こちらの記事では『身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?』(小嶋ねねこ)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
家族の元でしか仮面を外せない少女・カティア。
突然王子から言いがかりのような婚約破棄を言い渡され……。
前回の話ではカティアとおにい様の過去が明らかになりました。
帝国への帰国の準備を進める二人ですが……。
身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?【4話あらすじ】
城の薔薇園で出会った王子とカティア。
一目見た姿に、恋をした王子は必死に少女を探そうとしますが……。
身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?【4話のネタバレと感想】
今回は王子の視点から過去を振り返ってみます。
王子が幼い日、城の薔薇園で出会った少女はとても美しく、王子は子供ながらに自分の妃にふさわしいを思いました。
しかし少女は一瞬の隙をついて消えてしまいました。
王子は名前もわからない少女を探すことにします。
しかしなかなか見つからず、王子の許嫁として引き合わされたのは仮面の令嬢でした。
仮面の令嬢は完璧な令嬢でしたが、あまりに態度が素っ気ないものでした。
そして彼女が自分のことを何とも思っていないことにも気が付きます。
きっと欲しいのは権力、そんな強欲な女だと思うのでした。
王子は彼女を愛する必要はない、本当に愛しいものは側室に迎えればいいと考えるようになります。
そして薔薇園の少女のことも諦めていませんでした。
そんな時、王子はアメリと出会います。
王子はアメリこそが薔薇園の少女だと確信しました。
マナーに多少の難はあるものの、努力すると言ってくれたこと、そして王子を愛してくれたことが彼女に惹かれた理由でした。
しかしアメリはどうやら嫌がらせを受けているようですが、心配をかけると王子に詳しく話しません。
王子は勝手に犯人はカティアだと決めつけます。
王子はアメリを守るべくずっと側にいましたが、犯人は一瞬の隙をついて危害を加えました。
特に三女傑を決めるイベントでの嫌がらせはひどいもので、アメリに用意されたドレスはまるで娼婦のよう……。
そしてある舞踏会の日、バルコニーに出たカティアを暴漢が襲います。
しかしカティアは魔法を使って、暴漢たちを消してしまいました。
そしてアメリに暴行が加えられようとしたのです。
王子はこれだけの証拠がそろえば、カティアを裁けると思いました。
そして卒業式の日に決行します。
この場では隠ぺいできないはずと踏んでのことでした。
しかし裁かれたのは王子とアメリの方でした。
その後、王子はアメリとの結婚を願い出るも却下されてしまいます。
そして謹慎を命じられました。
王子はカティアと結婚してアメリを側室に迎えようと、カティアに手紙を書きます。
正規のルートを踏まずに侍女にもたせることにしました。
アメリもカティアへ手紙を書き、そして薬の入った小瓶も侍女に持たせます。
お守りの治療薬とアメリは言いますが、実はそれは強力な媚薬でした。
そして侍女からの連絡は途絶え、アメリも謹慎生活に入ります。
王子は何とか成人式の夜会に出席することは認められました。
そして一目で見掛けた令嬢、カティアが薔薇園の少女だったことにやっと気が付きました。
王子がずっと思っていた相手は、カティアだったのです。
しかし今さらカティアは王子の相手なんかしません。
おにい様のあざ笑うような笑みの意味は王子にも伝わりました。
何もしなければ薔薇園の少女は手に入ったのに……。
夜会の後、王子は部屋に引きこもりました。
もうアメリのところにいく気にもなれません。
そしてすべての事実は明るみに出ました。
カティアには何の過失もなかったのです。
一方のアメリはいつまで謹慎するのかと怒り心頭。
王子は心底後悔します。
アメリの中身が醜いことにやっと気が付いたのです。
そしてカティアに一通の手紙を正規のルートで出すのでした。
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