こちらの記事では『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)22話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
スパルタ妃教育から逃げたいレティシア。
王子から婚約破棄を告げられ、喜ぶもそうは事はうまく運ばず……
新婚旅行に出かけた一行。
デルバランでレティシアとクラークは二人きりでピクニックに出かけることになって……。
妃教育から逃げたい私【22話あらすじ】
二人でピクニックに出かけたレティシアとクラーク。
一方、ブリアナとナディルは……

妃教育から逃げたい私【22話のネタバレと感想】
クラークと二人きりでピクニックに行くことになったレティシア。
何やら緊張しているようです。
クラークの操る馬に乗って目的地へ向かう二人。
遠くに護衛もちゃんといるので安心です。
でも見られる心配はないというのがクラークの主張。
それがレティシアの心配の種なんですよね~。
その頃、レティシアの相手として同行していたブリリアは一人、暇を持て余していました。
ここで突然ですが、ブリリアの身の上話が始まります。
ブリリアは貴族の娘ですが、実家が没落寸前。
出発前にも借金の督促状が届いているのを見てしまい、少なくとも利子だけでも払わなくてはならない状態です。
ブリリアが玉の輿に乗りたがっていたのには、こんな事情もあったんですね。
でもまだ結婚できないまま、もうすぐ適齢期は終わってしまう……。
王妃の座をゲットできたと思ったのに!
クラークの本命の相手との当て馬にされただけでしたね……。
これは当て馬料を請求してもいい案件だと思います。
レティシアの兄・ナディルへの夜這いも失敗したし踏んだり蹴ったりです。
そんなとき、ナディルが部屋に入ってきました。
何処かへ行くらしいのですが……。
着いた先は銀行でした。
ナディルは必要な金額を聞いてきます。
なんとナディルのポケットマネーから前払いしてくれるとのこと。
遠慮がちにブリリアは金額を伝えます。
その金額はナディルにとっては安い金額だったようです。
こうしてブリリアは実家に無事に送金することができました。
ブリリアはパーティーで目ぼしい男性に寄って行ったのは、借金返済のためという事実は噂として知れ渡っていました。
だからこそクラークはブリリアを選んだのです。
ブリリアだって普通に愛し合って結婚したいけれど、事情が変わってしまったので仕方ありません。
実は孤児院出身のブリリア、その父がだまされて借金を作ってきました。
お金持ちと結婚すれば、実家を救えると考えたブリリア、でもこんな噂が広がってしまっては、そうもいきません……。
とにかく両親には幸せになってほしい一心のブリリア、それが自分にできる唯一の恩返しだと思っているようです。
それを聞いたナディルは旅行中の返済は自分が立て替えると言い出しました。
代わりの条件は空き時間は自分のメイドになること。
驚くブリリアでしたが、悪い条件ではないですよね……。
果たしてブリリアの返事はどうなるのでしょうか?
ここで物語はクラークとレティシアのピクニックへと戻ります。
馬の上で身体が密着していることが気になって仕方ないレティシア。
つい何かあるんじゃないか……と期待をしてしまいます。
クラークはレティシアが疲れていないか労わります。
いっそ疲れてたら余計なことを考えずに済むのですが……。
そして目的地へとたどり着きました。
一面に青い花が咲く花畑です。
なんでもこの花はデルバラン王国の気候でしか育たないとか?
とても甘くて爽やかな香りのする花です。
さっそく食事にする二人。
ブリアナとナディルからのおせっかいなメモは無視します。
ここでのんびりと過ごしたいところですね。
クラーク王子は青い花で花冠を作ってくれました。
とってもレティシアに似合っています。
もっとのんびりしたいところですが、ここはミル―という大型の肉食獣が出るとのこと。
その話を聞くなり、レティシアも早く帰りたくなったようです。
短い時間でしたが、楽しいピクニックを過ごすことができました。

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