こちらの記事ではマンガリータ『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』(原作:イアム 作画:和時シキ ネーム構成:山口しずか)の16話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』は、事故に遭い、恋人の司清貴(つかさきよたか)の記憶だけを失ってしまった椎名優羽(しいなゆう)のお話です。
司は年末年始に、執着気味の母親の元へ帰宅するのですが…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【16話あらすじ】
優羽に背中を押されるようにして、実家に帰宅することにした司。
そんな司は以前から、自分に執着気味な母親のことは苦手としていましたが、優羽とのやりとりの中で母親のことも受け入れようとしていました。
しかし、帰省したその日、母親はとあることから大きなショックを受けており…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【16話のネタバレと感想】
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』16話の内容をネタバレしてしまうと….
・あれ以来、優羽に返信できないでいる司は…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
司の母親の事情
お話は今回も、司視点の回想シーンとなります。
結構長い間、この回想シーンも続いていますよね?
原作が小説ということもあり、凄く丁寧に過去の描写が描かれているのですが…正直、ちょっと長すぎるなぁなんて感じていたものの、今回のお話を読むと、色々と動き出す部分が多くてそんな気持ちも吹き飛びました!!
そんな事件について、今回詳しく語っていきます!!
さて、今までは話題でしか出てこなかった司の母親がまさかの登場です。
14話、15話の中で、優羽から家族の話題となり、『お母さんのことちゃんと大事にしないと駄目だよ』なんて言われていた司。
そんな司の母親ですが、不倫の末に夫には捨てられ、そうしてその後、不倫相手にも捨てられて、それからは司にべったりとなるなんて、実は結構、問題のある母親でした。
ですが今回、優羽からの言葉を受けて司は、たまには母親に会いに行っても良いかもしれないと1度実家へ帰ることとするんですよね。
…ただ、このお話、結構重たい内容で!
司がそんな風に、少しだけ母親に歩み寄ろうとした一方で、母親の方はとある出来事から精神的に不安定となっていたんです!!
そんなきっかけは、母親が浮気したときに別れた夫が、最近亡くなったという連絡があった時のようで、既に新しい家族のもとで送り出された元夫。
ですがそんな連絡を元夫の家族から受けて、母親は余計に壊れてしまったのです!!!
なので、久々に顔を出した司のことを、その元夫の名前で読んだり、縋ろうとした母親。
そんな母親の元から司が逃げるシーンがめちゃくちゃ胸が痛くなる展開でした。
歩み寄ろうとした中で、完全に母親が壊れてしまったことを知った司。
そうして、母親の元を飛び出した司は、たまたま街中で話しかけてきた顔見知りの女性につれられ、身体の関係をもって…?
あれ以来、優羽に返信できないでいる司は…?
今回、司の母親に関しての内容を詳しく説明しましたが、実際のお話の中では、司の誕生日をメールで優羽が祝う凄く微笑ましい展開があったり、司の同期の大倉(おおくら)と大倉に気がある受付の白川のぎくしゃくした関係があったりと、実は、凄く読んでいて面白い内容もたっぷりありました。
この大倉と白川の関係を説明すると、勇気を出して大倉に告白した白川。
ですが、大倉は、【白川のことを考えると苛々してしまうから】なんて理由で振ってし舞うんですよね。
どう見たって、白川のことが好きにしか見えない大倉の、そんな小学生みたいな理由は本当、可愛いなぁと思える展開です。
さて、そんな中で起きた、司と母親の間に起きた今回のトラブル。
そんなことから色んな事が投げやりになってしまった司は、あんなに楽しみにしていた優羽へのメールの返信すら辞めてしまいます!!!
優羽と司、そうして、大倉と白川の関係は一体どうなってしまうのか?
次回のお話も楽しみですね!!!
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