こちらの記事ではコミックほげっと『フツウの親子』(作画:ふじいまさこ 原作:上原さんじ)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『フツウの親子』は何度も妊娠を試みるも、結局、不育症だと判断されたことから子供を持てなくなった由香(ゆか)のお話です。
由香は夫の宏平(こうへい)と話す中で、養子を持とうと前向きに考え始めて…?
フツウの親子【5話あらすじ】
小学校時代の友達で、養子として育っていた沙羅(さら)に連絡を取り、リアルな話を聞くことにした由香と宏平。
そこでは、引き取った子供に養子である真実を告げる難しさを教えられます。
そうしてそれだけではなく、沙羅は大人になってから、生みの親に再会したようで…?
フツウの親子【5話のネタバレと感想】
『フツウの親子』5話の内容をネタバレしてしまうと….
・血のつながらない子供を愛せるか悩んでいた宏平でしたが…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
養子の大変さを聞く由香と宏平
お話は不妊治療の末に不育症が発覚して…なんて、結構重い話題から始まるものの、絵柄や雰囲気がすごく明るい作品なのですらすらと読むことができました。
養子についてわかりやすく説明があったり、迎えるまでの心構えだったり、そんなことがわかりやすく描かれているので、養子を迎えたいと考えている方にも読みやすい作品かなと思います!
作者さん自体も、実際にお医者さんや養子関連の団体にもきちんと取材しているようで(表紙の下に監修が載っています)、そんなところも信頼できますし、是非おすすめです!!
さて、お話は前回の続きで、養子を迎えようと考えた由香と宏平ですが、宏平の母親からはやんわり「大変よ?」と声をかけられてしまうんですよね。
そんなこともあって、養子を迎えたいと前向きになっていた2人ですが、少し悩んでしまい、実際に話を聞こうと、由香の友人である沙羅の元へ向かいます。
沙良は由香の小学校時代の友人であり、実際に養子として今の家に引き取られて。
由香が沙羅と出会った頃、沙羅は『血のつながらない子』と、クラスメートには影で噂されていました。
だけど、それほど養子である事を気にしていなかった沙羅。
というのも、養父母がめちゃくちゃ優しくて、魅力的な人たちなんですよね!
怒ると怖いけれど、優しくていつも明るい養母と、お坊さんでちょっと見た目は怖いけれど、気さくな養父と。
そんな2人に愛情を受けて育ったことから、自分は周りと変わらず普通の家族だと感じていた沙羅。
なにより、沙羅自身が明るくて気さくで、養子を迎える上での難しいポイントやアドバイスを、自分の経験を交えて話してくれるのですが、由香のことを応援したい!って気持ちが伝わっててくるのが、読んでいてすごく微笑ましいです!
『養子であることを告げるタイミング』や、『生みの親への葛藤や気持ちの整理の仕方』なんかを教えてもらった由香と宏平。
2人も少しずつ、前に進んでいます!
血のつながらない子供を愛せるか悩んでいた宏平でしたが…?
明るくて、優しくて、いつも由香に寄り添ってくれる宏平。
もうめちゃくちゃ良い旦那すぎます!
なんというか、不妊で由香が悩んでいても、側にいて話を聞いてくれたり、仕事もどんどん有給を使って不妊治療にも前向きで。
養子に関しても、由香より先に調べて考えていながらも、由香が自分から望むまで何も言わずに待っている感じが素敵ですよね!
もう、こんな素敵な旦那さんはどうやって捕まえたんだろうと、そっちの方が凄く気になってしまいます!
大抵、不妊治療が有る無しにしろ、空回りしたり、逆撫でするような言葉を告げてきたり、それが旦那という生き物では!?!?
ついつい、脱線してそんな事を考えてしまいました!!
さて、そんな素敵すぎる旦那の宏平なのですが、本編では養子には前向きではあるものの、『血の繋がらない子供を愛せるか?』と悩んでいました。
今回はそんな悩みを、沙羅の義理の父親に相談できるタイミングがあるのですが、この2人の話し合いも、すごくほっこりとする内容でした!
「そんなのは、子供の笑顔を見たら関係ない!」なんて、いかつい顔をした沙羅の父親が、デレデレに笑いながら告げてきて、ほっと安心した様子の宏平。
そんな問題も解決したみたいです!
今回は、沙羅に会って、養子を今よりも前向きに考えられた2人。
養子を無事に迎え入れることはできるのか?
次回も楽しみな内容ですね!!
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