こちらの記事では『僕は小さな書店員。』(青山はるの)9話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
書店員同士で付き合う正道と真希。
二人とも恋愛初心者で一歩一歩、恋を深める物語です。
新人の教育係となった正道。
新堂と真希に支えられ、頑張ることを誓います。
一方、新堂は真希への気持ちに気が付き始めて……。
僕は小さな書店員。【話あらすじ】
もうすぐ真希の28歳の誕生日。
正道に直接なにが欲しいか聞かれて……
僕は小さな書店員。【話のネタバレと感想】
正道は真希に28歳の誕生日プレゼントはなにがいいか、直接聞きます。
真希は即28回分のキスと答えます。
いよいよ誕生日が近づいてきた真希。
正道は本当はサプライズにしたかったのですが、悩み過ぎて本人に直接聞くことにしたようです。
そこまで考えてくれて、その気持ちが嬉しいですよね。
真希はもう十分幸せなのでした。
が、一つの広告を指さしました。
真希の誕生日はテーマパークに行くことに決まりました。
新堂には、学生かと思い切りバカにされてしまいましたが……。
どうやら真希の憧れだった様子。
新堂は真希が可愛く見えたのは体調不良のせいだと思うのでした。
真希はちょうど手にした結婚雑誌が気になりますが、アラサーなんてことは無視して学生気分で楽しむことを決めます。
デート当日。
雰囲気に押された真希は耳をつけるのは止めようかと言い出します。
しかし耳の試着をする正道。
え、可愛い……。
正道は場の空気に染まって楽しくなってきたようです。
好きなひとの誕生日にテンションが上がった様子です。
真希もリボンのついた耳を選びます。
その姿をすぐに写真にとる正道。
真希が可愛すぎて仕方なかったらしいです。
二人で耳をつけて歩き出します。
結局、二人とも楽しみ切りたくさんのアトラクションにも乗りました。
つい歳を忘れて楽しんでしまったようです。
楽しかったようでよかったです!
ここで正道からプレゼント……と思いきや、公開プロポーズするカップルが!
少女漫画大好きな真希には憧れのシチュエーション!
いつか自分も……なんて言い出します。
あー……せっかく正道がプレゼントを渡そうとしたタイミングで……。
本当にタイミングが悪いというか……。
正道からのプレゼントはマフラーでした。
さっそくマフラーをつけてみるものの、二人の間を流れる妙な空気は止まりません。
ちょっと正道がこの場を離れました。
いったいどこへ行くんでしょうか?
大人になると誕生日ごとに結婚やら出産やら考えてしまって大変ですよね……。
そんなことは関係なく楽しみたいのに……。
ふと真希の頭に柔らかいものが触れました。
犬のぬいぐるみの手が真希の頭を撫でて、誕生日おめでとうと言ってくれました。
もちろん正道の仕業です。
正道は大きな犬のぬいぐるみを買いにいっていたのでした。
正道は真希との将来を考えていないわけではありません。
でも今はだめだと思ってしまって……
仕事もまだまだだし、実家暮らしだし……。
真希の両親にはプロポーズまがいの挨拶をしましたが、まだまだだと思っているようです。
正道は自分が頼りないからと言います。
真希は落ち込む正道を止めます。
そもそも真希は今日プロポーズされるなんで思っても見ません。
それに正道は自己評価が低すぎです!
結婚を焦っていないとは言い切れないけど、でも真希が今一番大事なのは正道。
真希は婚活より正道と恋をすることを選んだのです。
だから正道はゆっくりと大事にしたいんです。
翌日、新堂にはプレセントはマフラーとぬいぐるみと聞いてバカにしてきました。
でも今の真希にはこれでいいんですよね。
新堂は後悔しないようにと釘をさします。
このままのんびりしていたら、いつのまにか30歳を過ぎてお一人様なんてこともあると。
確かに先のことはわかりませn。
でも正道と一緒なら大丈夫、そう思える恋ををしている真希なのでした。
その言葉を聞いて新堂は心穏やかではありませんでした。
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