こちらの記事ではシャルルコミックス『爛れる匣庭』（天河藍）2話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『爛れる匣庭』は、オメガバースの世界で、幼い頃、見知らぬ誰かに噛み跡をつけられたオメガの悠斗（ゆうと）のお話です。
噛み跡をつけたのは寿國（としくに）で、悠斗はそんな彼に強引に抱かれてしまって…？
爛れる匣庭【2話あらすじ】
寿國が誰にも取られないようにと、以前、悠斗のうなじに噛み付いたと知り、ショックを受ける悠斗。
ですが、そんなことがどうでもよくなるくらい寿國のフェロモンによってぐずぐずにされ、悠斗は抱かれてしまいました。
それでも、どうにかして寿國に内緒で部屋から逃げ出した悠斗は、とあるオメガの男性と出会って…？
爛れる匣庭【2話のネタバレと感想】
『爛れる匣庭』2話の内容をネタバレしてしまうと….
・悠斗を助けてくれたのは、見知らぬオメガの男性で…？
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
怖くなるくらい、寿國の執着を感じる悠斗
前回のお話は、もうぐずぐずになるくらい抱かれていた悠斗のシーンで終わっていました。
今回もそんなえっち続きからで、普通に抱かれるだけじゃなく、悠斗の中にある小さな子宮にまで挿れて、孕ませるつもりの寿國。
もうこのシーンはえろさがありながらも、診ていてゾクゾクしてしまうシーンでした。
悠斗は寿國に抱かれたくないと心では感じているのに、体は寿國のフェロモンに逆らえなくて、気持ちよくなってしまって。
そんなところがやっぱり普通のBLとは違う、オメガバースBLの面白さかなと思います。
でも、悠斗が不憫すぎて…早く幸せになってもらいたいなぁと思える展開でした！
そんな中、数日間、寿國に抱かれっぱなしだった悠斗は、隙を見て寿國の家から逃げ出します！！
悠斗を助けてくれたのは、見知らぬオメガの男性で…？
寿國の家から逃げ出した悠斗は、街中で酔っ払って眠る男性から財布を盗みます。
うなじには複数の噛み跡と血で汚れた痕があって、裸足で逃げ出していた悠斗。
そうして、そんな様子をたまたま見かけたのが、園山光（そのやまひかる）と呼ばれる同じくオメガの男性でした。
悠斗と同じく、オメガに生まれて苦労している様子の園山。
こちらもイケメンですが、首筋には噛まれないようにするための丈夫そうな首輪をしていて、それから、周りからはオメガとして差別を受けてばかりで悲しい顔しかしていません。
絶対、園山が笑ったらめちゃくちゃ可愛いと思うのですが、お話の雰囲気的にはまだまだ園山の幸せは見えてきません。
むしろ、今回、悠斗を助けたことで園山が寿國に何かされないかと心配になるほどです！！
悠斗の盗みを見ないことにして、レイプされて逃げてきたような悠斗にアフターピルを処方してくれる良い産科を紹介して。
そうしてさらに、叔父がやっているというオメガが逃げ込める場所があると名前と電話番号まで教えてくれる園山。
特に悠斗に渡したメモに関しては、絶対寿國に知られたら、トラブルになりそうです…。
そんなことで、アフターピルを口にして、園山と別れた後は行く当てもなく、実家に足が向く悠斗。
ですが、悠斗が実家に帰ると、寿國が先回りしており、そうして家族にはすでに悠斗とは結婚したのだと婚姻届の証明書も見せていて…なんて展開です！
勝手に婚姻届まで出しちゃうのはやばいですね！
寿國のように仕事もできて、昔から悠斗のことを知るアルファの彼なら安心だと喜ばれ、先に外堀を埋められてしまった悠斗。
なんとなく、寿國は悠斗をわざと逃して、その間に悠斗の家族を味方につけた気しかしません！！
ただ、子供を望んで何度も中出しをした寿國ですが、悠斗がアフターピルを処方されて飲んでいることは知りません。
次回もし、荷物を見られてそんな薬や園山のメモが見られたら…もう、ヒヤヒヤしてしまう展開ですね！
それでも、お話は怖いなぁと思いながらもどんどんと続きが気になる面白さがあって、そんなところはすごく上手いバランスだなぁと思います。
悠斗に不幸続きだと心苦しくなってしまうものの、今回、園山の登場で、ちょっと救われそうな道も開けそうです。
次回は一体、どうなってしまうのか？
今からもう、読むのが楽しみです！
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