こちらの記事では『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)20話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
幼少期から妃候補をして厳しい教育を受けてきたレティシア。
余りの厳しさに逃げ出したくなることもしばしば。
そしてある夜会にて、クラーク王子から婚約破棄らしき言葉を告げられ、喜ぶレティシアでしたが……。
妃教育から逃げたい私【20話あらすじ】
新婚旅行にいくことになった、レティシアとクラーク王子。
でも新婚旅行とは思えない大人数の一行で……
妃教育から逃げたい私【20話のネタバレと感想】
ふたりは新婚旅行に出かけることになりました。
しかしルイ王子、ブリアナ、ナディル……とかなりの人数の一行です。
侍女のマリアやリリー、護衛が同行するのはいいとしても友人や花嫁の兄が同行するのって新婚旅行と言えるのでしょうか?
クラーク王子はふたりきりになれないことを早速嘆いています。
馬車も男女で分けられてしまいました。
こちらは女子馬車の様子。
さすがは王室の馬車、すばらしい装飾に感動するブリアナでしたが、なんで自分まで新婚旅行に同行するのか、友人が新婚旅行に同行するなんておかしいと言い出します。
確かにまっとうな意見ですよね。
しかも花嫁の兄まで……兄がいたらいちゃつきにくいですよね。
でもこの大人数の新婚旅行がレティシア流の新婚旅行のようです。
しかも隣国の王子であるルイ王子までいます。
ルイ王子は彼の国の王室でお世話になる予定だから必要なメンバーらしいですが……なにか騒動を起こさないことを祈るばかりです。
レティシアの本心はこうでした。
あの口づけをした夜から、クラーク王子の顔を恥ずかしくてまともに見ることさえできません。
ましてや二人きりでの新婚旅行だなんて、考えられません。
なので、この大人数での新婚旅行となったわけです。
男子馬車では、早速ルイ王子がマリアと一緒がよかったとわがままを言っています。
それを言ったらクラーク王子だって、レティシアと一緒がよかったですよね。
隣国であるデルバラン王国には一日では着かないので、今日は宿に泊まることになりました。
立派な宿に、一日中馬車に乗って疲れた一行からは歓声があがります。
しかしなんと宿でも男女別の部屋割りとのこと。
ブリアナじゃなくても、ツッコミをいれたくなりますよね。
せめて新婚夫婦は同じ部屋で泊まるべきでは……。
ブリアナはクラーク王子も同じ部屋がいいですよね?とクラーク王子に話を振ります。
レティシアを見つめるクラーク王子、クラーク王子もあの夜を思い出したのか顔を真っ赤にして別室でもいいと言います。
クラーク王子にも意外にヘタレな一面があったのですね。
お風呂、夕食をとり、一行はもうクタクタ。
各自寝る支度に入ります。
そんな中、レティシアの部屋の窓に何かが投げつけられました。
窓の下を見ているとそこにいたのはクラーク王子!
夜の散歩へ行こうというお誘いでした。
暖かい格好に着替えて、クラーク王子と一緒に馬に乗ります。
夜風がとても気持ちいい夜の散歩。
やがて丘の上へやってきました。
街の明かりがとても綺麗です。
これをクラーク王子はレティシアと一緒に見たかったそう。
クラーク王子とレティシアは隣り合って座ります。
そしてクラーク王子は、二人でいろんなところへ行こうと言います。
今はまだ王と王妃のいる比較的気楽な身、国を継ぐ前に庶民の暮らしぶりや他国での暮らしを経験するように、父である王も言ってくれているようです。
そしてクラーク王子はレティシアと結婚出来て、自分は幸せ者だと言うのでした。
その言葉に胸を打たれたレティシアは自分からクラーク王子にキスをします。
そして二人は何度もキスをするのでした。
翌朝の朝食の席、どこかぎこちない二人の様子に周りはなにかあったことを悟ります。
ナディルと結婚したいブリアナ、マリアと結婚したいルイ王子には羨ましく思えるのでした。
それぞれの思いを乗せて、旅は続きます。
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