こちらの記事ではめちゃコミックオリジナル『皇妃様の育児論~2度目は失敗いたしません!~』(Anne/Steak/Jaha)7話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
1度目の人生で、息子のレオンと心を許してくれていた皇太子アセンシオを死なせてしまった第二皇妃のエリサ。
息子のレオンに至っては、強く育てるためにあえて厳しく接し、生き残ってもらおうとしたけれど…
結局エリサに利用されていると思い違いをしたまま、レオンは絶望のまま自らその命を絶ってしまいます。
目の前で起きたその出来事に、エリサは絶叫しながら意識を失い、目を覚ますと、死んだはずの息子が幼い姿で目の前に。
2度目の人生は、息子も皇太子も守ってみせる!
エリサは、2度目の人生にリベンジを誓うのでした。
皇妃様の育児論~2度目は失敗いたしません!~【7話あらすじ】
息子の6歳の誕生日パーティーを開催したエリサは、そこで魔塔の主である師匠と息子が仲の良いことをアピールしたり、侯爵に手を組むよう持ち掛けます。
それはすべて、息子と皇太子を守るため。
危険を承知で周囲の地盤を着々と固めていこうと動きます。
皇妃様の育児論~2度目は失敗いたしません!~【7話のネタバレと感想】
エリサはレオンの6歳の誕生日パーティーに自分の師匠を呼び寄せることに成功しました。
師匠は冷笑しながらエリサのドレス姿を誉めます。
それに対し、エリサは余裕の表情でかわしながら、他の招待客と挨拶をしてはいかがと師匠に促します。
師匠と弟子の関係にしては冷めきっていますが、これが二人の仲なのでしょうね。
そしてパーティー会場に第一皇妃と第二皇子が到着。
エリサは師匠に1枚のメモを渡すとその場を去り、招待客の前で大々的な挨拶を行います。
その内容は、魔塔の主である師匠がレオンのためにわざわざ仕事を残してまで来てくれたという賛辞でした。
もちろん師匠としては、エリサとの仲は冷めきっているため驚いた様子で、どういうことだと抗議を入れようとしますが、エリサが目線で制します。
ここでエリサのいるアティエン帝国での派閥について説明が入り、皇帝と東部貴族派、西部貴族派、中立派となる中央貴族が権力を並べている状況とのこと。
そして新勢力のため弱い立場にある皇太子派は、中立派と皇帝派の一部が混ざり合った派閥です。
弱い立場の皇太子派は今までほかの派閥からは放置されていましたが、今日のパーティーで西部貴族が第二皇妃を通して皇太子派と結託していると思われれば、皇太子派と第二皇妃にまで危険が迫るかもしれません。
しかし、エリサはすでに覚悟を決めていました。
すべては、幼い息子と、自分を慕ってくれる皇太子のため。
エリサはブレミール侯爵へ近づくと、自分たちと手を組むかどうか選択を迫ります。
はじめ、侯爵は聞く耳をもちませんでした。
キツネを追い出すのに危険な獣を呼ぶ必要はないと。
しかしエリサは、自分たちの敵はキツネではないと言い返します。
本当の敵は皇帝である、そう告げたエリサに侯爵は驚きます。
そして、侯爵が手を組まずとも、皇太子を守ると言い切ります。
予想外の展開に戸惑う侯爵は、そばで話を聞いていた皇太子にどうしたいのか尋ねます。
皇太子は、第二皇妃を信じると、力強く言い切るのでした。
さて、皇太子のこの言葉で、きっと侯爵は仲間になってくれることでしょう。
師匠も今後、きっと良きサポート役になってくれるでしょうし、エリサの地盤は着々と固められていきそうですね。
息子と皇太子。二人の命運を握るのは、エリサの行動次第だなんて、すごくプレッシャーだと思うのですが、エリサには頑張ってハッピーエンドにしてもらいたいものです。
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