こちらの記事ではマンガリータ『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』(原作:イアム 作画:和時シキ ネーム構成:山口しずか)の15話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』は、事故に遭い、恋人の司清貴(つかさきよたか)の記憶だけを失ってしまった椎名優羽(しいなゆう)のお話です。
優羽が他の男といることに嫉妬してしまう司は…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【15話あらすじ】
優羽の姿を見つけたことから、同僚の大倉(おおくら)と、そんな大倉のことが好きな白川(しらかわ)と共に、ボートゲームが置いてあるカフェに入った司。
そこで司は、優羽と少しだけ会話ができたものの、それ以上、踏み込むことはできませんでした。
そうして、そんな優羽には、距離が近い東條(とうじょう)という男がそばにいて…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【15話のネタバレと感想】
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』15話の内容をネタバレしてしまうと….
・司は、優羽にベタベタする男に嫉妬して…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
優羽と会話ができた司
お話は変わらず、司視点の回想シーンになります。
司が少しずつストーカーっぽくもなってきましたので、そこら辺も詳しく紹介していきますね!!
まずは、前回のお話で優羽と司が、PUZZLEと呼ばれるボードゲームが多く置かれたカフェで出会うこととなりました。
同じジェンガを取ろうとして急接近した2人。
けれど優羽は、以前、エレベーターで出会った時(8話)の頃のように見知らぬ男性である司にびくびくすることは無くなって、少しですが普通に会話ができていました。
これ、東條との特訓の成果なんですかね?
男性恐怖症だったはずの優羽は、男性が近づいたりするだけでもびくびく震えていたはずで…それが今回、司と近い距離にいても、ある程度会話ができていて…。
優羽の男性恐怖症が少しずつ良い方向へと進んでいっている様子が見えますよね!
一方で、今回、そんなふうに優羽と実際に会話できた司は、もうすっかり優羽に夢中で、その後もちらちらと優羽のことを目で追っかけます。
それは側で見ていた白川にもわかるほどで、あの人が司の片思いの人だと納得する白川。
そうして、このシーン読んでいて面白いなぁと思うのは、白川は大倉のことが好きなのですが、大倉の方は白川は司のことが好きなんだと勘違いして。
少しごちゃごちゃしているこの3人のやりとりも、見ていて面白い展開でした!
司は、優羽にベタベタする男に嫉妬して…?
優羽と念願だった会話ができた司ですが、優羽の傍にいた男のことが気になり始めます。
優羽とは親密そうなその男。
男性恐怖症なはずの優羽なのに、触れられたりしても優羽は拒否していなかったのが、司は余計に気になってしまう部分でした。
そうしてその後、優羽とのメールのやり取りの中で、男の名前が東條だということ、そして、そんな男が優羽の友人の瑞希が、優羽の男性恐怖症を克服させるために連れてきた男だと知ってもやもやしてしまう司。
そんな司は、『あんまり無理をしすぎてもよくないよ。男性が近づくのが嫌なら、きちんと断ってね』なんて、ついついメールで送ってしまうのです。
司の嫉妬が制御できなくなっているのがよく分かりますよね!
それから、今回気になる点はそれだけじゃなくて、実は司はその頃から、帰宅するときは時々PUZZLEの前を車で通って、優羽がいないか気にしていたんですよね。
『これって、ある意味ストーカーだよな』なんて、自分がストーカー行為をしている自覚もある司。
なんというか、母親のトラウマもあって、女性を本気で好きになったことがない司だったので、優羽にこうして変に執着してしまう気持ちもわかる気がします。
不倫をして夫に捨てられて、それから不倫相手にも捨てられてから、司に執着している母親。
結局、司はそんな経験から女性不信になりかけて、誰にも本気になれない日々を過ごしていました。
けれどそんな中で、優羽に出会ってしまって、優羽のことだけが特別に思えている司。
ストーカー行為が暴走することがなければ良いのですが…?
今後、お話はどうなってしまうのか?
次回も気になる内容です!
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