こちらの記事ではA-LIPS『強面後輩くんと同居することになりまして』(伊於)6話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『強面後輩くんと同居することになりまして』は、強面後輩である和田里祥馬(わたりしょうま)と同棲をはじめた仁船律(にふなりつ)のお話です。
お話は今回で最終回!!
和田里に告白されて、悩んだ律の答えは…?
強面後輩くんと同居することになりまして【6話あらすじ】
和田里と律のルームシェアの期限は元々、律の案件が落ち着くまでの期間限定で、そんな中、忙しかった律の案件が無事、終わります。
そうして、新しい部屋を探し出す律。
一方で、そんな律から話があると告げられた和田里は…?
強面後輩くんと同居することになりまして【6話のネタバレと感想】
『強面後輩くんと同居することになりまして』6話の内容をネタバレしてしまうと….
・律の答えを聞きたくない和田里は…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
新しい部屋を探す律
お話は今回で最終回!!
そんな最終回ですが「もう1話足りない」っていう、多くの読者の方の作品レビューに関しては、読むとすごく納得できます。
ここで終わりかぁ!!!と面白かった一方で、もう少しだけ2人の関係が見たいお話だった今回。
そんな内容を、順に説明していきたいと思います。
まずは、期間限定だったルームシェアが終わります。
…2人のルームシェアが期間限定だったのは、読んでる中で忘れていました。
たしか、律が前の家を彼氏だった弘樹を追い出すために今すぐにでも解約したくて、そんなことから和田里とルームシェアをするなんてきっかけができたんですよね。
そんなことから和田里は、「律の取り組んでいた案件がひと段落した」なんてことを聞かされて、少し不機嫌気味な表情に変わります。
「…そう、ッスか。じゃぁ、出てくんすね」
もうそんな台詞がめちゃくちゃ切なく思えたシーンです!!
一方で、律の方も出ていくために家を探すのですが、探す際にふと「このキッチンなら、和田里君も料理しやすそう…」なんて考えてしまうんですよね。
そうして、そう考えた自分に自己嫌悪に陥る律。
出ていくって決めたのに、和田里に対して未練がある。
もう、そんな風に色々もやもやしちゃう律の姿は、見ていて応援したくなります。
それから…そんな悩んでいた律ですが、たまたま父親と会話する中で、少しだけ気持ちの整理ができます。
ちなみに、この律の父親の台詞は読んでいるこっちも元気が出るような台詞ですので、気になる方はぜひ、本編を読んで見て下さいね!!
律の答えを聞きたくない和田里は…?
「少し、話せるかな」
場面は、律が和田里に自分の気持ちを明かそうとする展開なのですが、別れ話を聞かされると感じた和田里はもう限界でした。
律から別れを告げられる前に自分から話しだす和田里。
「いつ出てくんすか?引っ越しの手伝いっていります?俺、有休取ってもいいし、俺が嫌っていうなら俺はその日、家にいないことにするんで…大丈夫ですよ。俺、分かってます。…分かっているけど、ちょっとだけ、諦めきれないだけですから…」
もう、このシーンの和田里はもう、傷ついた顔をしていて。
こんなの絶対、ほっとけないなんて思える表情です。
特に普段が強面のギャップもあって、もうめちゃくちゃ惹かれる和田里の表情ですよね!!
「引っ越さないよ!!あのね、聞いて和田里君。私、引っ越そうと考えてもどうしても、和田里君のこと考えちゃうの!!」
そうして、一方の律も自分の気持ちを告げることにして。
そこで、和田里の告白に答えを出せないのは【恋の始め方が分からないから】と告げる律。
元彼を引きずっているわけでも、和田里が嫌なわけでもなくて、和田里のことは気になるけど、恋ってどんなものかわからなくなってしまったと正直に告げるんですよね。
「だから…すこしだけ。和田里君のことを好きになるまで、待っててくれる?」
もうこのシーンはそんな風にお願いする律と、そんなお願いを聞いて、別れ話じゃないとめちゃくちゃ安心する和田里とのやり取りが本当に良いなぁと思えたシーンでした。
なのでお話は、両想いではなく…【律が好きになってくれるのを和田里がゆっくりと待っている】なんて終わり方で…。
うーーーーーん!!!!!確かに、あと1話欲しいって気持ちが凄くわかります!!
それでも読んでいて、すごく読みやすくて、面白い展開でおすすめできる作品です。
もし、続編なんかがあれば、また応援したいと思えるカップルでした!!
お話は可愛くて、読んでいてどきどきしながらもあったかくなるような、凄く面白い作品でした!!!
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