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国民ボタン【12話ネタバレ有あらすじ・感想】迫る、悪魔の指定した日。

ネタバレ&感想

こちらの記事では『国民ボタン』(鈴木大四郎)12話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。

 

悪魔による国民ボタンの騒ぎがひと段落ついた頃、再び悪魔は人類に国民ボタンをつけた。

今度の国民ボタンはひとりひとりの手につけられるタイプで、全員参加型とのこと。

政府側は黒ボタン狩りになりすまし、いち早くボタン押下者のもとへかけつけることにより、黒ボタン狩りから押下者を保護する作戦をとりました。

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国民ボタン【12話あらすじ】

悪魔の指定した期日が近づいてきました。

梅鉢の作戦もあって、このままだと人類は助かりそうですが……

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国民ボタン【12話のネタバレと感想】

悪魔の指定した期日まであと3日となりました

屋上でタバコを吸って、休憩をする田端。

そこにコーヒーを持って、梅鉢が現れます。

なんとか黒ボタン狩りも落ち着いてきたとのこと、田端にも無理をさせて悪かったと梅鉢は言います。

田端はコーヒーのひとつじゃチャラにならないと返し、梅鉢はこれが終わったら何でもごちそうすると約束するのでした。

田端は不意に今まで思っていた疑問を口にします。

それは、悪罵とは何者だということ。

悪魔はなんのためにこんなことをしたのでしょうか。

それは梅鉢にも答えが出ない疑問でした。

 

いよいよ悪魔の指定した日まであと1日と迫ってきました。

政府では官僚による会議が行われています。

現在の押下者率は38%、なかなかいい数字ではないでしょうか。

官僚たちはすでに事件は終わったつもりで、始めはどうなるかと思ったけど、終わってみたらあっさりしたものだった、なんて言っています。

まだ期限を迎えてもいないのに……。

 

街の人々もそれは動揺で、すでに自分たちの勝利を確信していました。

街が大騒ぎです。

テレビでもまもなく新国民ボタンの期限を迎えようとしている中で、喜ぶ国民の姿を放送しています。

それを冷めた目で見つめる男がいました。

この男は何者なのでしょうか?

 

一方、警察も何とか過半数を超えずに済みそうと安心した空気が流れていました。

これも梅鉢の作戦のおかげですね。

しかし梅鉢本人はまだ安心していない様子です。

最後の最後まで気が抜けないようです。

 

そんな中、緊急国民ボタン警報が鳴り響きました。

今は期限まであと15分を切ったところ、ここにきて一気にボタンを押すものが増え、なんと40%を超えてしまいました。

どうして急にこんなことになってしまったのでしょうか。

もしかして、このままだとまだまだ過半数まで余裕があるし助かると思うけど、何のためにもボタンを押しておこうと思った人々が押しているのではないでしょうか?

 

街でもボタンの押下率の上昇に気が付いたようです。

絶対押さないようにと叫ぶものもいます。

ボタンを押したものは、その場で取り押さえられリンチが加えられました。

そして殺せばリセットされると、ボタンを押してしまった者を殺そうとします。

 

期限まで残り10分を切りましたが、ボタンの押下率の上昇は止まりません。

何かとめる方法はないのかと騒ぐ閣僚でしたら、こっそりとテーブルの下でボタンを押す閣僚もいました。

 

あと5分という段階で押下率は46%を突破しました。

国民ボタン押下者隔離ホテルの一室では、あの家族の子どもが泣いています。

この家族は子どもたちにだけボタンを押させたようですね。

そしてもしパパとママになにかあったら、あの老夫婦に後のことを頼んでいるみたいです。

老夫婦は自分たちだけ助かることに罪悪感を抱いているようですが、家族の父からしたら安心できるようです。

 

さて、残り1分を切りました。

押下率は49%です。

いよいよカウントダウンが始まりました。

ボタンを押す者は50%を超えてしまうのでしょうか?

人類はみんなで生き残れるのでしょうか?

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