こちらの記事では『親になるということ』(しおのこうじ)30話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
この物語は病気で2歳の娘のハレを残して世を去った母・時雨が霊媒体質のある嵐山に憑依して、父である雷太の教育を行うと言う物語です。
遊園地に行った帰り道、嵐山はハレ達に接していたのは嵐山本人ではなく時雨であることを告げようかどうか悩みます。
口を開きかけた嵐山でしたが……。
親になるということ【30話あらすじ】
嵐山が眠ってしまったことで、憑依が解け嵐山の身体に入れなくなってしまった時雨。
一方、嵐山は今まで通りの振りをして遊園地に返った後、急いで家へ帰りますが……
親になるということ【30話のネタバレと感想】
本当のことを告げようかどうか悩む嵐山。
でも結局はうやむやにしてその場を去るのでした。
嵐山が自分の部屋に帰るとそこには時雨が待っていました。
嵐山の部屋は一種の結界のようになっていて、この部屋にいれば時雨は天使に見つかることはなく、天に召されずにすむのです。
天使は容赦なく、どんな心残りがあろうとも、霊をどんどん天界に連れていきますからね。
嵐山が疲れすぎて眠ってしまったことにより、嵐山の身体から出てしまった時雨でしたが、無事に天使に捕まらずに嵐山の部屋に戻って来れたようです。
というのも、生前時雨がこのことを嵐山にお願いした時、時雨側からコンタクトを取る時は嵐山の顔を強く思い浮かべてと言われていました。
すると一瞬で嵐山のところまで来れるようです。
すごい!
瞬間移動ができるんですんね。
そして天使たちに見つかりそうになった時雨はこの方法を思い出し、必死に嵐山の部屋を思い浮かべたところ、無事に部屋まで帰って来れたとのことでした。
そんな応用も効くのですね。
そして時間のあまった時雨は世界の絶景ポイントを思い浮かべてみましたが、どうやら時雨自身が行ったことのある場所にしか行けないことが判明しました。
こんな裏技があるならつい外出したくなりますが……、あっさり嵐山に却下される時雨。
天使に見つかる可能性が増えますものでね。
もし嵐山の部屋のことまでバレたら、大変ですし……。
嵐山はかなり心配してくれていたようです。
いわゆる壁ドンされた時雨さんは内心ドキドキです。
人妻なのに……(笑)
時雨の反省した様子を見た嵐山は、身体を離します。
どうやら自分自身でも距離が近かったと思ったようです。
しかし時雨には久々のときめきをありがとうと感謝の言葉しかありません。
このちょっとズレている辺りが時雨の可愛いところですよね。
あまり怒られたと言う自覚はないようです。
洗面所でひとりになる嵐山。
ため息をついています。
もしかしたら嵐山は時雨に恋をしているのでしょうか?
そしてどうやっても報われない片思いにため息をついているのでしょうか?
ついつい妄想してしまいます(笑)
翌日、嵐山の身体を借りて雷太の家に行った時雨。
白目を剥いて眠っているハレと雷太の顔に笑うのを必死にこらえています。
遊園地、よっぽど楽しかったんでしょうね。
ついついスマホで写真を撮ってしまいます。
ハレ、ぶちゃかわでかわいいです(笑)
そんな中、雷太が目を覚ましました。
寝ぼけているのか、嵐山の後ろ姿が時雨に見えているようで後ろから抱き着きます。
寝ぼけている雷太はなかなか離れません。
そして寝言で妻の名前を呼ぶのでした。
もしかしたら雷太には目の前にいるのが嵐山ではなくで、実は時雨と言うことがわかっているのでしょうか?
今まではそんな素振りは見せなかったのですが……無意識にうちに嵐山の中に時雨の気配を感じ取っているのかもしれません。
雷太がそんなにするどい男には見えないのですが……(笑)
雷太に嵐山の正体がバレてしまう、そんな日がくるのでしょうか?
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