こちらの記事では漫画アクション『女性の死に方』(作画:あらいぴろよ 原作:西尾元(兵庫医科大学法医学講座主任教授))7話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『女性の死に方』は、作品を監修している現役法医解剖医の西尾元(にしおはじめ)が、実際に見てきた女性たちを取り上げたお話です。
7話では、女性のミイラ死体が見つかります…!!
女性の死に方【7話あらすじ】
長く置かれた車の中から見つかった、ミイラ化された女性の死体。
そんな彼女は近くにいた作業員によって、たまたま見つけ出されました。
そうして、解剖医である西尾の元に、彼女の死因特定の依頼があって…?
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女性の死に方【7話のネタバレと感想】
『女性の死に方』7話の内容をネタバレしてしまうと….
・そんな女性の死亡原因は…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
車の中で、毛布に包まる様にしてミイラになっていた女性
今までのお話は、病気だったり、事故だったりが問題として挙げられていましたが、今回は殺人事件の話題で、まさかのミイラ死体の登場です!
いつも以上に、グロさが増してもいるので、苦手な方はお気をつけください。
さて、いつからあったのか、毛布に包まれる様にして、長い間、放置されていた死体が見つかります。
身元が分からないほど、完全にカラカラになってしまったその死体を、今回もまた、解剖医の西尾が見ていきます。
ただ、死体に関してはミイラ化してカラカラなので、メスすら入れるのに苦労するほど硬くて。
すごく力を入れながら、体を開いていくシーンは、すごく印象的でした。
そうして…内臓は全て無くなっています。
というのも、【カツオブシムシ】という虫に全て食べられてしまっている様で…もう想像だけでゾワっとなる内容ですね!
ちなみに、このカツオブシムシに関しては漫画では詳しく深掘りはされておらず、個人的に【カツオブシムシ ミイラ】と検索して…そこで手を止めました。
結構すごい内容が書かれているので、好きな方はぜひ読んでみてくださいね!
さて、内臓も全て食べられ、ミイラになるまで時間が経った女性の死因はどうやって判別するのか。
だんだんお話は専門的になってきました。
そんな女性の死亡原因は…?
女性の死亡原因に関して、西尾は頭皮の裏側を見ることで判別します。
普通は白いはずの頭皮の裏が黒くなっている箇所があり、もしかしたら生きているうちに頭の中を失血してしまう様な事態があったのではないか?
そんなふうに考えたんですよね。
結局、そんな頭の打撲に関しては死因には直接関係はないとされ、死因不明で見つかった彼女。
ミイラにまでなってしまった彼女ですが、唯一の救いは、死亡して車にいた期間が12-2月ごろの涼しい気温だったこと。
グチャグチャに溶けて、虫が湧いて…なんて事態が回避できたのは、ある意味良かったのかなぁと思います。
そうしてお話は、警察が彼女の身元を無事、突き止めたことから動き出します。
彼女の名前は木下美帆(きのしたみほ)という女性であり、ミイラになった姿からは想像できない、まだ30代の可愛らしい女性でした。
ですが問題は、そんな彼女が捨てられていた車が、内縁の夫が持っていたということで…西尾の鑑定もあり、実はDV被害を受けていたのではないか?と疑いが出た彼女。
これに関しては本当に、遺体が残っていなければ誰にも知られずに、ひっそりと隠されていた出来事かもしれません。
ミイラとしてでも無事、生前の形を残したまま残っていた遺体から、頭への強い打撲の様子を見つけた西尾。
そんな彼女に関して、警察はどんなふうに動くのか…そんなところでお話は終わってしまいました。
今までの作品は、ほとんど1話完結だっただけに、前後編にして描かれるほどすごく重たいお話です。
本当に、たった11ページの内容なのに、すごくどろどろとしたものとかぞわぞわっとした、言葉にできないものが山ほど詰まっていたお話でした。
次回のお話も気になる展開です!
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