こちらの記事ではコミックBravo!『演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~』(作画:とどろきゆうき 原作:野口照夫)12話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~』は、客から依頼を受けて復讐のシナリオを演じる【演じ屋】のお話です。
ある日、万引きをしたという親子を見かけたアイカは、そんな2人が気になって…?
演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~【12話あらすじ】
スーパーの万引きで捕まった小学生のユウトと、いかつい顔でユウトの母親の内縁の夫だという弘也(ひろや)。
アイカはそんな2人の様子を見かけて、隙を見ながらユウトのカバンに盗聴器をつけました。
すると、そこから聞こえたのは、店から出た後、ユウトがうまく万引きできなかったからと、暴力を振るう弘也の声で…?
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演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~【12話のネタバレと感想】
『演じ屋 ~逆転のシナリオお売りします~』12話の内容をネタバレしてしまうと….
・損得でしか動かないはずのアイカ
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
盗聴器から聞こえたのは、ユウトの家の混み合った事情で…?
お話は前回の続き、めちゃくちゃ画期的な方法でお金を稼いでいたアイカと、そんなアイカに拾われて相棒として動くトモキのシーンからです。
たまたま、万引きしたというユウトと、そんなユウトを謝らせる弘也とのやりとりを見たアイカは、ユウトが盗んだのが酒とつまみだということもあり、ユウトが自分から盗みたくて盗んだわけじゃないんだろうと気づいていました。
そうして、間違えたふりをして彼らの車に乗り込み、咄嗟にユウトのカバンに盗聴器をつけたアイカ。
ですが、もう、この流れがあまりにもスムーズすぎて、すごいなぁと思える展開でした!
なにより、猫型のキーホルダーの、怪しまれない小さな盗聴器を常に持っているのもすごいですが、さっき見かけた親子に対して、すぐに行動に移すアイカ。
ここに関しては後からまた説明があるものの、損得でしか動かないアイカが、こんな見知らぬ小さな子のためになんで積極的に動いたのか?
そんなこともすごく気になる展開でした!
さて、そんな盗聴器から聞こえたのは、うまく万引きをできなかったユウトに対して暴力を振るう弘也と、ただ彼に従って黙っているユウトの声でした。
もうめちゃくちゃ、心が痛くなる展開です!
これを盗聴器で聞いていたトモヤが警察に!と告げるものの、別にこれくらいじゃ警察は動いてくれないと答えるアイカ。
結局、何もできないままの2人ですが、さらに事件が起きたのはユウトと弘也が自宅へ帰ってからでした。
部屋には、ユウトの母親であるリサと、2人を追いかけてきたのだという、どう見たってヤクザの原田(はらだ)がいて。
元々、リサは風俗店のスタッフで、弘也はドライバー。
ですがそんな弘也は、店の金を盗んだ上で、リサと共に駆け落ちしていたのです。
もう、弘也のクズっぷりがすごくわかる内容ですよね!!
変わらず、そんな内容を盗聴して聞いているアイカとトモヤ。
結局弘也は、店の金を盗んだことで「臓器でも売って金を作れば?」と、原田につれていかれそうになるのですが、そんな弘也をリサが庇うんです!
お金は自分が働いて返すというリサ。
もう典型的な、ヤバいパターンですよね!!
弘也が好きだからと、自分が犠牲になるつもりのリサ。
…でも、これをそばで見ている息子のユウトがめちゃくちゃ切ないです!!
結局、リサが、弘也の借金を返すためにと原田に連れて行かれて、残されたのはまだ小さなユウトと弘也。
ユウトは母親であるリサが連れていかれて、どうにもできないと苦しむ事しかできませんでした。
お話はもう、波乱の展開ですね!!
損得でしか動かないはずのアイカ
さて、そんな事情を全て盗聴器で聞いていたアイカとトモキですが、母親のリサを追いかけて1人外に残されたユウトに声をかけます。
スマホと名刺を渡して、困ったら連絡してと優しく声をかけるアイカ。
ですが、このシーン、一番面白いなぁと思ったのは、そんな2人のやりとりを後ろでそわそわと見つめていたトモキで。
『アイカには得になることはないのに、見知らぬ子供になんでここまで…?』と考えているんですよね。
アイカが損得でしか動かないと考えているトモキに笑っちゃいました。
でも、確かに、今まではお金の発生することでしか動かなかったアイカが、ここまで肩入れするって、凄く気になりますよね?
それもユウトはたまたまスーパーで出会った子供。
接点もない子供を、なんでここまで気にかけるのか?
次回からのお話も、すごく気になる展開です!!
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