こちらの記事では『ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~』(竹充ヒロ)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
新婚夫婦の結菜と武明は誰が見ても仲の良い夫婦。
でも結菜は自分には何かが欠けていると感じていて、武明といることでそれが満たさせると感じているのでした。
ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~【1話あらすじ】
職場でも有名な仲良し夫婦の結菜と武明。
でも結菜には誰にも話せない悩みがあって……。
ハマらない夫婦~私たちは一つになれない~【1話のネタバレと感想】
結菜と武明は仲の良い夫婦。
でも結菜は自分の中になにか足りないものを感じていました。
ある朝、朝食をとる二人。
楽しそうに食べていて、とっても仲が良さそうです。
仕事も同じビルなので一緒に向かいます。
まさに、おしどり夫婦ですね。
結菜の職場でも夫婦の仲の良さを指摘されます。
どうやら一緒に出勤するところを見られていた模様。
でも確かにラブラブですよねー。
二人が付き合うと聞いたときも驚いたのに、こんなに仲良し夫婦になるなんて……と同僚のおばさんは感慨深そうです。
結菜もあの人がなんで自分なんかと結婚したのかわからないよう。
武明との出会いは合同の飲み会でした。
結菜を気に入った彼は、1年の交際を経て結婚。
友達にも羨ましがられる素敵な旦那様です。
口の悪い友人は、なんで結菜と……なんて言いますが、それは結菜自身が思っていることでした。
結菜の実家でも同じように言われてしまいます。
二人きりになったとき、改めてなんで自分と結婚したのか問いかける結菜。
結菜は小さいときから欠けているものばかりで、何も持っていないと思っているようです。
武明は言っても結菜が納得しないからと言って、理由を教えてくれませんでした。
結菜はそれ以上聞くことはできませんでした。
昼休み、下世話な同僚は夫婦の夜について聞いてきます。
新婚さんだし盛り上がってるはず……ってこれ、セクハラですよね。
素直に週4くらいと真っ赤になって答える結菜。
同僚たちは盛り上がります。
するときれいな人が止めにはいってくれました。
よかった~。
そこに武明からのメッセージが入ります。
早く仕事が終わりそうだから、一緒に帰ろうとのこと。
やっぱりラブラブですね。
夕方、二人は合流して一緒に帰路につきます。
公園で楽しそうに遊ぶ子供たちを見て、普通の幸せな家庭を作ろうという武明。
結菜は武明と一緒にいると、なんとなく感じていた劣等感を感じずに済むようです。
武明と結婚したことで、欠けていた自分が満たさせているのを実感するのでした。
その日の夜、風呂をあがり結菜は二人の寝室へと向かいます。
雑談をしようとする結菜でしたが、武明に止められます。
明らかに誘ってくる武明に、やめない?と結菜は言いますが、それが武明には清純ぶっているように見えるようです。
もう夫婦なんだからそういう演技は不要とのこと。
結菜は恥じらっていたわけじゃなくて、本気で今夜はしたくないと思っていたのに……。
結菜は武明を手放さないように必死です。
今まで必死に埋めようとしてもダメだった、欠けているところが武明といると満たされる。
そのはずなのに、結菜は誰にも言えない悩みを抱えていました。
武明との行為が痛くて苦痛であることです。
武明に抱かれている間も、必死に早く終わるように願っていました。
結菜はこの行為さえ我慢すれば、結婚生活はうまくいくはず。
行為が苦痛なことを覗いてはごく「普通」の幸せな夫婦なんだから……自分を説得させます。
数を数えながら必死に好意に耐える結菜なのでした。
行為が終わった後、キッチンで結菜は水を飲んでいました。
寝室へ戻ると、武明が満足そうな顔をして眠っています。
結菜にとって、この結婚生活は何に代えても守らなくてはいけないもの。
結菜は結婚というピースを失ってしまったら何も自分にはない、そう思い込んでいるようでした。
表面上はとても幸せな夫婦に見える結菜と武明。
結菜の心の闇が晴れる日はくるのでしょうか……。
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