こちらの記事では『足場やろう2~入社2年目・鈴木の憂鬱~』(えりた)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
足場職人になって2年目の鈴木は会社の古い体質になかなかついていけません。
いつまで経ってもアナログな職場に悩む鈴木の奮闘記です。
学校見学会を行うことが決まり、その鈴木は責任者となりました。
参加者集めのために母校にへ向かいます。
足場やろう2~入社2年目・鈴木の憂鬱~【4話あらすじ】
いよいよ迎えた職場説明会当日。
しかしまさかのトラブルが発生します。
足場やろう2~入社2年目・鈴木の憂鬱~【4話のネタバレと感想】
先生には今は、足場職人として働いていることを話す鈴木。
先生は鈴木が建設業界で働いていてくれることを喜んでくれました。
説明会の話を切り出す前に、先生の方から現場を学生たちに見学させてほしいという依頼がありました。
何でも先生は足場は建設や建築の根源になる大切なものだから、しっかりと見せたいと前々から思っていたそうです。
建築現場に置いては足場はなくてばならない存在です。
しかしどんなに大切なものなのか、イメージするのは難しく、それは足場の重要さや魅力を実際に見る機会が少ないからだと考えていたとのこと。
良い建物を支えているのは足場であることが学生に伝わったら嬉しいですよね。
そして会社のことも褒められます。
学生向けに職場見学会をするなんて誠実な会社はなかなかないようです。
ここで鈴木は職場説明会は自分が言い出したことと話し出します。
若い人に仕事を知ってもらうために考えたことであると。
先生は鈴木が信頼されていると言ってくれました。
否定する鈴木でしたが、先生はそれは鈴木の意見の言い方が良くなかったからだと言います。
意見を聞いてもらうには相手の立場にたつことが大切であるということを伝えます。
今回は会社のためを思う鈴木の思いが通じたんですね。
鈴木は足場の仕事は辞めるかもしれないけど、でも自分が言い出した職場説明会については一生懸命やりきろうと決意を固めます。
そして数週間後、職場説明会の日がやってきました。
たくさんの学生が見学に来ています。
足場の仕事って地味、建物みたい残らないなんて言う学生の声も聞こえてきました。
鈴木はそんな学生に自分もそう思っていたことを告げます。
ここでトラブルは発生しました。
別会社の社長から電話が来て、現場でどうしても足りなくなってしまった資材があるから、うちの資材に余りがあれば分けてほしいという依頼でした。
しかしその資材は鈴木の現場でも使うもの、しかも資材の数の管理はしていません。
これでは分けることができるかどうか、わかりません。
と、ここで鈴木は1枚の紙を取り出しました。
それはなんと在庫の管理表でした。
これを見れば何がどれだけあるかは一目瞭然!
鈴木は表を親方に見せながら、余りがこれだけあるから、この分量なら貸すことができると理路整然を話します。
すぐに先方の会社に取りに来てもらうことになりました。
ダイは鈴木がいつの間にこんな表を作っていたのかと驚いています。
一方の学生は突然のトラブルにワクワクしています。
興味を持って、事の成り行きを見守っているようです。
すぐに先方の会社のトラックが到着しました。
チームワークで手際よく、資材をトラックに乗せる鈴木達。
その姿はとてもかっこいいものでした。
鈴木、これはお手柄でしたね。
親方からも先方の社長からも感謝されます。
バタバタしてしまいましたが、学生たちにとってはチームワークの良さでトラブルを解決する姿は勉強になってようです。
改めて、職場説明会が始まりました。
実際に足場を組んでいくところを学生に実演します。
そして鈴木はさっき足場は地味と言っていた学生に話しかけます。
自分は最近まで会社に不満だらけで、足場のやりがいとかはまだよくわからなくて、仕事をしてお金が稼げればいいと思っていたことを素直に話します。
でも自分の仕事を応援してくれるひとがいるかもしれないし、認めてくれるひとがいるかもしれないと思うようになってからは、もう少し頑張ろうと思うと告げるのでした。
それから数か月後、新人が2人入社することになりました。
ひとりは鈴木の母校からとのこと!
鈴木は相変わらずの根性論と格闘しつつ、自分なりのやりがいを見出したようでした。
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