こちらの記事ではコミックほげっと『葬礼の案内人』(作画:咲間はち子 原作:一那)4話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『葬礼の案内人』は葬儀社に勤める清見(きよみ)が、死者の思い出が観える力を使って、死者と遺された人との思いを繋げるお話です。
そんな特別な力を持つ清見は、祖父から案内人の役目を引き継いで…。
葬礼の案内人【4話あらすじ】
亡くなった祖父と不思議な空間で話ができた清見。
そんな祖父は【お届けさま】という大きな神様の木を清見に紹介します。
星を天へと送る仕事をする、その大きな木であるお届けさま。
祖父はそんなお届けさまへ死者と遺族の絆をつなげたことからできる星を送る、案内人の仕事をしていました。
しかし、清見は亡くなってしまった祖父の星は誰が送ってあげれるのかとふと、疑問に思いました。
そうして、祖父を送ってあげたいと、その仕事を継ぐことにした清見。
そこでは祖父の記憶を見ることができました。
最初は清見が生まれて、導人(みちひと)と名前をつけた日の記憶。
それから次は、両親が事故で亡くなった日の記憶に移ります。
娘夫婦が亡くなりすっかり落ち込む祖父。
そんな彼の膝で遺されたまだ幼い清見は、亡くなった両親と祖父母が繋がって、星が生まれるのを見ることができて…?
葬礼の案内人【4話のネタバレと感想】
前回に引き続き、清見が夢を見ているシーンです。
祖父のことを思い出している清見。
両親が事故で亡くなり、祖父母に引き取られているまだ幼い清見ですが、実はその頃すでに案内人の力を持っていました。
それも当時は娘夫婦が亡くなって、すっかり消沈してしまった祖父は案内人としての勤めを果たせなくて。
そのかわり、まだ幼い清見が2人を送り出したってシーンは、凄くジーンとしました。
作中にもありますが、死んでしまった人と遺族の絆を結んで星にしてあげる案内人ですが、もちろん関係がうまくいかず、星が出ない人も中にはいて。
清見も、いじめの加害者となり悩んで自殺してしまった詠心(えいしん)と、それに気付けず遺されてしまった父親の誠(まこと)から星が出なかったことに悩んでいました。
それでも、ふとそんな祖父との記憶を思い出した清見。
星が出なくても、いつか出る星を必ず送り出したいとそんな答えに辿り着くんですよね。
ちなみに、ここスッキリした顔をする清見がめちゃくちゃイケメンで、とりあえずお話はそっちのけで眺めていました。
案内人としてのパリッとした姿の彼も良いですが、やっぱりこんな風にオフの姿の清見も良いですね!!
イケメンな彼からも目が離せません!!
それから、私は4話を読み終えるまで気づかなかったのですが、次回5話で『葬礼の案内人』は最終回なんですね!!
なんで!?とついつい声が出てしまいました。
こちらの作品についてざっと調べてみたところまず、作品レーベルである『コミックほげっと』というのがそもそもめちゃこみとサイドランチと呼ばれる出版社で企画されているもので。
所謂、他の大手の出版社の作品ではないことから、単行本を見据えた作品ってわけではないようなんですよね。
そんなことから次回5話で終わりのこちらの作品!!!
もうめちゃくちゃ寂しすぎます!
気になるのが、詠心と誠の絆がどうなるのか?ですよね。
いじめをしたとはいえ、詠心が亡くなった後、父親の誠が被害者にできることって限られていますよね。
それも詠心はもうすでに亡くなっていますし、本当にこの2人の間に星ができるのか?というのも凄く気になるところです。
清見も凄く気にかけているところなので、うまくいくと良いのですが…。
もっともっと、多くの絆のやりとりや星の送り出しなんかを見たかったのですが、次回で最終回はやっぱり残念ですね!!
けれど、ラストがどんなふうになっているのか凄く気になるところです!!
次回も楽しみな展開です!
コメント