こちらの記事では『きみを愛する気はないと言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』(水埜なつ)10話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
政略結婚をしたエルサと時期侯爵であるユリウス伯爵。
新婚早々ユリウスに、エルサを愛するつもりはないと言い切られてしまいましたが、ユリウスはエルサに惹かれはじめ……。
指令を受け、バルニラ家の夜会へ行くことになったエルサとユリウス。
いったい何が待ち受けているのでしょうか……。
きみを愛する気はないと言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます【10話あらすじ】
密命を受け、バルニラ家の夜会に行くユリウスに同行するエルサ。
そこで待っていたのは……。
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きみを愛する気はないと言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます【10話のネタバレと感想】
夫婦そろってバルニラ家の夜会に行くことになった二人。
初めての夜会にエルサは緊張している様子です。
そんなエルサをユリウスは気にかけている様子。
バルニラ家に着くとエルサの弟・ハンネスも招かれていました。
王宮でハンネスは働いているので、バルニラ家の兄・ヤルモとも伝手ができて招待されたのだとか。
そこにバルニラ兄妹が登場しました。
その美しさを招待客たちが褒めたたえます。
バルニラ家の妹・セラフィーナはさっそくユリウス夫妻にも声をかけてきました。
そしユリウスに紹介したい人がいるからと言って、ユリウスを連れていってしまいました。
ユリウスの表情から、これがきっと今夜の夜会に来た目的だと察したエルサは、気持ちよくユリウスを送り出すのでした。
初めての夜会で一人になってしまったエルサですが、次期公爵の奥方に挨拶をしたい貴族はたくさんいます。
あっという間に多くの貴族に囲まれてしまいましたが、難なく挨拶を受けることができました。
たくさんのひとの挨拶を受け、疲れたエルサは飲み物を飲みながら、夜会の輪から外れます。
するとバルコニーでユリウスとセラフィーナが親し気に話しているのが見えました。
エルサの耳に、ユリウスにはエルサよりセラフィーナの方がお似合いという声が聞こえてきます。
そんな噂をする貴族の奥方を一蹴してくれたのは、エルサの友人でもあるレベッカでした。
エルサに気遣いの言葉をかけたレベッカは、軽食でも食べて気分転換しようと提案してくれます。
しかしエルサの胸中には、さっきのユリウスとセラフィーナの姿が焼き付いて離れないのでした。
一方、ユリウスの方は指令通り、リストに記載されていた人物の状況はだいたい把握できたようです。
そしてセラフィーナと親しい人物にも接触することに成功しました。
しかし前は仕事だと思えば女性に触れられても何とも思わなかったのに、今は無性にエルサに会いたいと思うユリウス。
そんなタイミングでハンネスがやってきて、エルサのところへ行って欲しいと言います。
ユリウスはハンネスと入れ替わり、うまくその場を抜け出すことに成功しました。
その頃、エルサは泥酔した貴族に絡まれていました。
そこにやってきたユリウス、エルサは自分の妻であることを宣言します。
そしてその貴族……ヘルコ子爵はターゲットのひとりでもありました。
ヘルコ子爵は慌てて、逃げるようにその場を後にします。
ユリウスは助けにいくのが遅くなったことを詫び、エルサは仕事の邪魔をしてしまったことを詫びます。
そしてユリウスは仕事の邪魔はしていないこと、ロイアス家の妻としての受ける挨拶だけでも大変だっただろうとエルサを労うのでした。
そして今夜のドレスはよくエルサに似合っていることを告げます。
エルサは嬉しそうにうなずくのでした。
後日、ユリウスは王宮でセラフィーナに挨拶もしないで帰ってしまったことを詫びます。
一足早く謝罪の手紙ももらえたし、彼女はそんなに気にしていない様子です。
あの夜会以降、ユリウスの本命はセラフィーナである、妻はお飾りであるという噂が流れているようです。
セラフィーナはまんざらでもない様子ですが、ユリウスはきっぱりと誤解されたくないから慎重に行動してほしいと言います。
そして去っていくのでした。
このことはセラフィーナのプライドをへし折ります。
そして怒りの矛先はエルサへと向かうのでした。
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