こちらの記事ではマンガリータ『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』(原作:イアム 作画:和時シキ ネーム構成:山口しずか)の12話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』は、事故に遭い、恋人の司清貴(つかさきよたか)の記憶だけを失ってしまった椎名優羽(しいなゆう)のお話です。
偶然にもまた、優羽と顔を合わせた司は…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【12話あらすじ】
優羽がこの近くで花火を見ると知って、また会いたいなんて感じた司。
ですが、詳しくは聞き出せずに、気づけば花火大会の日が迫っていました。
そうしてその日、たまたま同僚の大倉(おおくら)と屋上に向かった司は…?
遠回り~それでも好きになっていいですか?~【12話のネタバレと感想】
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』12話の内容をネタバレしてしまうと….
・司と優羽の再会は…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
優羽のことが特別に思えていた司
お話は、変わらず司視点での回想シーンです。
たまたまメールのやりとりをすることになった優羽のことが気になり出している司。
以前に、少し明るくなった優羽の姿を見たときから、優羽のことを考えるとドキドキして、もう1度会いたいなんて考えていました。
そうして、そんな中で近くの花火大会を見に行くという優羽の話を聞いて、さりげなく探りを入れようとする司ですが、結局聞き取れたのは、花火大会はどこかのビルの屋上で見るということだけでした。
このシーン、『遊べる女は他にもいるのに、優羽のことを考えたりして最近は寂しく思える』なんて司のセリフがありましたが、少しずつ優羽のことを特別に感じ始めている司。
そんなふうにぼんやりと考える司が、凄く印象的なお話でした。
司と優羽の再会は…?
どこのビルで優羽が花火を見るのかわからずにいた司ですが、同期の大倉に連れられて花火大会のその日、自社ビルの屋上へと向かいます。
なんでも、たまたま司の勤める会社の屋上も解放しているようで、もしかしたら…なんて期待をして屋上に向かった司。
そうしてそこで…優羽の姿を見つけます!!
これがどこのビルの屋上か聞き出してから会いに行っていればストーカーのようにも思えますが、今回に関しては本当に、偶然出会った感じなんですよね。
それでも優羽がいると知って嬉しくなる司。
普段は女性に誘われてもつまらなそうな態度の司ですが、今回に関しては、たまたま「一緒に見ましょう」なんて誘われた女性の席に向かえば、優羽とも少し近い距離に座れるとあって、自分から誘われた女性の元へと向かいます。
屋上のベンチに見知らぬ女性たちと座りながら、花火を見ているふりをする司。
ですが、実際に司が気にしていたのは、自分の横のベンチに座る優羽のことでした。
優羽が花火を見て嬉しそうにしたり、声を上げている様子が可愛く思えてついつい盗み見てしまう司は、そんな中で優羽が瑞希と会話している内容も少し盗み聞いていました。
花火の写真を取りながら、「上手く撮れたら司さんに送るんだ」なんて話す優羽。
確かに、好きな相手がこうして、自分のことを考えてくれていると知ると嬉しくなりますよね!
さて、そんな出来事もあって、司は優羽に自分がここにいるんだとつい、知らせたくなってしまいます。
男性恐怖症の優羽を思って必要以上に接近せず、メールだけの関係にしようと距離を置いていたはずの司。
ですがどうしても、司は我慢できなくなってしまうんですよね。
そうして今回、そんな司が花火が打ちあがった音に紛れて、「春子」と名前を呼んでしまうのです!!!
…お話は、そんな気になりすぎるラストで終わってしまいました。
「春子」と優羽がメールで使っている偽名を呼んだ、そんな司の声は優羽に届くのか…?
それとも花火の音に紛れて聞こえないままなのか…?
お話は次回が凄く気になる展開です。
次回のお話も楽しみですね!!
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