こちらの記事では『ノスタルジヰをもう一度~大正結婚物語~』(ひるのつき子)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
本当は兄の和優と結婚するはずの千紗子が、親同士のノリで和優の弟・和次と結婚することになり、3人の恋愛模様を描いた物語です。
和優の告白について一人考え込む千紗子。
そんな時、和次は走って千紗子を探し回っていました。
ノスタルジヰをもう一度~大正結婚物語~【5話あらすじ】
考え込むうちに、庭園で過ごした子供の頃を回想する千紗子。
そして本当に自分のころを気にしていてくれたのは、和次であることに改めて気が付いたのでした。
ノスタルジヰをもう一度~大正結婚物語~【5話のネタバレと感想】
『ノスタルジヰをもう一度~大正結婚物語~』5話は
・ついに和次が千紗子に思いを伝える!
といった内容になっています。
ここからは詳しい内容をご紹介していきます。
過去を思い返し、兄弟がすれ違ったままでは嫌だと思う千紗子
一人考え込みながら、千紗子は昔のことを回想します。
庭園で転んでしまった時、すぐに手を差し伸べてくれたのは和優でした。
でも思ったよりケガがひどいことに気が付いてくれたのは、和次の方でした。
千紗子は何も言いませんでしたが、和次は見ていてわかったようです。
素っ気なくしっかりするようにと言っていたのは、千紗子が損をしないためという本心が隠れていました。
そんな和次を千紗子は子どものころから、想っていました。
和優は優しくて万人から好かれるお兄ちゃん。
和次は愛想がなくて、時々いじわるで、でもいつだって千紗子のことを見ていました。
さっき、カフェで話したときに和優が言っていた、兄弟で分かり合わなくていいという言葉に、三人仲良しだと思っていたのは、自分だけだったのかなと千紗子は悩みます。
しかし千紗子はそんな関係は嫌だと強く思い、立ち上がります。
このまま兄弟がすれ違ったままなんて嫌、三人とも分かり合いと思うのでした。
大切な思い出も気持ちもなかったことになんて、千紗子はしたくなかったのです。
この思いを伝えなきゃ!と千紗子は走り出します……がすぐに転んでしまいました。
こんなタイミングで転んでしまうなんて、先程の回想のようです。
ついに和次が千紗子に思いを伝える!
転んでしまった千紗子を見つけてくれたのは、やはり和次でした。
千紗子の行先に検討がついていたようです。
そもそも何をしているか問いかけつつ、そっと上着を千紗子の肩に掛ける和次。
そして幼いころと同じようにしっかりするようにと言いました。
その言葉に決意を新たにした千紗子。
想いを伝えようと話し出そうとする千紗子でしたが、それを制して和次は千紗子に告白をします。
千紗子との結婚が嫌なわけない、子どもの頃からずっと好きだったと。
だから偶然でも、千紗子が和優を好きだったとしても結婚をやめることができなかったと言います。
でもこんなやり方は間違っている、無理やり引き留めるつもりはなく、和優のところに行くのなら止めないと続けました。
千紗子はぽかんとした様子で、和優のことを私が好き?と問い返します。
どうやらお互いに誤解していたことがわかってきたようです。
千紗子はそんなこと言った覚えはありませんし、和次こそ結婚を嫌がっていたと言います。
和次の言い分はこんな突貫工事のような結婚じゃなくて、ちゃんと結婚したかったとのこと。
いつも真顔なのは、必死に感情を隠していただけでした。
思わず頭を抱え込む千紗子でしたが、これで無事にお互いの誤解も晴れましたね!
千紗子も改めて自分の気持ちを笑顔で告白します。
この事実を知らなかった和次はぽかんとした後、真っ赤になってしまいました。
ずっと勘違いし合ったままだったことに気が付いた二人。
ようやく二人の想いは通じ合いました。
思い出の庭園で、二人は情熱的な口づけを交わすのでした。
ひとつの勘違いからどんどんすれ違ってしまった二人。
無事に勘違いも解け、お互いに想いあっていた事実に気が付けて本当に良かったです。
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