こちらの記事では『足場やろう3~中間管理職はつらいよ~』(えりた)3話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
若くして職長と言う中間管理職に抜擢されたダイ。
年上の部下と、上司の間で奮闘する姿を描いた物語です。
年下の部下、浜口とうまく仕事ができず悩むダイ。
つい部下に当たってしまい、チームはバラバラになりかけてしまいます。
足場やろう3~中間管理職はつらいよ~【3話あらすじ】
まとまらないチームをどうしたらいいか、先輩に相談しようにも相談に乗ってもらえないダイ。
改めて中間管理職の誰にも相談できない孤独さをかみしめるのでした。
足場やろう3~中間管理職はつらいよ~【3話のネタバレと感想】
ダイはかつての先輩であった、あだちに相談してみることにしました。
しかし電話をするも忙しいらしく、すぐに切られてしまいます。
別の先輩である、むらたにも相談しますが、こちらも忙しそう。
妻のクミにも元同期とはいえ、子育てと家事で大変な身。
相談することは難しいでしょう。
上司からは期待……というかプレッシャーをかけられ、部下からは厳しい目で見られてしまう。
ダイはしみじみ中間管理職の孤独さを感じます。
新人時代は目の前の仕事をこなすだけで精一杯でしたが、立場が変わってくるとまた違う苦労があることを実感します。
確かに仕事はどの立場でも大変ですよね……。
ダイはいろんな先輩の仕事を見て、見守られながら成長してきました。
自分は今のチームをどう見ているのか、改めて自問自答します。
事務所に戻ると親方がまだ事務仕事をしていました。
慣れないパソコン仕事に親方も苦戦しているようです。
そんな親方に、ダイはもっと頼って欲しいと言います。
その言葉を聞いた親方は不敵な笑みを浮かべました。
これはどういう意味なんでしょうか?
実はこれはダイにも当てはまることでした。
ダイは部下の仕事まで先回りしてやっていたのです。
親方はダイに頼りにされるのを待っていたというのに……。
事務所の床下からおもむろにお酒を出す親方。
そんなところにお酒をしまっていたんですか!?
見つかったら怒られますよ~。
二人は飲みながら、ダイの悩みについて話し合うのでした。
次の日の朝礼で、ダイはみんなに嫌な気持ちにさせてしまったことを謝りました。
自分にはプライドがあって、みんなに頼ろうとしなかったこと、でもまだ未熟な自分にはみんなの力が必要なことを素直に伝えます。
鈴木と金子の新人二人は納得したようですが、ベテランの浜口は複雑そうな表情です。
さて、仕事が始まりました。
鈴木に仕事について問いかけられたとき、逆に鈴木の意見を聞きます。
今までのダイだったら指示をするだけだったのに……!
ダイは鈴木の意見を聞いてそれを採用、そこは鈴木に任せることにしました。
ちゃんと人に頼ることを覚えたのですね。
金子も頑張っています。
ダイはトラックの位置について金子は尋ねます。
すると金子はもう少し近くに寄せた方がいいと答えました。
金子の上手な誘導のおかげでうまく止めることができました。
実はガソリンスタンドでバイトしていたという金子、意外な特技の発見です。
特技を認められた金子は嬉しそうです。
この前、親方は人の上にたつと部下に嫌われたくないとか、舐められたらどうしようとか、いろいろ考えてしまうと言っていました。
でも職長は役割のひとつであって、相手のことを知って歩み寄ることが大切ということを教えてくれました。
そしてもっと部下を頼ることを決意します。
親方はダイらしいチームができると太鼓判を押してくれました。
それからのダイは部下の仕事を細かいところまでみるようになりました。
そしてみんなそれぞれにいいところがあることに気が付きます。
しかし浜口とはなかなかコミュニケーションがとれず……思い切って食事に誘います。
浜口には浜口の考えがある、それは二人で話してみなければわからないことでした。
それからはチーム内でもめ事があってもダイはうまく仲裁できるようになりました。
チーム内の雰囲気も、当初に比べだいぶいいものになってきました!
よかったね、ダイ!
コメント