こちらの記事では『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)6話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
幼少期から妃候補をして厳しい教育を受けてきたレティシア。
余りの厳しさに逃げ出したくなることもしばしば。
そしてある夜会にて、クラーク王子から婚約破棄らしき言葉を告げられ、喜ぶレティシアでしたが……
前回の話では、王宮に連れ戻されたレティシアが何とか逃げ出そうと奮闘するものの、すべて残念な結果に終わってしまいました。
妃教育から逃げたい私【6話あらすじ】
再び王宮に軟禁されてしまったレティシア。
どうしても逃げ出したいのには、深い理由があり……
妃教育から逃げたい私【6話のネタバレと感想】
レティシアの主張はただひとつ、自由になりたいということのみです。
しかし話相手のブリアナにも、いい加減諦めるように窘められます。
クラーク王子のレティシアへの執着はものすごいものがありますからね。
今まで何度も王宮から脱出しようとレティシアはしましたが、ことごとく王子に邪魔されています。
もはや四六時中見張ってるの?と言ったレベルで、王子はレティシアは逃げないように見張っているようにも見えます。
のん気にお菓子を食べながら話すブリアナでしたが、レティシアは食欲もない様子。
ブリアナ曰く、基本であるお茶を飲む体勢だけでも、ブリアナとレティシアでは比べ物にならない程、レティシアの所作は完璧でした。
嫌々ながらも、受けていた妃教育が身に沁み込んでいるんですね。
レティシアはただ駄々をこねているだけではありません。
7歳のときに妃教育が始まって以来、自由な時間がまったくなかったことが不満なのです。
それ以前の楽しい記憶があるだけに、辛いんでしょうね。
遊ぶこともできず、友達に会うこともできず、間違えたら叱られ、泣いてしまっても叱られる……そんな妃教育の日々は、子どもであったレティシアにとって地獄のようなものだったのかもしれません。
婚約破棄さえされれば、自由の身になれる……それだけを信じてきたのに、あっさりとクラーク王子と結婚してしまったら、レティシアのこの気持ちはどうなってしまうんでしょうか。
ブリアナ曰く、だいぶ拗らせているようですが。
夜、昼間にブリアナと話したことで過去を思い出してしまい思い沈むレティシア。
しかしまだ諦めたわけではありません。
レティシアは記憶をたどり、王宮の地図を描いていました。
いまレティシアのいる部屋は地図上では倉庫、つまり隠し部屋なのです。
となると、外への隠し通路があるはずですよね。
何でも王宮には隠し通路も多いのだとか……。
確かに王族に何か危機が迫ったときに必要になるのかもしれません。
部屋の中でどこか怪しい場所はないか探すレティシア。
すると床に不自然な取っ手を見つけました。
おそるおそる開けてみると……そこはただの床下収納でした……。
便利だけど、脱出の役には立たなそうです。
他に怪しいのは本棚です。
たくさんの本が並ぶ中、その中にクラーク王子の日記という、明らかにあやしい本が入っていました。
興味をひかれるレティシア、もしかしたら弱みを握れる可能性もあります。
その本を手に取ると、なんと本棚が動き出しました!
そしてもうひとつ、別の部屋へと繋がっていたのです。
やりました!脱出の可能性、ありです!
念のため、クラーク王子の日記帳は床に投げ捨てておきました。
喜んでその部屋に入り、窓から逃げようとするレティシア。
しかしなんとそこには、クラーク王子が待ち受けていました。
しかもベッドの上で満面の笑みを浮かべています。
もしかして、繋がった部屋はクラーク王子の私室だったのでしょうか?
これでは逃げようがありません。
レティシアのピンチです。
彼女はこのピンチをどうやって切り抜けるのでしょうか?
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