こちらの記事ではコミックBEAN『古田敦也がメガネに転生した件』(作画:堂仙こいる 原案:オトノ、楠風夏)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『古田敦也がメガネに転生した件』は、野球の神様によって、メガネに転生した元プロ野球選手の古田敦也(ふるたあつや)のお話です。
ある日の練習試合で、井手は古田が宿っているメガネを踏んでしまって…?
古田敦也がメガネに転生した件【4話あらすじ】
練習試合の中、井出久人(いでひさと)は古田が宿っているメガネを踏んでしまいます。
そうして、そんなことから突然、古田が消えてしまい、不安になって、試合に集中できなくなる井手。
それは赤江(あかえ)とのバッテリーにも表れ、そのまま点を取られてしまって…?
古田敦也がメガネに転生した件【4話のネタバレと感想】
『古田敦也がメガネに転生した件』4話の内容をネタバレしてしまうと….
・目覚めた古田は、試合に駆けつけて…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
古田の声が聞こえなくなった井手
お話は、1話の段階で、野球でメガネとか、絶対壊れるよな…なんて見ていたのですが、前回のラストでとうとう粉々になってしまいました!
そんなことから、一気に不安になってしまった井手。
確かに、プロ野球選手である古田のアドバイスを毎回、側で聞けていたのに、それが聞けなくなると動揺して当たり前ですよね?
そうして、試合では自分の力で相手選手の見極めができていたはずが、そんなのもわからなくなるくらい混乱してしまった井手。
そのうち、古田がいなくなったことが不安すぎで、毎回、自分の考えではなく「ここ古田さんなら…」なんて考えて自信のないリードをしてしまい、次第に相手高校には撃たれてしまうのです…。
でもこのシーン、良いなぁと思えたのは、そんなふうにボロボロになった井手のことを、投手であり、ずっと一緒にやってきた赤江が突き放すことはしないんですよね!
少し前までは野球の上達度に差があって、井手とはバッテリーを解消するやりとりをしていた赤江。
ですが、ここ最近の井手の様子に、赤江は試合中に井出を見放すことはしませんでした。
井手の手にできた皮剥けや豆などを見て、自信を持つよう告げてくれる赤江。
そんなシーンは本当に、青春だなぁと感じるところでした!
目覚めた古田は、試合に駆けつけて…?
さて、一方の古田はこのグランドの近くの芝生で目を覚まします。
個人的には、古田が宿っていたはずのメガネは粉々だから、どうなるんだろうと思っていたのですが、あくまでメガネに入っているのは魂的な部分だけっぽいですね。
体には不調がなく、元の体に戻れたことを喜ぶ古田。
それから、そんな古田が目覚めたグランドの近くには、試合をする井出の姿がありました。
動揺している様子の井出には、なんとか自分が生きていることを伝えようと考える古田。
ただ、有名人なこともあり、試合に顔を出して騒ぎとなるのだけは避けようと、咄嗟に、近くに落ちていた傘で試合中の井出にアピールするんですよね?
マスクをして顔を隠しながらも、ヤクルトの試合の応援のように、傘を揺らす古田に気づいた井出。
でも、他から見ると、ただの怪しいおじさんだよなぁと思います。
ですが、井出には気付いてもらい、古田の第一目標は達成しました!
安心した様子の井出。
そうして、そんな距離もある中、古田はどうやって井出に野球のアドバイスするのかなと思いきや、かけていた自分のメガネを、井出に見えるように握りつぶすんですよね。
もう、このシーンはついつい笑ってしまいました。
古田は、井出に【あのメガネなんてなくても、自分の野球をするよう】告げるのですが、伝え方に本当に面白くて、印象的なシーンです。
そんなことから、古田の行動の意味にハッとして、自分の野球に集中できるようになった井出。
さて、お話はそんな井手の様子を見て、古田が満足そうに笑うシーンで完結かと思いきや…実は、お話はこれで終わりではありません。
また、古田の前に野球の神様が現れて…。
「日本の未来のために、あなたがするべきことはまだ終わっていませんよ?」
そんなことから、古田がまたメガネにされてしまうそんなラストでした!?!?
次回のお話も楽しみですね!
こちらの作品は、野球がメインの内容なので難しいのかなと思いきや、クスッと笑えるシーンもあり、野球についてそれほど詳しくない方でも楽しめる内容かなと思います!
ただ、野球について詳しい方は、より楽しめるような古田なりのリードの仕方だとか、心構えの仕方だとか、そんなことも描かれていますので、ぜひおすすめの作品です。
次回はどんな人のメガネになるんでしょう…。
コメント