと。
そんな樹季はどのような決断をするのでしょうか…?
5年付き合った橋本との未来を取るのか…。
不安はあるが、新しいプロジェクトに取り組む未来を選び橋本と別れることを決意するのか…。
気になる方はぜひ作品を読んでみてくださいね♪
決心をして新しい色のリップをつけた樹季が輝いて見えました。
こういった描写の美しさがこの作品の魅力ですね。
樹季は、更にお礼を言うと、更は「ワクワクしながらまた樹季が来るのを待っている」と言いました。
その姿が、新しい自分に気づく最初のきっかけとなった自分の妹と重なり、今度会った時にはもっと優しくしようと誓うのでした。
新しいことを始めたことでぶつかる壁もあると思いますが、前向きに歩き出した樹季なら、明るい未来を自分で切り開けると思います。
次は、どんなお客様がBar更にやって来るのでしょうか。
次回の展開も楽しみです。
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