こちらの記事では『ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~』(竹充ヒロ)2話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
新婚夫婦の結菜と武明は誰が見ても仲の良い夫婦。
でも結菜は自分には何かが欠けていると感じていて、武明といることでそれが満たさせると感じているのでした。
前回の話では幸せな結婚生活を送りつつも、自分に欠けたものを探す結菜の姿と、武明との夜の行為が苦痛であることが描かれていました。
ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~【2話あらすじ】
久しぶりに友人にあった結菜。
武明との結婚を羨ましがられるが……。
ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~【2話のネタバレと感想】
結菜は行為が苦痛であるなんて、些細な問題であり、夫婦になれば解決すると思っていました。
でも実際はそうではなかったのです……。
翌朝、結菜の分もコーヒーをいれてくれる武明。
二人でコーヒーを飲む姿は、仲良し夫婦としか言いようがありません。
結菜にしてみてば、昨日の地獄のような夜が嘘のようです。
つい表情にも出てしまったのか、心配して声を掛ける武明。
そんなことないと言って、結菜は朝ごはんの支度にとりかかります。
武明は仕事で疲れてるんじゃないか、無理するなよと優しい言葉をかけてくれます。
武明はとても優しい人で、結菜の体調のことも気にしてくれます。
自分たち夫婦はどこの誰が見ても幸せなはず。
そもそも性生活のことで悩んでいるひとなんて、いるんでしょうか……。
それ以外は問題ないわけですし、こんなに悩むなんておかしいのかもと思い始める結菜。
性生活のことで悩んでる人、いっぱいいると思いますけどね……。
そんなとき、結菜のスマホにメッセージが届きました。
それは友人たちとの集まりの日時の確認でした。
なんと1年ぶりの再会となった結菜と友人たち。
それぞれ子育てや仕事など各自頑張っているようです。
結菜は思わず圧倒されてしまいました。
夫婦の不満もないの?と問われ、一瞬、夜の行為のことが頭をよぎりますが、何もないと言い切る結菜。
結婚式で武明と会ったことのある友人たちは納得しています。
結菜があんないい人と結婚するなんて……と羨ましがられる始末です。
素敵な旦那さんがいて、悩みも特になくて、勝ち組と言われる結菜。
謙遜しつつも結菜は友人たちとやっと対等になれた気がするのでした。
ところで……とここでも夜の話が話題になります。
他の友人はレスで悩んでいたり、めんどくさいと思っているようです。
みんな、乗り気じゃないときははっきり言ったり、適当に合わせたりしているようです。
早く終わって、と思うのはみんな同じの様子。
結菜も思わず同意したくなりますが、武明がいなくなったらまた欠けてしまうことが怖くて言い出せずにいました。
結菜には行為が苦痛なことを、友人たちのように笑って話すことができません。
性生活の問題から、夫婦の仲がこじれることもある、だから小さなことでも不満はしっかり話し合わないと……という結論になりました。
その日の夜、友人たちと会ったことを武明に結菜は話しました。
みんな充実していた様子で、久々に敢えて楽しかったようです。
武明もいい息抜きができてよかったと言ってくれました。
ここで結菜は一大決心をします。
それは小さな不満でも話し合わないといけないということを思い出したからでした。
武明は優しいから、きっと大丈夫なはず……。
結菜は勇気を出して、今日はそういう気分になれないと言います。
実は……と話を続けようとすると、武明は大きなため息をつきました。
そして話も聞こうとせずに先に寝てしまいました。
あからさまな拒絶の態度をとられて結菜はショックを受けますが、断ったおかげで痛い思いをしなくて済むのも事実。
でも涙が溢れそうになるのは止めることができないでした。
翌朝、結菜はいきなり武明に無視をされます。
朝のコーヒーもいれてくれません。
結菜が断ったことはそんなにいけないことだったのでしょうか?
結菜は理想の夫婦を壊してしまったんでしょうか?
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