こちらの記事では『悪役令嬢、時々本気、のち聖女。』(武浦すぐる)37話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
この物語は内気な令嬢・エリカが敢えて悪役令嬢を演じることにより、社交的になろうと奮闘する物語です。
前回の話では、採掘師の起こした騒動を無事に収めたエリカ。
街の人々に感謝されるのでした。
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。【37話あらすじ】
警備士たちをやり込め、謝罪させたことにより街の人気者となったエリカ。
街の人々に口々にお礼を言われます。
まるで正義の味方のようです。
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。【37話のネタバレと感想】
一件落着して宿屋に戻ったエリカでしたが、さっき買った恋愛成就の壺が割れていました。
きっと包み方が甘かったんでしょうね。
お店で交換……いいえ、これは一点物の壺、そういうわけにはいきません。
ネルは明日の散歩のときに一緒に行くので、自分がしっかり抗議するとのこと。
ディナーのとき、ネルはお嬢様は貴族なんですよね?と聞いてきました。
何でも店にたむろしていた採掘師をやっつけたと、街中その噂でもちきりなのだとか。
うーん、わがままなお嬢様を演じる予定が、正義のお嬢様になってしまいましたね……。
エリカ自身は、自分はそんなに立派な人間ではないんと思っているようですが……。
翌日、街に出るとさっそく街のひとにこれを掛けられます。
とてもスッキリしたとのこと。
あんなに柄の悪い男たちに一人で立ち向かうなんてすごい、立派などと次々と賞賛の声が掛けられました。
ちなみに恋愛成就の壺は店の主人に相談したら「新品同様に修理してくれたとのこと。」
平謝りする主人でした。
しかも勘違いでお代を多く貰っていたらしく……返金もしてくれました。
エリカは身体を張って街を守ってくれたのに……自分ももう二度と過ちは繰り返さないとのこと。
この店の主人、なんとなく怪しい気はしていましたが、やはり詐欺まがいの商売をしていたのでしょうか?
そんな主人に対しても、エリカは笑顔で礼を言うのでした。
宿に戻ると殿下にエリカがすっかり人気者になっていることを笑われる始末。
本当にエリカは危険なことにも臆さずに首を突っ込んでいきますからね。
でもそれは間違ったことではありません。
それにエリカのおかげで重かった街の人の口から、多くの証言がとれたとのこと。
警備士や採掘師への苦情を話してくれたそうです。
きっと押さえつけられていたものから解放されたんですね。
証言と不正の証拠が押さえられたので、これで王宮で訴えることができます。
きっとエサルドの街はよい方向に向かっていくんでしょうね。
と言うわけで、明後日にはこの街を出ることになりました。
エリカは途中で合流できるように、リザベルとコレットに手紙を書くとのことです。
殿下はエリカの体調を気遣います。
最近、無理が続いてましたからね。
今までなら、昨日のようなトラブルの次の日は熱を出したりしていたのでしたが……これも治癒石の効果なのでしょうか。
街の人々ももうエリカたちが出発すると聞いて、寂しがってくれている様子です。
エサルドの街の人にとって、エリカは英雄ですからね。
街を歩いていると、にエリカとレオンスお兄様が呼び止められました。
昨日名乗っていた偽名がバレてしまったようです。
高貴な名前を名乗り、警備士を脅すとは……ペレの命令によりエリカとレオンスお兄様を逮捕するとのこと。
エリカはこの危機をどうするのでしょうか?
本当の身分を明かすしかないのでしょうか……。
でもそれを言ったらもっと大騒ぎになるような気もしますし……。
エリカとレオンスお兄様はこの危機をどうやって切り抜けるのでしょうか。
気になる続きは、次のお話で!
続きがとっても楽しみですね。
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