こちらの記事ではストーリーな女たち『虐めを待つ人』(作画:あしだかおる 原作:島田妙子)2話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『虐めを待つ人』は、虐待を受ける妙子(たえこ)のお話です。
父親の守(まもる)の再婚相手である清美(きよみ)に、しつけだと暴力を振るわれるようになった妙子は…?
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虐めを待つ人【2話あらすじ】
ある日、清美にしつけだと暴力を振るわれてしまった妙子。
それ以来、兄の悟(さとる)や健(たける)も同様に、清美から暴力を振るわれるようになりました。
父親に告げ口すれば、余計に酷くなるかもしれないと考えた3人は、清美の出産が終わればきっと落ち着くだろうとそれまで堪えることと決めました。
そうして、暫くそんな日々が続いた後、清美の出産が無事終わって、守と清美の子供である秀樹(ひでき)が生まれます。
その後は秀樹の世話が忙しくなることから、3人への暴力はなくなり、また、元の優しい母親の姿に戻ったように思えた清美。
しかし、それから少し経つとまた、清美の暴力は酷くなり、秀樹の世話や家事を殆ど押し付けてくるようになってしまいます。
それから、そんな暴力のことを父親や担任に告げようとしても、酷い兄妹喧嘩をするだけだと、先に外堀を埋めていた清美。
3兄弟は、そんな虐待を堪えるしかなくて…。
虐めを待つ人【2話のネタバレと感想】
タイトルや表紙でわかりやすいかと思いますが、こちらは暴力描写がある作品ですので、苦手な方はお気をつけください!!
今回は、虐待が誰にも気付かれないなんて怖さがありました。
いかにも体に暴力を受けた痕があっても、兄妹喧嘩が酷くて…なんて台詞で周りの人が納得できちゃうのは、やっぱり時代のせいもあるんでしょうかね?
この作品の時代設定は昭和52年。
今なら、学校に登校している子供に大きな傷や痣があるだけで、もう大事になっちゃいますよね!
前回のお話に描かれていたように、この虐待は6年続くようで、その間、誰も止めてくれなかったってことが、1番怖いなぁと思いました!
ただ!!今回、秀樹が怪我をしてしまったことで、当時面倒を見ていた妙子は酷く責められて、いつも以上に暴力を受けてしまいます!
裸にされて、動けなくなるまで叩かれる妙子!!
そんな様子に堪えきれず、兄たちは父親である守にずっと暴力を振るわれていたことを告げるのですが…なんて展開です!
守にとっては自分が知らない間に、虐待が起きていたなんて知って衝撃ですよね!
それも守の前では優しくて可愛い清美。
多分、虐待なんてする人にも見えてなかったと思います。
その後、守に虐待のことを責められ「なんで私が謝るの?産んだわけでもないクソガキをしつけしてやっただけなのに!」と、喧嘩になる清美。
けれど、お話のラストでは『父親が全てを知って、終わりではなかったのです』なんて言葉があって、読んでいてぞわぞわっとしてしまいました!
これ、守が虐待を知っても変わらなかったってことですよね!?
普通、子供を1番に考える父親なら、そんな清美とは別れそうな気もしますが、今後妙子たちはどうなってしまうのか、詳しいことは次回で明かされそうです。
守にとっては、清美との間に子供が生まれてしまったことから、別れづらくなってしまったのかな?
作中には、守が3兄妹よりも清美との子供である秀樹を可愛いがる様子もありました。
もしくは、1人で出て行ったり?
今後の展開に関しては、本当に想像ができません!
まだ暫く、3兄妹が散々暴力を振るわれるお話が続きそうなのですが、こちらのお話はノンフィクションで!
だから、母親にバチが当たって、みんか仲良く暮らせましたーみたいな、お伽噺展開が約束されておらず、普通にこんな過去があったなんて展開で、誰も報われずお話が終わる可能性もあるのが怖いところです!
次回がどうなってしまうのか?
すごく重たい展開ですが、続きが気になってしまう内容でした!
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