こちらの記事では『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)8話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
幼少期から妃候補をして厳しい教育を受けてきたレティシア。
余りの厳しさに逃げ出したくなることもしばしば。
そしてある夜会にて、クラーク王子から婚約破棄らしき言葉を告げられ、喜ぶレティシアでしたが……。
前回のお話では、隠し部屋のクラーク王子の私室で甘い夜を過ごした二人。
それが恋愛耐性のないレティシアには耐えきれなかったことのようで、隠し扉を大理石のテーブルで塞いでしまいます。
妃教育から逃げたい私【8話あらすじ】
隠し扉を閉ざされたことを怒るクラーク王子。
レティシアになんでこんなことをしたのか問い詰めます。
妃教育から逃げたい私【8話のネタバレと感想】
クラーク王子は隠し扉がテーブルで塞がれていたことにご立腹の様子です。
笑顔で怒る王子が怖くて、思わず視線をそらしてしまうレティシア。
どうしてそんなことをしたのか?とこれは本気で怒っている様子です……。
そんなの答えは一つ、クラーク王子がレティシアにとって恥ずかしいことをするから。
その言葉を聞くと怒っていたはずの王子は、満面の笑みを浮かべてレティシアはいちゃいちゃするのが恥ずかしいのか……と抱きしめてきます。
それで自分が来れないようにするなんて……なんて可愛らしい考え……というのがクラーク王子の発想みたいです。
ひとまずクラーク王子がご機嫌になってよかったですが、侍女のマリアは気の毒そうにレティシアを見つめています。
しかしここでクラーク王子はひとつ忠告をします。
今度またこういうことをしたら、君に優しくできないかもしれないと。
強制的にもうこういうことはしないと約束されるレティシアなのでした。
レティシアは兄に相談します。
婚約者が隠し扉で会いに来るなんて何でもない……という兄に、クラーク王子のセクハラを告げ口します。
婚約者なんだから多少のことで騒ぐなという兄、まあ、それもそうなんですけど……クラーク王子の場合、度を越していると言うか……。
クラーク王子は恋愛に不慣れなレティシアを見て、面白がっている面もあるのかもしれませんね。
他の男性で恋愛耐性をつけるわけにもいかず……兄はひとつのアイデアをレティシアに授けます。
その晩、隠し扉を使って、クラーク王子がやってきました。
扉が開くなりレティシアに抱き着こうとする王子に、レティシアはストップをかけます。
勇気を出して、クラーク王子は触り過ぎだというレティシア。
クラーク王子は婚約者だし、レティシアが大好きだから触りたくなると言いますが、レティシアは断固として拒否します。
これ以上触ってきたら、もうクラーク王子の名前を一生呼ばないと宣言します。
これにはさすがのクラーク王子も堪えたようです。
一生、妻から名前を呼ばれない……確かにこれは酷過ぎます。
なので、今後お触りは禁止、それに部屋にくるときは事前に教えてもらう約束を取り付けることができたのでした。
兄の作戦は大成功でしたね。
翌日、心理的なストレスから解放されたレティシア、ブリアナとのんびりお茶を飲んでいます。
ブリアナ曰く、クラーク王子がちょっとかわいそうとのことですが……。
そこへ侍女がクラーク王子の予定表を持って決ました。
レティシアに会いに来る予定がびっしりと書き込まれています。
回数も制限しておけばよかったですね……。
ついでに口説くのも禁止にしておけば……。
もう一度同じ手を使えるかどうか、考えるレティシアでしたが、何度も使ったら効き目がなくなってしまいますよね。
それにブリアナが言うには、口説くのまで禁止にしたら、レティシアに好きになってもらう方法はなく、テンパった王子に手籠めにされる可能性もないとは言えません。
これにはレティシアも返す言葉がないのでした。
それでも王宮を抜け出したいレティシアは部屋の壁の脆そうなところを狙って、穴をあけることにしました。
なんとか人は一人抜け出せる程度の穴ができ、レティシアはその穴をくぐようとします。
上半身は上手く外にでましたが、下半身が抜けません!
そんなタイミングでクラーク王子が現れました。
クラーク王子も困惑している様子です。
どうやらレティシアは王宮に来てから太ってしまったようです……。
なんとか王子は引っ張り出そうとしますが、抜けません。
腰のあたりを持ってやっとすこしずつ動いてきました。
なんとか抜け出すことのできたレティシアは、思わずクラーク王子に抱き着くのでした。
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