こちらの記事では一迅社『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』(コミック:松浦ぶんこ/原作:天壱/キャラクター原案:鈴ノ助)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
女子高校生から乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王に転生したプライド・ロイヤル・アイビーは、前世の記憶を頼りに、攻略対象たちの悲劇を防ごうと頑張ります。
「一生をかけてプライドを守る」と誓ったステイル。
そして、ゲームの主人公であるプライドの妹、ティアラは、明日行われる自身の誕生日会を楽しみしています。
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。【5話あらすじ】
今日は、いよいよティアラの誕生日会。
ティアラもプライドも緊張しています。
いよいよ2人が初めて対面します。
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。【5話のネタバレと感想】
ティアラは、ゲームのシナリオ上、プライドに嫌われており、プライドが王位を継いだ後、離れの塔に軟禁されてしまいます。
それでも優しいティアラは、プライドが断罪される最後まで憎みきれず、「プライドに愛されたかった」と思うのでした。
断罪される予定であるプライドが大罪を犯すのは10年後。
それを終息することになるティアラは、ゲームの中で最も重要な人物であり、そんなティアラと会うことを考えると、プライドは一層緊張してしまうのでした。
そこへステイルが現れます。
ステイルは、「自分がついているから大丈夫」とプライドを支えるのでした。
ステイルとプライドが会場へ入場すると、まずプライドの母、女王ローザに挨拶をしました。
その後、ティアラが現れました。
ティアラは、女王ローザにそっくりの金髪の髪をしていて、顔立ちもよく似ていました。
プライドはいざティアラを目にすると、自分にはないものを持つティアラに少しヤキモキしてしまうのでした。
それでも、「自分はゲームのシナリオのようにいじめない!」と決心しました。
そして、プライド、ティアラ、ステイルは、「互いに認め、支え合う」と大勢の前で誓うのでした。
3人は、本当に互いに互いのことを想い合っているようで、微笑ましい素晴らしいシーンでした。
喝采を受けるプライドに、女王ローザは、「これはプライドに対する期待。これを決して忘れないように」と話し、「プライドを第一王位継承者として認める」と皆の前で宣言しました。
プライドは、それを受け、「10年後の大罪の時まで、この国のためにできることは全てしよう」と心に刻むのでした。
一部始終を見たジルベールは、プライドの立ち振る舞いを褒めました。
そして、ティアラに対しても、「初めてとは思えないほど素晴らしい立ち振る舞いだった。ティアラにも予知能力があれば女王になれたのに…惜しい」と話すのでした。
この国の女王は、代々予知能力を持っています。
今のプライドは、ゲームの内容を知っているから予知できているのですが、それを知らない周りは、「プライドに予知能力が開花した」と思っています。
だから、予知能力を持つプライドが第一王位継承者として周りから認められているのです。
ジルベールの言葉がプライドに対して失礼であると、ステイルは牽制します。
ステイルは、早速プライドを守っていてかっこいいですね。
その様子を見たプライドは、「心の内を隠して話す姿が怖くて、ジルベールに似てきた」と話し、ステイルはショックを受けるのでした。
プライドを守るために頑張っているのに、敵視しているジルベールに似ていると言われてしまったステイルが哀れで、苦笑してしまいました。
その後、プライドは王国の騎士団長と副団長に会います。
騎士団長の名前はロデリック。
彼には、息子がいるようですが、何やら訳ありなよう…。
彼の息子も攻略対象なのかもしれません。
ティアラの誕生会が終わり、アルバートと女王ローザは、部屋で2人きりに。
今日のプライドの様子を見て、女王ローザは「プライドは変わった」と話します。
そして、「自分が今まで予知していたプライドの未来は最悪であり、ティアラが国を継ぐと思っていた」と。
それで、女王ローザはプライドと距離を置いていたのですね……。
プライドは、長年アルバートと過ごしているようでしたからね。
しかし、「最近プライドの未来は見えなくなった。変わりつつある今のプライドを信じる」と女王ローザは決めたようです。
それにしても、このシーン、アルバートと女王ローザがラブラブで、思わずにやけてしまいました。
ゲームのシナリオでは、1話でアルバートは事故で死んでしまう予定だったのですが、プライドの予知により回避しています。
これからもずっと元気で、プライドたちを見守って欲しいです。
次回の展開も楽しみです。
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