こちらの記事では『身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いなんて、一体誰が言ったのかしら?』(小鳩ねねこ)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
家族の元でしか仮面を外せない少女・カティア。
突然王子から言いがかりのような婚約破棄を言い渡され……。
身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いなんて、一体誰が言ったのかしら?【1話あらすじ】
卒業式の場で王子から突然の婚約破棄を言い渡された、仮面の少女カティア。
王子にはアメリというお気に入りの令嬢がいるようです。
続々とカティアがアメリにしたという嫌がらせが告げられますが……
身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いなんて、一体誰が言ったのかしら?【1話のネタバレと感想】
家族しかいない時でないと仮面を外せない少女・カティア。
この国の王子と婚約していましたが、卒業式のパーティー会場で突然の婚約破棄を言い渡されました。
卒業式の途中に、急に、しかもまるでカティアがなにか悪いことをして攻めるような言い方……
王子の傍らには、アメリという令嬢が勝ち誇った顔で立っています。
王子は婚約破棄の理由を父である王に説明します。
アメリにお茶会の招待状を出さなかったこと、私物を壊したこと、三女傑を決めるときのドレスを破いたことなど、王子の愛するアメリに嫌がらせをしたというのです。
しかもアメリに刺客まで放って殺そうとしたと言います。
証拠はアメリの証言のみです。
カティアはアメリに嫉妬していると思われているようです。
王子はアメリに詫びて出ていくように言いました。
しかしカティアには茶番にしか見えません。
ひとまず婚約破棄の件だけ了承したカティア。
そこにカティアの保護者であるおにい様・クラムクライン公爵が迎えにやってきます。
そしてこの場でカティアへの疑いを晴らすことになりました。
お茶会へ招待しなかったのは、アメリの家が上流階級ではないため。
貴族とは言え、上流階級のマナーをわきまえていないアメリは、自分より上の階級の人間を呼ぶ時は許可だ必要なことさえ知らなかったようです。
それにおにい様への態度や噂を聞く限り、かなりの男好きの様子。
万が一、こんな女が王妃、ゆくゆくは国母になったら大変なことになるのが目に浮かびます。
私物のペンダントを壊されたときは、カティアは城に通っていたので壊すことは不可能。
もちろん証人もいます。
そもそもカティアは金属アレルギーを持っているので、ペンダントに触ることはできません。
アメリのドレスを引き裂いたのは、アメリが規定に反したあまりに華美なドレスを着ていたので、慌てて自分で破いたものと見抜きました。
その三女傑の審査はみなシンプルなデザインのドレスを着る決まりでしたが、アメリは流行りの形のドレスを着てきて、それを教員に止められたため、仕方なく自作自演をしたということです。
刺客にはカティアは依頼主に同じことをするように魔法をかけました。
つまり依頼主はカティアを殺そうとしたということです。
これでカティアに関する容疑はすべて晴れました。
それにしてもアメリは可愛らしい顔をして、とんでもないことを考えている女ですね。
今回の件について、カティアへの冤罪、不敬に対してどのような審判が下るのか楽しみです。
この件で王様は頭を抱え込んでしまい、王妃は怒っています。
王子はアメリとともに傭兵に連行されていきました。
家族の前でだけ外せる仮面。
おにい様と二人きりの馬車の中でなら外せます。
仮面を外したカティアはとても美しい少女でした。
てっきり火傷か怪我でもして隠すために仮面をかぶっていると思ったのですが……
そう言えば誰が仮面の下の顔が醜いなんて言い出したのでしょうか?
カティアはなぜ外では仮面を被っているのでしょうか?
そこには何か深い理由があるのでしょうか?
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