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爛れる匣庭【4話ネタバレ有あらすじ・感想】

ネタバレ&感想

こちらの記事ではシャルルコミックス『爛れる匣庭』(天河藍)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。

『爛れる匣庭』は、オメガバースの世界で、幼い頃、見知らぬ誰かに噛み跡をつけられたオメガの悠斗(ゆうと)のお話です。

寿國(ともくに)の部屋から出るため、園田(そのだ)の助けを借りた悠斗ですが…?

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爛れる匣庭【4話あらすじ】

園田とともに、寿國の部屋からの脱出することに決めた悠斗。

ですが、時間が経つたびに本当にこれで良いのかと、何度も考え直したものの、結局園田の手を借りて部屋を出ます。

そうしてその後、ネットカフェで時間を過ごした悠斗と園田でしたが…?

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爛れる匣庭【4話のネタバレと感想】

『爛れる匣庭』4話の内容をネタバレしてしまうと….

内容は?
・園田の手を借りて、部屋を抜け出した悠斗
・元から、悠斗の怪しい動きに気付いていた寿國は…?

といった内容に。

ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。

園田の手を借りて、部屋を抜け出した悠斗

今回もハラハラしっぱなしのお話でした。

前回のお話の中では、園田は自分が殴られたり、頑張ってバイトをしてお金を稼いでいる描写があって、なのに悠斗を助けるなんて良い奴だなぁと思っていたのですが…。

今回のお話を読む限り、なんだか裏がありそうです。

ただ、なんとか読み返してみたものの、園田の本心が描かれているわけではないので、彼が何を考えているかはわかりません。

ですが、セキュリティのあるマンションをうまくバレずに抜け出す方法を考えたり、カメラの位置を先に把握していたり、そんなところが何者!?って感じなんですよね。

そうしてそれだけじゃなく、悠斗が連れ出した後、悠斗に寿國の情報を聞くのですが、その聞き方がおかしくて、寿國の趣味や好きなものを知りたがる園田。

それを知って一体、何をするつもりなんだろうと、悠斗も少しだけ、不安になってしまう展開でした。

 

そもそも、悠斗を叔父がオメガを保護しているというシェルターに連れていく約束なのに、逃げ出した日は叔父が忙しいからとネカフェに移動していて…シェルターにはまた後日に向かうと話す園田。

怪しいなぁと思うのは…考えすぎなんですかね?

善意で助けてくれようとしているんだと感じていた園田が、すごく怪しく感じられた今回のお話でした。

元から、悠斗の怪しい動きに気付いていた寿國は…?

前回のラストで、悠斗が誰かと電話をしていることに気づいていた寿國。

もう絶対、無事に脱出はさせてくれないだろうなぁと感じていました。

そんなことから、タイミング良く出張があったようですが、逃げ出す悠斗の動きを把握していて、そうして、ネカフェに一時避難していた悠斗と園田の元に現れる寿國。

ちょっと園田に怪しい匂いがしてきただけに、寿國が現れると少しだけ安心してしまいました。

ちなみに言うと、寿國は多分、探偵か護衛か、悠斗の出入りを監視する人をつけていたみたいなんですよね。

逃げる時にぶつかった黒髪で眼鏡の男性が、その後のネカフェに現れた寿國の後ろにいたので、それらについては次回、明かされるかなぁと思います。

 

それから、本編の中では寿國に関していくつか気になることが明かされていて、「悠斗に出会った時からずっと、悠斗のことが欲しかった」なんて話す寿國。

ですが、悠斗は寿國との初めての出会いがどこだか思い出せずにいました。

確か、前回のお話では心療内科のある病院でも顔を合わせていましたが、それ以前にも顔を合わせたことがあるのか?

そんなところも明かされる日が楽しみですね!

 

それだけじゃなく、あの7歳のヒートに初めてなった時だってそうです。

悠斗のことが好きなら、うなじを噛んでいなくなるなんてことはしなくて良いはずなのに、つい最近まで教えてくれなかった寿國。

ですが寿國もそう告げられて、「え、…なんでって…、あの時は…」と、どこか自分で話していても引っかかるような顔つきをしています。

やっぱり色々、過去に抱えている様子の寿國。

悠斗のうなじを噛んだはずの寿國ですが、何故かあの時のことは語ろうとしなくて、そうしてそれだけでなく、過去に何か精神的なトラブルがあったようで、寿國はおかしな拗らせかたをしています。

 

前回の記事でも上げましたが、今、伏線として挙げられているのはいくつかあって。

【寿國は小学生の頃に、とある事情があって心に傷を負ったこと】

【寿國には悠斗が汚れてしまうと感じる、『あの時』と怯える何かがあること】

【寿國と悠斗は過去に、心療内科で会ったこと】

【寿國は今でも嫌な記憶を思い出すと頭痛がして、眠ってしまうこと】

そうして今回、【何故、7年前のあの日、うなじだけ噛んで寿國は消えたのか?】ってところが浮かんできました。

もうもやもやばかりの内容なので、全てが繋がるラストのお話が楽しみすぎます!

そうなったら、ぜひ何度も読み返したいと思える伏線の巡らせかたですね!!

 

それから、今回、寿國の婚約者であった清香(きよか)のことも描かれていたのですが、結納までしながら寿國は見知らぬ人と結婚してしまい、親同士の政略結婚だったのに、なかったものにされてしまった清香。

会社でもひそひそと噂されてしまうほどです。

そうして、そんな清香ですが、たまたま寿國の電話の内容を聞いてしまい、彼が結婚したのはつい最近までバイトに来ていた悠斗であると気付きます!

これ、清香がなんか暴走して悠斗のことを傷つけたりすることもあったりしそうですよね!

もう、いろんなことが積み重なって、次回のお話がすごく待ち遠しいです。

 

今回、お話のラストは部屋から逃げ出した悠斗と園田が一時避難したネカフェに、寿國が現れます。

逃げた悠斗に、寿國は一体どんな言葉をかけるのか?

園田に対してはどんなふうに接するのか?と気になることばかりです!

次回のお話も楽しみです!

 

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