こちらの記事では『ワタシってサバサバしてるから』(江口心)53話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
自称サバサバ女の会社員・網浜奈美が周囲を巻き込んで起こす様々な騒動を描いた物語です。
前回のお話では、いよいよコールセンターの実務が始まりました。
でもクレーム電話を放置するなど、網浜の勤務態度は相変わらずです。
果たしてどうなることやら……そんな帰り道に見掛けたのは意外な人物でした。
ワタシってサバサバしてるから【53話あらすじ】
帰り道、網浜が見かけたのは社長と話している、前の会社の同僚だった本田と木内でした。
どうして二人がこんなところに……。
ワタシってサバサバしてるから【53話のネタバレと感想】
社長と話しているのは、間違いなく本田と木内でした。
どうしてあの二人がGOGO CITYにいるのでしょうか?
楽しそうな様子で歓談をしています。
網浜は心穏やかではないようで、窓ガラスにへばりついて、必死の形相で三人は話す様子を見ています。
話が終わったようです。
社長も満足そうな笑みを浮かべています。
すると木内の背中の急に悪寒が……。
網浜は急いで社内へと戻り、偶然を装って二人に声を掛けたのでした。
その割には全力疾走してますけどね……。
なんでこんなところに網浜がいるのか、驚く木内と本田。
それはこっちのセリフ!と網浜が言います。
確かにお互いこんなところで再会するなんて、思っていなかったでしょうしね。
本田は網浜がGOGO CITYに転職したのかと聞きます。
確かにここにいるんだったら、そう考えるのが一番自然ですよね。
網浜は得意満面になって、前の会社では自分の実力を十分に活かせなかったし、この会社なら十分に自分の実力を発揮できると胸を張って言います。
この会社でも周りに迷惑かけまくりですが……。
コールセンターの問題児が良く言いますね……。
本田は網浜の転職を素直に祝ってくれましたが、木内はぽかんと驚いた表情をしています。
網浜は二人こそ何をしに来たのか、問い詰めます。
まさか転職のための面接に来たんじゃ……もちろんそんなわけはありません。
木内に至っては、完全に冗談だと受け取って余裕の笑みを浮かべています。
今までの木内だったら考えられない対応ですね。
木内曰く、木内の発案した例のコンペで受賞した企画を本格的に進めることとなり、GOGO CITYとも協業することになったとのこと。
さらに木内は網浜に続けて言います。
コンペではいろいろありましたが、自分は特に気にしていないこと、今がただこの企画を成功させることだけを考えていること。
社史編纂室で事務をしていた頃の木内は黙々を正確に仕事をこなすだけでしたが、その表情は暗いものでした。
でも企画が対象をとったことにより、自信もついたようですね。
表情にも余裕が見えて、輝いて見えます。
やはり自分の力で企画を立ち上げて、着々と実行に向かって動いているというのが木内に自信をつけたようです。
こころなしか表情も明るくなってきたような気がします。
これが本来の木内なのかもしれませんね。
しかしそうなると面白くないのは網浜です。
パクリがうまくいけば自分が今の木内のポジションにいたのに……と逆恨みしていないといいのですが……。
木内には本田もついていることですし、大丈夫だとは思うのですが。
この企画、無事に成功するのでしょうか?
企画が大成功して、木内には笑ってほしいものです。
なにか網浜が妨害をしてきそうなことだけが心配です。
まあ、今の網浜はただのコールセンターの派遣社員ですし、社長も絡んだ企画の邪魔をできるような立場にはないと思うのですが、網浜ならなにかしでかしそうで……。
何も起こらずに平穏にコールセンター業務もこなし、企画の邪魔もしないことを祈るのみです。
.
コメント