こちらの記事では『妃教育から逃げたい私』(菅田うり)11話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
スパルタ妃教育から逃げたいレティシア。
王子から婚約破棄を告げられ、喜ぶもそうは事はうまく運ばず……
前回の話では、婚約発表パーティーの途中、ひとりバルコニーに出たレティシアは突然怪しい者に誘拐されてしまいました。
妃教育から逃げたい私【11話あらすじ】
婚約発表パーティーの夜、誘拐されてしまったレティシア。
でも本来誘拐しようと思ったのは別の人物のようで……⁉
妃教育から逃げたい私【11話のネタバレと感想】
離せないように口枷をはめられ、馬車に連れ込まれたレティシア。
怪しい者もフードをとり、顔を露わにします。
すると、言われたのは「誰だ?」とのこと。
そんなのレティシアが聞きたいくらいですよ!
どうやらこの怪しい二人組は主従関係にあるようです。
片方の人間が、もう一人を殿下と呼んでいるのでかなり身分の高い人物の可能性もありますね。
従者のほうは、殿下に言われた通りの人物を連れてきたと言いますが、殿下と呼ばれる人物の頼んだ人ではなかったようです。
つまりレティシアは人違いでさらわれたということでしょうか?
特徴は合っているらしいのですが、全然別人らしいです。
本来さらおうとしていたのはマリア。
マリア……レティシアの侍女の一人ですね。
とりあえずこの内輪もめをやめさせないと大変です。
相手側も情報を得るためにレティシアの口枷を外します。
レティシアは殿下と呼ばれているということは、どこかの王族のはず、これは大問題になると言います。
レティシアは名前を名乗り、王子の婚約者であることを明かします。
婚約パーティーに招待されているということは、友好国の王族のはずですが、次期王妃を誘拐したなんて知れたら大変な問題になりますよね。
たぶん今頃パーティー会場は大騒ぎ……二人はレティシアをその辺に捨てようとします。
こんな夜道に着飾った女性がひとりでいたらどうなることか、すぐわかりますよね!?
それでも捨てようとする二人に、レティシアはマリアのことをちらつかせます。
なんとか捨てるのは思いとどまった二人。
殿下はマリアとの思い出を延々と話します。
殿下と呼ばれる人物は、デルバラン王国のルイ第三王子とのこと。
マリアはその国の伯爵令嬢でした。
マリアは貴族だったんですね!
行儀見習いに城に来ていたマリアとルイは親しくしていましたが、マリアの実家が没落してしまい、マリアとルイは別れ、マリアの父である当主も亡くなってしまいます。
そしてマリアは母の故国である、このアスタール王国に戻ってきたのでした。
ルイは荒れてしまい、立派な大人になってマリアに会いに行くと努力を重ねます。
そしてアスタール城でマリアが侍女をしていることを知り、今夜のパーティーに訪れたとのことでした。
でもそれなら普通に会いにいけばいいはず……ルイはそこまでの余裕はなかったんですね。
従者のライルは反対しましたが、どうしても王子は聞かなかったとのこと。
とりあえず事情はわかってきましたが、このままでは口裏合わせも難しいでしょうし、デルバラン王国についたら、アスタール王国との友好が崩れてしまう可能性があります。
ひとまずルイ王子の片思いなのは、確実なようです。
とりあえずさらって何とかしようと思っていたらしいです。
クラークは今頃、心配しているでしょうね……自然にレティシアはクラークのことを考えるようになっていました。
その頃、怪しい馬車が西に向かったとの情報を得て、クラークは必死で馬で追いかけていました。
大人にみられたいお年頃のルイ王子、どうしたらいいものでしょうか……
と、ここでレティシアは良い考えが浮かんだようです。
それはいったいどんな考えなんでしょうか?
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