こちらの記事では『ワタシってサバサバしてるから』(江口心)36話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
自称サバサバ女の会社員・網浜奈美が周囲を巻き込んで起こす様々な騒動を描いた物語です。
ついに訪れた網浜の最終出勤日。
誰にも見送られることなく、ひとり会社を去ろうとしていた網浜を、急いで走ってきた本田が呼び止めます。
ワタシってサバサバしてるから【36話あらすじ】
本田はわざわざ網浜の見送りに来てくれたのでした。
そして餞別のプレセントと派遣会社の名刺を渡します。

ワタシってサバサバしてるから【36話のネタバレと感想】
本田は退職する網浜に、挨拶をしようと思ってきてくれたのでした。
本田だけですよ、網浜の見送りに来てくれたのって……ほんと良い子ですよね。
でも網浜は退職する自分を見て笑いものにしたいんでしょ?と思っています。
網浜はどうして素直に好意を受け止められないのでしょうか……。
網浜は気を遣わなくていいと言います。
本田は網浜が次の仕事が決まっているかどうか心配してくれているようです。
網浜の就職活動はこれから、自分の能力をちゃんと評価してくれる会社をじっくり探すつもりらしいのですが……そう上手くいくのでしょうか?
私にはこの厳しいご時世、そんなに上手くいくとは思えないのですが……。
そんな網浜に本田は1枚の名刺とプレゼントを渡します。
さすがの餞別の品物に驚いた様子の網浜。
そうですよね、誰も見送りにきてくれなくて寂しく長年勤めた会社を去るところでしたものね。
本田が渡した名刺は、以前本田が派遣社員として働いていた時の担当者のひとの名刺でした。
とても親切な人らしいので、ぜひ網浜にも紹介したいとのこと。
しかし、網浜はそんな本田の行為に突然怒り出します。
曰く、自分に派遣社員をしろというのかということ。
自分にはどんどんスカウトメールが届くはずだから必要ない、と言い切ります。
まあ、言いながらも名刺もプレゼントもしゃっかり受け取るんですが。
網浜の本田への印象は、最後まで気に食わない奴でした。
どうして人の行為を素直に網浜は受け取れないんでしょうか……?
本田は心配そうに去っていく網浜の背中を見送るのでした。
入り口の柱の陰にも意外な人物が見送りに来ていました。
網浜の盗作疑惑を上層部に報告した米沢です。
米沢の顔を見るなり、怒鳴りだす網浜。
でも米沢は彼なりに本当に物事をはっきり言える網浜に憧れていました。
周りのことを全く気にしないで、やりたい放題の網浜が本気で羨ましかったのです。
網浜の図々しさを、少し気の弱い彼にちょっとだけ分けてあげたいですね。
だからこそ、彼は網浜の不正を見逃すことはできなかったのでしょう。
網浜は今度、どっかで会ったらおぼえときな!と言って去ります。
見送る米沢の表情は嬉しそうでした。
帰りの電車の中、網浜はスマホでさっそく就職活動を始めます。
もう転職サイトに登録は済ませているようです。
スカウトされた先でばんばん活躍して、自分を退職に追い込んだ会社を見返してやる気満々です。
退職に追い込まれたのも、編集部も追い出されたのも全部自業自得なんですけどね……。
網浜はスカウトの件数が多過ぎたらどうしようと余計な心配までしています。
さっそく転職サイトのメール受信箱を見てみます。
どんなスカウトがきているのか……わくわくしながら受信箱をみたところ、スカウトメールは0件でした。
網浜をスカウトしてくる会社はないのです。
どうして……と思わず顔が真っ青になる網浜でした。
確かに長い間勤めていましたけど、ただの事務職ですし、特に特技や資格があるとはおもえませんものね。
退職理由はさすがに本当のことは書かなかったとは思いますが、スカウト0件でも納得です。
でもこのままじゃ網浜は無職になってしまいます。
いったいどうするのでしょうか?
網浜の図々しさがあれば、何とかなるような気がしますが……彼女はいったいどんな行動をとるのでしょうか?

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