こちらの記事では『僕は小さな書店員。』(青山はるの)10話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
書店員同士で付き合う正道と真希。
二人とも恋愛初心者で一歩一歩、恋を深める物語です。
前回の話では、真希の28歳の誕生日にテーマパークでデートをした二人。
いろいろありましたが、お互いの絆は更に強いものになりました。
僕は小さな書店員。【10話あらすじ】
真希の誕生日デートで更に仲を深めた二人でしたが、正道から会う回数を減らそうと突然言われてしまって……。
僕は小さな書店員。【10話のネタバレと感想】
誕生日デートを経て更に仲が深まった二人。
そんなとき、正道から真希にある相談が持ち掛けられます。
それは会う回数を少し減らさないかということ。
え?こんなに仲良しなのにどうして!?
正道は真希の暴走ぶりについていけなくなったのでしょうか……。
もちろんそんなわけはなく、最近、正道も仕事が忙しいためでした。
真希は快く了承します。
そんな真希に正道は不意打ちでキスをするのでした。
真希が店長になるとき、正道は忙しくなるのを予想しつつ応援してくれました。
今度は真希の番ですね。
真希にも実はやってみたい仕事があるようです。
ある日、真希は新堂に企画書を渡そうとしますが、なかなか受け取ってもらえません。
ずっとやりたかった企画とのことですが……。
その企画とは、大人女子向けの少女漫画の企画でした。
企画書を黙って読む新堂、放った言葉は懲りてないの一言。
ただでさえ売るのが難しい少女漫画を、現実の辛さを知っている大人女子が夢物語を呼んで楽しいのでしょうか?
真希は夢物語は大人こそ読んで楽しいと熱弁します。
真希は辛いときに少女漫画を読んで、久々に幸せな気持ちになった経験があるそう。
大人って確かにいろいろあるし、学生の頃に夢見たようにはいかないけど、だからってずっと落ち込んでるのも疲れちゃう……。
だから例え現実逃避だとしても、夢物語に癒されて、明日からまだ頑張れるように活力を取り戻してほしい。
そんな気持ちのこもった企画でした。
もちろん感情論だけではなく、売り上げデータに基づいた企画です。
ちゃんと地に足のついている企画は新堂を納得させるに足るものでした。
挑戦してみろとのこと。
真希は頑張ろうと決意するのでした。
帰り道、真希はさっそく正道に報告します。
正道も喜んでくれました。
真希は正道に新人教育の様子を聞きます。
順調とのことですが、声がこわばる正道。
うまく仕事を説明できなくて悩んでいるようです。
正道は今回の件でまた真希との差がついてしまったようで、ヤキモチをやいているようです。
しかもとっても寂しかったとか。
真希に会う回数を減らそうとせっかく決意して言ったのに、真希はあっさり受け止めるし、正道なりに寂しかったようです。
そんな正道に癒されて、真希も仕事を頑張っているんです。
正道は真希のそんなところが大好きなのでした。
真希にしてみればずるいのは正道で、電話1本で明日も頑張れるくらいなのに……。
翌日の閉店後、真希は残響して企画の準備にとりかかります。
人件費の関係でバイトは返しましたが、たくさんの仕事が山積みになっています……。
とにかくできるところまでやらないと!
そんなとき現れたのは新堂でした。
毎日こんなに遅くまでやっているのかと言われつつ、どうして自分にSOSを出さないのか怒られる真希。
部下のミスは上司のミス、身体を壊したらどうすると怒られてしまいました。
思わずときめいてしまう気持ちを必死でこらえる真希なのでした。
いつもは嫌味ばかりなのに、あまりの嬉しさについ真希は泣いてしまいました。
まるでアテ馬と新堂のことを言う真希。
その言い方はちょっと……でもこういうキャラっていますよね(笑)
真希としては褒めているつもりらしいのですが、それって新堂と付き合うことはないという意味ですよね。
新堂はふざけていると痛い目みると真希に忠告するのでした。
コメント