こちらの記事では『出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。』（NRMEN）1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
貧乏貴族の娘・イ―ラはあちこちの貴族の家に短期で出稼ぎに行っていました。
幼い日に出会った少年のように人生を楽しむために……。
出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。【1話あらすじ】
貧乏貴族の令嬢・イ―ラはあちこちの貴族の家に短期の仕事として出稼ぎに行っていました。
これには幼い頃の思い出と決意が関係していて……
出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。【1話のネタバレと感想】
イ―ラは貧乏貴族の令嬢。
家計の足しにしようとあちこちの貴族の家に侍女として短期の仕事に出ています。
仕事をしながら、様々な教育を受けた貴族の令嬢を見ることができるし、外国語なども教われる最高の仕事と思って、楽しんで働いているようです。
ただイーナの父は娘が出稼ぎにでることを良くは思ってなく……。
そんな時、イーナの家の治める領地に出資をしてくれるという人物が現れました！
なんてありがたい！
ただし出資をしてくださる方はイーナと結婚したいとのこと。
これはイーナ目当ての出資なのでしょうか？
イーナはあっさりとこの結婚を受け入れます。
元々、政略結婚の覚悟はできていたようです。
子どものころは、母が弟ばかり構うことを羨ましく思ったこともありました。
でも寂しいなんて言い出したら迷惑になる……そんな風に耐えて過ごしてきました。
そんなある日、母の友人であるイザベラが雪祭りへと連れて行ってくれました。
こんなに賑やかな場は初めてのイ―ラ、お祭りを満喫していました。
そんな時、舞台で踊る男の子の姿を目にします。
その子の踊りを見ていると、イ―ラまで楽しい気持ちになってきました。
なんと踊っていたのは次期公爵！
彼はイ―ラの手を取ると一緒に踊り始めます。
ダンスなんて初めてのイ―ラでしたが、笑顔でとても楽しいひと時を過ごしたのでした。
踊り終わった後、彼の顔の美しさに気が付きます。
公爵子息に踊るのは嫌ではないかとイ―ラは尋ねます。
子息は自分が望んでやっていることだから、みんなが楽しんでくれるなら嬉しいと答えました。
そもそも貴族だからこれはやってはいけないなんてつまらない、人生やりたいことをやらないともったいないと言います。
この言葉はイ―ラにとって、とても衝撃的でした。
いつもマイナス思考だったからです。
そして、イ―ラも彼のように生きてみたいと口にします。
自分から一歩歩き出せば、人生は変わる。
さっきのダンスみたいに笑える気がする……。
子息は君の願いは叶うと言うのでした。
そこにイザベラが迎えにきました。
お礼を言って、子息とイ―ラは別れました。
イザベラはイ―ラの目が輝いているのを見て、楽しい体験をしたことを悟るのでした。
イ―ラは自分の家が貧乏なのは仕方ないから、一歩踏み出すためにも自分に仕事を紹介してほしいとイザベラに頼みます。
それからイ―ラは働き続けてきたのでした。
そして、あの子息、ミハエルのために働ける日を夢見ていたのでした。
しかし結婚したらその夢は叶えられません。
イ―ラは夢を叶えるために一大決心をします。
イザベラに結婚の報告をするとともに、ミハエルのいるバーリン公爵家で働かせてもらえるよう頼むのでした。
イ―ラを可愛がっていたイザベラは二つ返事で承諾します。
そしてイ―ラは両親に話すことなく、部屋に置き手紙を置いて、バーリン公爵家へ旅立ったのでした。
それを見た母はびっくり仰天してしまいます。
慌てて夫、イーラの父に結婚のことをしっかり話したのか問い詰めます。
実はイ―ラの婚約先はバーリン公爵家、イ―ラは自分が嫁ぐ家に働きにいったのです！
そう言えば、婚約相手を伝えていませんでしたね……。
いったいイ―ラはどうなってしまうんでしょうか？
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