こちらの記事では『ワタシってサバサバしてるから』(江口心)35話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
自称サバサバ女の会社員・網浜奈美が周囲を巻き込んで起こす様々な騒動を描いた物語です。
自宅謹慎の後に人事部に呼び出された網浜。
今後の処遇について聞かされる前に、自分から会社を辞めると啖呵を切ります。
ワタシってサバサバしてるから【35話あらすじ】
いよいよ網浜の最終出社日がやってきました。
退職の挨拶をして回る網浜でしたが……あまり別れを惜しんでくれるひとはいないようで……。
ワタシってサバサバしてるから【35話のネタバレと感想】
人事部面談から数日が経ちました。
今日は網浜の最終出社日です。
ある意味名物社員である網浜の退職は各所で話題になっているようで……、営業部での噂になっていました。
まあ、網浜の図々しさがあれば、どんな場所でもなんとかやっていけそうですけどね。
噂をすれば影と言いますが、タイミング良くそこに網浜が登場します。
いきなり現れた網浜に驚く、営業部の鈴木と山城。
そんな風に驚くなんて、変な噂でもしてたんじゃないかと網浜は疑います。
いきなり背後から噂の張本人が現れたら、誰だって驚きますよね。
網浜はどうやら退職の挨拶周りをしているみたいです。
意外に律儀なところがあるんですね。
明るく退職の挨拶をする網浜、意外に明るい調子です。
網浜は機会があればまた飲みにいこうと山城にそっと耳打ちします。
その声に山城は何も返せず、真っ青です。
会社を辞めたとしても、縁が切れるわけではないと網浜は言いますが……山城はきっと縁を切ってしまいたいのでしょう。
表情から見てバレバレです。
網浜は鈴木にも意味深な言葉を掛けます。
鈴木の顔はもはや「無」です。
鈴木は相手が網浜しかいなかったら……と言葉を濁します。
鈴木くん、笑顔が完全にひきつってますよ。
必死に笑顔を浮かべようとしているのがバレバレです。
二人は網浜の怒声からまるで逃げるようにして網浜の元を去っていきました。
網浜は誰もいないカフェテラスでひとり佇みます。
こんな形で辞めることになったとはいえ、長く勤めた会社だけあって思い入れもあるのでしょう。
結構会社を辞めるときってあっけないものなんですね。
妙にしんみりしてしまう網浜でした。
網浜は私物などの整理をして、一人会社を出ようとします。
最終日なのに、誰一人として見送りにきてくれません。
他の社員は楽しそうに話したり、仕事をしている中、一人会社を去る網浜。
持って帰るのは私物の入っている紙袋ひとつだけ。
普通は退職するときって花束をもらったり、お見送りをしてもらったりするものですが……。
網浜のようにたった一人、静かに会社を去る。
それって、とっても寂しいですよね。
まあ、すべては網浜の人柄や言動が原因ではあるんですけど。
網浜のおかげで嫌な思いをしたひともたくさんいるでしょうし……。
確かに私でも仕事の手を止めてまで、網浜の見送りには行きたくない……一緒に仕事をしてきた人々もきっと同じように思っているでしょう。
そんなとき、網浜を呼び留める声がしました。
声の主は本田でした。
本田は網浜の退社に間に合うように走って急いできてくれたようです。
本当に最後までいい子ですよね。
網浜によって嫌な目にもあったのに……さすがは真性のサバサバ女です。
そんな本田に対して、網浜は何の用?と最後まで上から目線で声を掛けます。
他に何か言い方っていうものが網浜にはないのでしょうか?
それとも本田には何か思惑があって、網浜に会いにきたのでしょうか?
本田は急いで走ってきたので、上がった息を整えます。
本田は網浜に何て言葉を掛けるのでしょうか?
とっても気になるタイミングで次回へと続きます。
コメント