こちらの記事では『足場やろう4~入社2年目・鈴木の憂鬱~』(えりた)3話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
足場職人になって2年目の鈴木は会社の古い体質になかなかついていけません。
いつまで経ってもアナログな職場に悩む鈴木の奮闘記です。
ある日、鈴木の思いは爆発してしまい、仕事中に職場に対する思いを大声で爆発されてしまいます。
そして気まずさにその場から立ち去る鈴木なのでした。
足場やろう4~入社2年目・鈴木の憂鬱~【3話あらすじ】
古臭いやり方はよくないと啖呵を切り、立ち去った鈴木。
その日はそのまま静かに帰宅します。
しかし次の日、思いもよらない展開が待ち受けていました。
足場やろう4~入社2年目・鈴木の憂鬱~【3話のネタバレと感想】
鈴木は夕暮れの誰もいない駐車場でタバコを吸っていました。
そこに現れたのは先輩のダイ。
実はタバコを吸うのが初めての鈴木、とても辛そうに吸っています。
煙が目に沁みすのか、鈴木が泣いているのか……敢えてダイはそこは追及しません。
ダイはもう一休みしてから戻ると言うことで、コーヒーを買いに行きました。
鈴木も戻りにくい思いを抱えながらも事務所に戻ります。
そして何も言わずに退社したのでした。
その様子を見た先輩たちは感じが悪いと思ったようです。
先輩である金子は鈴木に否定された「やる気」や「根性」こそがこの仕事にとって大切なものと思っていて、鈴木の考え方を全否定しています。
しかしダイは、全員はまったく同じ気持ちで働いているわけではないと諭しました。
自分とは違う考え方を否定するのか?と続けます。
それでは職業で差別してきた鈴木の同級生と同じになってしまいます。
鈴木はいつも淡々と真面目に仕事をこなしていました。
まさか頭の中でいろいろなことを考えているとは思ってもみなかったようです。
一緒に働いていたのに、鈴木の気持ちや考えていることに気が付いてあげられなかったのですね……。
その翌日、鈴木は退職の決意を固めていました。
確かにあんなことをいってしまった後では会社にいにくいですよね。
これで頑張るのは終わり……と組んだ足場を見上げながら、しみじみと思う鈴木なのでした。
鈴木の仕事が終わり、事務所に戻るとみんなが騒いでいました。
せっかく内定を出していたのに、また辞退されてしまったようです。
どうやら、足場職人はキツそうだからやっぱり辞めると言い出したとのこと。
それってとても無責任ですよね~。
働く前から決めつけるのもよくないですし……。
ダイは鈴木にどうやったら、会社に新しい人が入社したくなるか意見を求めます。
鈴木は動揺しながらも考えます。
そしてあるアイディアをひらめきました。
それは職場見学をしてはどうかというものでした。
実は鈴木が学生のときにも、授業のひとつとしうて職場見学があって、イメージで来ていなかった仕事を実際に見ることにより、身近なものに感じられたという経験に基づいたもの。
まわりの反応もこの発想はなかったと、上々です。
学生に媚びるのは嫌だという職人もいましたが、ダイは決めつけはよくないと言います。
いつまでも古臭いやり方じゃダメという鈴木の熱意も伝わったようです。
そして学生向けの職場見学会の責任者には鈴木がなることになりました。
本当は辞めるはずだった鈴木、これでなかなか辞められなくなってしまいましたね。
説明会をするには、まずは学生を集めなければなりません。
まずは鈴木の母校に行くことにしました。
すると、昔担任をしていた先生が迎えてくれました。
先生は鈴木の進路をずっと気にかけてくれていたようです。
元気で働いている様子をとっても喜んでくれました。
鈴木は卒業してからも、先生が覚えていてくれたことがとっても嬉しかったようです。
そして鈴木は先生に足場の現場の職場説明会についての話をすることになりました。
ちょっと口下手なところもある鈴木ですが、ちゃんと説明できるでしょうか?
とっても気になるところで次の回へ続きます。
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