こちらの記事では『サバ女とブリ女~オフィスに群がるシケた奴ら~』(甲斐今日子/さとうゆき/川端みどり)3話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
自称サバサバ女の金井とブリ女の城之内は向かうところで敵なしのOLコンビ。
地味で真面目な中川をターゲットに嫌がらせをスタートさせますが、大人しい中川は何も反論できず……。
前回の話では昼休みの食堂で、社長の前で中川が男性社員の目に付く仕事しかしていないと金井と城之内に糾弾され、異動させてほしいとまで言われていました。
サバ女とブリ女~オフィスに群がるシケた奴ら~【3話あらすじ】
社長への投書で仕事ができず、どこかの部署で異動させてほしいと書かれてしまった中川。
果たして社長はどんな判断を下すのでしょうか……。
サバ女とブリ女~オフィスに群がるシケた奴ら~【3話のネタバレと感想】
根拠のないことを言われ、その場から逃げ出そうとする中川ですが、金井がそれを阻みます。
ふたりとも追い打ちをかけるように悪口を言い、周りの人もすっかり二人のいうことを信じている様子です。
誰よりも仕事を頑張っている中川にこの仕打ちはひどい!
社長に向かって、中川をどこかの部署に異動させてほしいと頼む金井と城之内。
この二人は本当に理解不能です。
本当に頭が魚レベルですね、……すみません、魚に失礼でした(笑)
しかしここで中川が反論するのも不利……いったいどうすればいいのでしょうか。
こんな茶番、付き合うのも嫌ですよね。
そもそも仕事はどこにいてもできるのだから、あんな女たちと縁が切れた方が中川としてもいいかもしれません。
社長は、中川が金井と城之内の同僚でなければいいと再度確認してきました。
それに頷く二人。
同じ仕事をともにするのは耐えられないということですよね?
では、中川には「主任」になってもらう……社長はそう宣言しました。
つまり金井と城之内は中川の部下になるということです。
これにはさすがのふたりもびっくりです。
さすがに社長の目は節穴ではありませんでしたね。
誰が仕事ができて、誰が仕事ができないか、きっちり見抜いていました。
中川の仕事振りは周りの人間から聞けばすぐにわかる優れたものでした。
社長は解雇されたくなければ、新しい上司の足を引っ張らないようにとしっかり二人にクギをさしていきました。
慌てて社長を追いかけてお礼をいう中川。
社長曰く、あの二人を中川が統括してくれれば、安心とのこと。
期待しているから頑張って欲しいと直々に激励の言葉までいただきました。
これで中川の長年の努力が報われましたね。
さて残された二人はというと……やはりケンカしていました(笑)
あんな投書でうまくいくと本気で思っていたみたいです。
そんなわけないのに……。
さすがは魚レベルの頭の持ち主です。
そこに中川が現れました。
文句をつけようとする二人でしたが、中川は背中に貼られていた紙を被り、もうトロ女なんで呼ばせないと言い切ります。
それでも往生際悪く、二人は中川がすぐに降格になるといいますが、会社がこんないい人材を手放すわけありませんよね。
明日から二人は中川の部下です。
上司に対して、もう口答えは許されません。
そうでないと社長に報告するとまで言い切りました。
中川、かっこいいです!
次の日から主任として働き始めた中川。
城之内の書類はミスだらけ、金井は連絡漏れだらけ、ずいぶんと中川にしごかれているようです。
城之内は寿退社、金井は資格をとって転職を目指すようですが、どうなることやら……。
今まで野放しだった二人が真面目に仕事をするようになって、いいこと尽くめですね。
これでもう中川に怖いものはありません。
魚介女は無事に陸にあがり、進化できた人間として思い切り仕事をすることができるのです。
中川ならキャリアウーマンとしてもっと上のポジションを目指すのもいいかもしれませんね。
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