こちらの記事ではPASH!『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)29話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
幼少期から妃候補をして厳しい教育を受けてきたレティシア。
余りの厳しさに逃げ出したくなることもしばしば。
そしてある夜会にて、クラーク王子から婚約破棄らしき言葉を告げられ、喜ぶレティシアでしたが……。
あっという間に一か月が経ち、デルバラン王国を出発する日がやってきました。
ネイサン王子には何か文句がありそうで……。
妃教育から逃げたい私【29話あらすじ】
いよいよ帰国する日となりました。
ネイサン王子は自分だけ温泉に行けなかったことが不服のようで……
妃教育から逃げたい私【29話のネタバレと感想】
新婚旅行に出てあっという間に一か月が経ちました。
今日はいよいよ帰国をする日です。
ネイサン王子は温泉に誘ってくれなかったことが、大層不満な様子です。
行くことを知っていたら、こっそりでもついて行ってのに……と、とても残念そうです。
ニール公爵は女性も一緒なのだから、連れて行けるはずがないと言います。
自分は自分のことを男性というくくりで見ていないのでオッケーだったそうです。
ルイ王子は子どもですし、ナディルはレティシアの兄。
同行してもおかしくはないですよね。
でもブリアナから見たら確かにナディルは他人……ネイサン王子の本音はブリアナの胸が見たかったそうです。
まったく王子らしからぬ発言です。
そこに国王が現れました。
年のせいもあり、ぎっくり腰の治りも悪く、せっかく滞在していたのに相手があまりできなかったことを詫びます。
しかしクラーク王子はよくしていただいたことに礼を述べるのでした。
また会える日を楽しみに、一行は国へと帰ります。
帰りの馬車の中で、クラーク王子はまたレティシアと旅行しようと言います。
そしてレティシアは素直に頷くのでした。
そのラブラブな様子に今度はブリアナが照れてしまう始末。
ナディルと馬車がわかれてしまいましたが、帰ったら婚約パーティーが待っています。
ブリアナとしてはそれが悩みの種のようです。
レティシアはマナーなどを気にしていると思い込んでいるようですが、ブリアナの本音はこれが婚約の振りだということ。
どうやらナディルはレティシアにこのことを話していないようです。
数日後、ナディルの家に呼び出されたブリアナは住み込みになれという提案をナディルから受けます。
なんでもナディルの家は人出が不足していることと、婚約時代も急なので、婚約パーティーまでの期間、できるだけブリアナと行動をともにして、婚約を周知させたいという狙いがあるようです。
確かに毎日通うなら、いっそ住んでしまった方が合理的ですよね。
ブリアナの義父母の世話には、もう使用人を手配済とのこと。
さすがナディル、仕事がはやいですね。
隣の部屋を使うように言われたブリアナ、その部屋の豪華さに驚きます。
仮とは言え婚約者ですからね。
最低限必要なものは揃えてくれたようで、服まで揃っています。
その中にはブリアナは売っていたスケスケネグリジェも入っていました。
はっきりと嫌がらせと言い切るナディル、そういう性格でしたね。
王城では、最近のレティシアは赤ちゃんに関連する本ばかり本でいます。
ディル元第二王子の家の子どもの影響でしょうか?
クラーク王子にはお誘いに見えるらしいのですが……。
レティシアは照れてしまい、その場を立ち去りますが、クラーク王子の顔のにやけは止まりません。
レティシアは王妃をお茶に誘いました。
珍しいレティシアからのお誘いに、王妃は嬉しそうです。
新婚旅行のことなどを話していたのですが、レティシアはある悩みを王妃に打ち明けました。
旅行の様子などからレティシアの悩みを察した王妃、レティシアのことを抱きしめながら自分のペースで大丈夫と慰めます。
確かにこればかりは自分ではどうしようもないですからね。
そして王妃はクラーク王子が追い付くまで逃げていればいいとまで、言ってくれました。
それでもいいかと思えるようになったレティシアでした。
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