こちらの記事ではコミックほげっと『フツウの親子』(作画:ふじいまさこ 原作:上原さんじ)6話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『フツウの親子』は何度も妊娠を試みるも、結局、不育症だと判断されたことから子供を持てなくなった由香(ゆか)のお話です。
由香と夫の宏平(こうへい)は、養子を迎えるために動き出して…?
フツウの親子【6話あらすじ】
沙羅からの話を聞いて、養子を迎えるのに前向きになった由香と宏平は、協力して準備を始めました。
そうして数多くの提出書類や、指導を終え、最後に面談を控えた2人。
そんな面談では緊張して怖がってしまう由香の手を、宏平が安心させるように握って…?
フツウの親子【6話のネタバレと感想】
『フツウの親子』6話の内容をネタバレしてしまうと….
・由香をずっと見守ってきた宏平の本心は…?
といった内容に。
ここからは詳しくネタバレを含む感想をご紹介していきます。
山ほど準備すべきことがあって驚く由香と宏平
前回、養子として過ごしてきた友人の沙羅の話を聞いて、前向きに動き始めた由香と宏平。
宏平の母親が養子にはあまり良い顔をしていなかったことからこじれそうかなと思ったものの、2人は無事、養子を迎える決断をしますね。
そうして、山程ある書類に振り回される2人!!
養子が結構、手続きに手間取ることは何かのドキュメント番組を見た時に知っていましたが、離婚していたら離婚の理由を聞かれたり、人間ドックの結果を聞かれたり、そんなことまで書類で提出しなきゃいけないんですね…。
この夫婦は、2人とも養子に意欲的だけど、どっちかが乗り気でないと、上手く行かなそうです!
養子を迎えている家庭は、ある意味、健康で、財力的にも余裕があって、本当に子供のことを思っているとわかりますね!!
ただ、別の目線で見れば、子供を持てないけどどうしても自分の子供を抱きたいと思う人全てが報われるわけじゃないというのが難しいところです。
だいぶ本編からは脱線してしまうものの、最近は子供を狙った犯罪も大きいことから仕方のないことだとは思いますが、やっぱり養子って、凄く難しい問題だなぁと感じます。
さて本編ですが、書類を抱えた2人は協力して準備を進めていきます。
赤ちゃんのお世話を体験したり、自宅に子供が危ないものがないかチャックしたり。
このシーンでは、子供を迎える前から「〇〇する危険があるので、これではダメです」と厳しい指導を受けるのですが、実際に、私の家で考えると、指導されるものばかりです!!
キッチン下の漂白剤も、誤飲の可能性があるからダメなんて…!!
凄く厳しい指導でした!
ですが、それらを乗り越えて無事、最後の面談まできた2人。
どのくらいの期間が過ぎたかは描かれていないものの、読むだけで大変だと分かる内容ですね!!
由香をずっと見守ってきた宏平の本心は…?
お話では、2人が面談を迎えます。
養子を迎えるに当たって、問題がないかと最後に面談形式でチェックを受けるのですが、このシーンはめちゃくちゃ感動しました!!
というのも、「養子に関して、どうして迎え入れたいのか?」という質問に対して、宏平が由香の手をぎゅっと握るんですよね!!
そうして、面談している職員に対して、今まで不妊治療で苦労してきたこと、流産を経験したこと。
そんなことから、宏平以上に由香が傷付いて、それでも子供を持ちたいと思うことが諦めきれない!!と、そう真っ直ぐ告げちゃう宏平がめちゃくちゃ頼れる旦那なんです!!!
『由香とじゃなきゃ、ここまで一緒に子供を育てたいとは思えません!』
もうそんな台詞がヤバ過ぎです!!
そうなんです、きちんとは描かれてはいなかったものの、不育症なのは由香だけで、宏平は他の女性との間には多分、子供ができるんですよね!
それでも、由香を選んで、血の繋がらない子供を引き取る決心をするって、大変なことだと思うだけに、このシーンはドキドキでした!!
そうして、一方の由香も、そんな宏平の本心を聞いて、安心したように涙ぐんでしまいます。
普段は無口なのに…って由香の台詞が、なんかしんみりしちゃいますね!
本当に読んでいると、応援したくなる夫婦です!
そんなこともあり、お話は最後、養子を迎えれることになって、泣きながら抱きしめ合う2人の姿で終わります!
次回はとうとう、養子を迎える日ですかね?
表紙にも写っている赤ちゃんがやってくるのだとは思うのですが、どんなやりとりがあるのか?
凄く楽しみな展開です!!
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