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マスク男子は恋したくないのに【ネタバレ】1巻の書き下ろしまで!感想も

ネタバレ&感想

『マスク男子は恋したくないのに』(参合ミツル)の1巻のネタバレと感想を紹介します!

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マスク男子は恋したくないのに【1巻のネタバレ】

『マスク男子は恋したくないのに』の1話ずつのネタバレを紹介していきます。

1話のネタバレ

佐山圭悟(さやまけいご)は常にマスクをつけて過ごしています。

マスクは彼にとって、コンプレックスを隠すもの。

夏に近づいた今でも、外すことはありません。

 

そんなある日、階段を歩いていた佐山は、上で騒いでいる男たちの声を聞きます。

『ああいう輩とは関わらずに生きていきたい…』

そう思った佐山。

しかし、そんな彼の前に、1人の男が落ちてきました。

 

佐山が目を覚ますとそこは保健室で、後頭部の痛みに、男が落ちてきたことを思い出します。

ベッドのカーテンを開けて顔を覗かせる男。

彼は悪気がなさそうに笑って謝ってくるのです。

 

「身体弱いの?」

そんな佐山に突然、顔を近づけてくる彼。

そうして「なんでいつもマスク付けてるの?」と突然、佐山のマスクに指をかけ、下ろしてきました。

「別に何かあるわけじゃないんだろ?」なんて話す彼。

突然の出来事に動けずにいた佐山ですが、その後すぐに彼を蹴り上げます。

そんな佐山の口から出るのは暴言ばかりで、死ね、カスなんて台詞。

しかし、その瞬間に保健室に入ってくる養護教諭。

佐山も口をつぐみます。

しかし、佐山の無事を確認した彼女は、また用事があるからと出ていくのです。

それから、保健室はまた2人だけが残され「口、めちゃくちゃ悪いんだね」。

才川(さいかわ)と呼ばれた男は、そう目が笑っていない笑みを佐山に向けました。

1.5話のネタバレ

才川綴(さいかわつづる)は新学期を迎え、佐山の前に名簿順で座っていました。

佐山にとって『とにかくでかい邪魔な背中』の彼。

そもそも、佐山は人の顔を見ることもなければ、覚えるつもりもないので、顔なんか覚えてもいませんでしたが、あの事件以来、よく目につく彼の存在。

校内の可愛い女子は大抵彼に惚れ、告白したりと近づいてくるものの、やっぱり目が笑っていない彼の笑顔。

そうして、そんな彼を見つめる佐山の視線に気づくと、彼はニッと意味深な笑みを向けてきて。

目が笑っていなくて、性格の悪い男。

それが今の才川のイメージでした。

 

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2話のネタバレ

教室でゲームをしている佐山と、そんな彼に話しかける才川。

「運動神経悪いよね。バスケなのに佐山だけサッカーしてるみたいだったもんね」あれから1週間が経ち、才川はこうして馴れ馴れしく佐山に話しかけます。

あの事件の時と同じで、無遠慮に近づいてくる彼。

そんな彼に、死ねとかカスとか思う佐山の気持ちも変わらないままです。

 

そんな才川ですが、やっぱりどこでも人気者で、廊下で2人でいても、すぐに声をかけられ離れていく彼。

『お前、友達いっぱいいるんだろ。何でオレに絡んでくるんだよ。お互い最悪な印象しかないだろ』佐山はもやもやと抱えます。

しかし、ふと彼の方へ視線をやると、楽しそうに会話している彼ですが、その笑みは佐山に向けてきたのと同じ、あの目が笑っていない笑みでした。

「気持ち悪りぃ」

戻ってきた彼にそう告げる佐山。

すると彼は、いつものヘラヘラした様子から、すっと目を細め、佐山との距離を縮めてきました。

「ねぇ知ってる?口は第二の性器とも呼ばれてるって」

そう言ってマスク越しに、佐山の唇に触れる彼。

佐山は動けないままです。

「そうやって隠されたら気になっちゃうってわかんない?」

ぞわっと気持ち悪さが込み上げてきた佐山。

彼を突き飛ばして、睨みつけるものの、彼は楽しそうに微笑んでいて。

やっぱり死ね、なんて思った佐山でした。

3話のネタバレ

佐山には小学生時代に好きな子がいました。

明るくて優しくてちょっとお姉さんみたいな子。

佐山の片想いです。

 

そんな頃、佐山のマスクのきっかけとなる出来事が起きました。

クラスの男子の会話。

ちょうど昨日見ていたアニメに、エロいキャラがいて…なんてやりとりで。

「髪が長くておっぱいでかくて、口の横にホクロがあって…佐山!そう!ちょうどあんな感じの!」

そう言って笑い合う彼らが佐山をからかいにやってきて。

そんな様子を見ていて、助け舟を出してくれたのが彼女。

嫌がっているから辞めなよ、なんて間に入ってくれて。

 

「その…私は…や、やらしくなんてないと思うよ」

しかし佐山は、そんな彼女の無理をしている様子に気づき、カッとなって「うるせぇ、ブス!」なんて口にしてしまいます。

結果、佐山が原因で泣かせた彼女。

佐山にとっては、傷つけるような台詞を吐いてしまった自分の口と、いやらしいなんて目でずっと見られるかもしれないなんて恐怖に、人前に口を出すのが嫌になったのです。

 

話は高校時代に戻り、「気持ち悪りぃ」なんて目が笑っていない才川の笑みを指摘した佐山。

あれ以来、才川は更に佐山に対して遠慮がなくなっており、何より、あの目が笑っていない気持ち悪い笑みを、佐山には向けなくなりました。

 

そんな時、期末が近づいた佐山。

いつも赤点ばかりの彼に、今回はとうとう、母親からゲームの禁止令が出たのです。

それも、次また赤点ならば、機械は没収。

佐山にとっては絶望的な出来事です。

 

そうして、嫌々ながらも才川に声をかけた佐山。

いつも成績が良く、佐山でも声をかけやすい彼。

ゲームのことを考えるならば、背に腹は変えられず、彼を頼ることにします。

 

しかし、やっぱり意地悪な彼。

佐山がお願いしてもそう簡単には受けてくれず、ある条件を提示してきます。

「…取れとは言わないって。その代わり…」

 

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4話のネタバレ

話は才川の視点に映ります。

 

目の前でゲームをする佐山を眺める才川。

目線はそんな彼のシャツから見える肌にあって。

『鎖骨浮いてる、首ほっそ』なんて、じっと彼の体を眺めます。

 

才川にとっては、後ろの席の目が合わないやつで、いつもマスクをつけているやつとしか思っていなかった彼。

そんな彼のマスクの下を見たのは、階段に突き落としたあの日。

保健室で眠る彼のマスクをそっと下ろして勝手に眺めた才川。

そこにあったのは日に焼けてない白い肌と口許の黒子。

別にコンプレックスになるようなものなんてなかったはずでした。

 

才川ですが、元々、個人の趣味を暴いて楽しむ趣味もなければ、相手の嫌がることをして楽しむことも、今まではなかったことで。

誰に対してもほどほどに優しくて当たりの良い人間でいた才川。

 

それが佐山に関してだけは、誰も知らない普段よりもずっと感情的な姿を、見たくて、知りたくて。

なにより、暴いてやりたいなんて感じていました。

 

ある日、テスト勉強のため佐山の部屋を訪れることになった才川。

彼に勉強を教えるなかで、ふと彼の頭に触れました。

そんな少しのことですら、強ばった顔つきをする彼。

 

「そういえば、見返りだけど…」なんて口にして、才川は彼をベッドまで追い詰めました。

マスクの下に指を滑らせる才川。

佐山は恐怖で真っ青な顔ですが、構わず唇に触れます。

「取らないってば」

佐山の唇をふにふにと触る才川。

緊張して震える彼を見ると、段々と興奮してくるのです。

涙目の彼をみて、余計に止まれなくなった才川。

佐山の口に指を入れるものの、彼が吐き気を催したことでぬるりと放します。

目の前で嘔吐する彼。

「やばい、超楽しい」

才川は彼の唾液で濡れた自分の指と、彼のそんな姿を見ながら、いつものあの意地悪な笑みを浮かべていました。

5話のネタバレ

視点は佐山に戻ります。

 

その日の夜、お風呂で口の中をなぞる彼の指の感触を思い出した佐山。

あの時は、心底楽しそうな彼に、こいつ頭がおかしいなんてゾッとしていました。

しかし、そんな出来事があったせいか、自分で唇に触れてもぞわぞわと感じる何か。

佐山は気づかないふりをします。

 

そんな翌日からです、才川は今まで以上に佐山に執着を表してきます。

学校でも人気のない場所に連れられては、求められる『見返り』。

彼にマスクの中を触られる日が続いていました。

 

もちろん、佐山だって喜んでいるわけではないですが、母親にゲームを人質に取られている今は、才川に勉強を教えてもらうために、我慢するしかなかったのです。

ある日の佐山の部屋でのこと、「気持ち悪くねぇのかよ、口の中だぞ」。

佐山は問いかけますが、才川はあっさり「別に」なんて返答で。

彼は構わずまた、佐山に近づいてきます。

 

才川にマスクに触れられて抵抗できないでいる佐山。

耳の奥に以前彼が話していた「ねぇ知ってる?口は第二の性器とも呼ばれてるって」なんて台詞がこびりついて離れてくれず、次第に彼の指が佐山の口の中へと進んでも動けずにいます。

そうして佐山の舌を指で掴んだ才川。

無理に引き出したり、かと思えば優しく愛撫したりと動いて。

そんな様子にぞくりとした佐山。気付けば自分のものも勃っています。

 

彼に気付かれたくない。

そう思って才川から離れる佐山ですが、壁際に追い詰められており、そんな様子もすぐ彼に気付かれてしまいます。

「佐山、お前…」

6話のネタバレ

才川に口の中を指で愛撫されたことで勃ってしまい、そんな様子が彼にバレた佐山。

 

いつもの調子で馬鹿にされると怯えるものの、彼の反応はなく…怖くて閉じていた目をゆっくりと開ける佐山。

そこにはまっすぐに佐山を見つめる才川がいました。

 

彼にそんな眼差しで見られて、動けなくなる佐山。

ゆっくりと彼が近づいてきて、マスクを下げられても動けません。

そして、そのまま才川にキスをされます。

 

そこでやっと体が動いた佐山。

彼を押し返そうと、彼の胸を押す手に力を込めますが、びくりともせず。

そのまま才川は佐山にキスをしながら、舌を入れて。

ぬるぬると彼の口の中を愛撫してきました。

 

『きもちいい、なんでキスなんか。あったかい、口の中、いや、いやなはずなのに。きもちいい、才川だから…?』

力が抜けて、才川にされるがままの佐山。

抵抗しようとした腕も降りていきます。

 

そんなとき、ふと彼の様子に気付いて。

熱っぽい余裕のなさそうな彼の顔。

どっと佐山の体にも熱が移ります。

それから、才川の舌は佐山の上顎をなぞり…。

「ンンっ!!」

ゾクゾクッと佐山の体が震え、佐山は必死に堪えるものの、彼の舌は止まってはくれず。

ぬるぬると口の中を愛撫されるなかで、佐山はそのままイってしまいました。

才川が離れ、浅い息の佐山。

ヒクヒクと体を揺らしています。

そんな様子に、自分の唇を指でなぞる才川はどこか楽しそうです。

『才川は横暴で意地悪で、オレのコンプレックスをオモチャみたいにグチャグチャにしてく。そんな性格サイアクのこいつのことがオレは多分好きなんだ…』

 

翌朝、昨日の出来事を思い出して『死のう…』なんて考える佐山。

昨日はあのまま別れて、彼にどんな顔をして良いのか分からずにいました。

教室でそうビクビクとしている佐山の元へ、才川が現れます。]

しかし、いつもと変わらない様子の彼、佐山は拍子抜けしてしまいました。

 

『なんで、普通なんだよ!』

 

そんな才川の様子にもやもやしたものを抱える佐山。

『…なんで…キスしてきた?嫌がらせにしては度を超えてないか?それでも才川に触られるのを気持ちいいと知ってしまった。あいつを拒みきれないのも、キスの理由を聞けないのも、悔しいけどあいつが好きだから』

そう考えた才川。

けれど過去のことを思えば、好きだとも認めたくなくて、必死にしまい込みます。

 

それからの日々は、才川との関係も変わらずで、変わったのはあの日以来、勉強を教えてもらう『見返り』がキスになったこと。

 

…佐山だってそんなことはおかしいとは思っていたが、彼の熱っぽい視線に何も言えないでいました。

ある日のこと、廊下ですれ違った女子に見覚えがあった佐山。

それは佐山のトラウマの…。

 

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7話のネタバレ

廊下で昔片想いしていた小林に出会う佐山。

彼女もまた佐山には気付いた様子で、謝らなきゃと彼女に声をかけようとするものの、彼女は怯えた様子で。

その場は何もできなかった佐山。

以来、ぼんやりとして過ごしてしまいます。

 

「いつもの減らず口はどうしたんだよ」

才川といても考え込んでしまっていた佐山。

ふと、とある考えが浮かんできたのです。

『オレの口は悪い口だ』

トラウマの事件以来、隠してきた自分の口。

そんな言葉で人を傷つけてばかりの自分を、才川が好きになんてなるはずがないのに。

そう考えてしまった佐山。

才川の行動一つ一つが怖く思えます。

 

いつだって佐山を熱っぽく見つめてきた彼の視線。

それが勘違いしてしまった原因で…。

「こっちむけよ」

すっかり、そう考え込んでしまった佐山。

そんな彼に才川が声をかけますが、佐山は顔を上げて彼の目を見る勇気がありません。

トラウマが原因でどくどくと心臓がうるさくなっています。

 

『今、才川の目を見て、もし才川が前みたいな冷めた目をしていたら?あの熱がなかったら?』

確かめるのが怖いと彼の前を逃げてしまう佐山。

それ以来、才川を避けて過ごすようになりました。

 

ある日のこと、佐山は才川が廊下で小林と楽しそうに話している様子を見つけます。

才川が彼女に笑いかけている…それに傷付いたように心を痛める佐山。

そんな様子を隠れて見ていた佐山でしたが、こちらに気付いた才川がやってきます。

さっきとは違う、怒った様子の彼。

 

「えと…才川…知り合い?さっきの…その…女子と」

堪えきれずにそう口にする佐山。

しかし、才川は呆れた様子で長いため息をつきました。

 

「久々に話したと思ったら女子の話?」

頭をガシガシと掻きながら、彼女は転校生で道を教えていたからなんて話す彼。

そんな彼に、佐山はホッとするのです。

 

「なぁ、何で最近俺のこと避けるの?」

しかし、彼の話題は今の佐山には答えづらく、視線を彷徨わせる佐山。

才川は佐山が逃げ出さないように壁へと押しやります。

 

「もう嫌になった?今更やめようなんて思うなよ」

 

怒った彼の表情。

 

マスクを下されそうになって拒もうとする佐山ですが、そんな怯えた様子の佐山に才川に舌打ちします。

そうしてマスク越しのキス。佐山は抵抗できません。

『キス…久しぶりだ…才川の気持ちもわからないのに、ただのキスがこんなに嬉しいなんてバカみたいだ』

何度も角度を変えてキスをされる佐山。

しかし、卑屈になっていく考えをやめられません。

 

『オレはバカだからたとえ嘘でもこんな「欲しい」みたいなキスされたら勘違いする』

自然に彼にマスクを下げられて、佐山はもう堪えきれなくなりました。

「もうやめろよ!からかうだけなら必要ないだろ!キスなんて!」

そう怒鳴ってしまう佐山。

けれど才川は真剣な表情で佐山を見つめ、「からかってないよ」と告げました。

『もしかして、才川は…』

そんな考えが思い浮かんでしまった佐山。

彼にキスされそうになって抵抗します。

『どうしよう、どうしたらいい。オレ、やっぱり才川が好きだ』

8話のネタバレ

才川への気持ちが抑えられず、涙を溜めた佐山。

その場は逃げることにします。

しかし、足には力が入らず、その場で床に座り込んでしまいました。

 

逃げられないと感じた佐山。

彼を避けてた理由を聞かれ、過去のトラウマについて話すことにします。

 

「本当は…怖い。おっ、大声出すのもマスク取るのも。取ったら…取らなくてもオレは余計なこと言う…ッ」

才川が好きだと気付いた今はそれが1番怖くて、佐山は少し体を震えさせながらそう話しました。

そんな佐山の顎を上げさせ、額にデコピンをする才川。

わけがわからず、カッと声を上げた佐山に、彼はふっと表情を和らげて。

 

「もっと好きに言えよ。思ったこと俺には聞かせてよ。そういう強気そうな顔も憎まれ口も、俺は嫌いじゃないよ」

そう告げた才川。

佐山はやっぱり彼が好きだと自覚して、堪えきれずに泣いてしまいます。

そんな佐山の姿を見て、満足げに笑った才川。

今日の見返りは、手を繋いで帰ろうなんて言ってきますが。

 

「…これじゃ、見返りにならない…。だって…これオレ嫌、じゃない…」

顔を赤らめ視線を逸らす佐山。

しかし、才川はそんな佐山の姿に興奮したようで。

佐山の腕を引き、その肩口に顔を埋める才川。

 

「あー…好きだわ、…佐山のこと」

突然の言葉に驚く佐山。

けれど才川は、そのまま首だけ動かして、佐山に嬉しそうな笑みを向けます。

 

『オレは誰かの隣にいていいのかな?』

彼のそんな笑みで、佐山は少しだけ自分を許せるように感じました。

9話のネタバレ

以来、少しずつクラスメイトと話すようになっていた佐山。

緊張した様子の佐山に周りも驚いたりはするが、「話して見たかった」なんて周りの反応も悪くはなくて。

 

そしてもう一つ変わったこと。

それは、今までは何を考えているかわからなかった才川の気持ちが、少しずつ理解できるようになったことです。

目に見えて嫉妬したり、周りに見せつけるように触れてきたり。

そんな彼に、佐山はすっかり絆されていて。

 

一方で、明るくなった佐山が、周りと仲良くするのが面白くなかった才川。

警戒しろと話しても、佐山は「そもそもオレが一番警戒してるのはお前だよ」なんて憎まれ口を叩いて。

「佐山から言わなきゃ何もしないよ」

そういって楽しげに笑いました。

 

翌日から、佐山へのべったりがなくなった才川。

ただの友人としての付き合いだけの日々に戻ります。

部屋で2人きりの場面。それでも彼が触れてくることはなくて、佐山はそんな彼の横顔を眺めていました。

 

「さっきから視線が熱いんだけど」

しょうがないなぁなんて話す才川。

佐山に近づくとマスク越しにキスをしてきます。

最近はずっとマスクを外していて、そんなキスに物足りなさを感じた佐山。

 

しかし、才川もそれがわかっていて、佐山からはあっさりと離れます。

中途半端に煽られ顔を赤らめる佐山。

「佐山から、言って」

そう告げられて、断ることができません。

恥ずかしがりながらも思いを口にする佐山。

「触ってもいい」そう言い切る前に、才川に噛み付くようにキスをされました。

 

そのまま彼によってワイシャツのボタンを外され、その間から胸に触れられます。

『もっと…さわって』

そんな台詞にすっかり顔を赤くして見つめ合う2人。

しかし、タイミングよく帰ってきた家族の音で、その場は何事もなく終わります。

 

それから、学校の廊下でクマのストラップを見つけた佐山。

才川と合流し、それが小林のものだと知って…。

10話のネタバレ

小林に話しかけると決めた佐山。

彼女の姿を窓から見つけます。

校庭を歩いている彼女。

しかし、なかなか声は出ません。

 

「大丈夫だ」

けれど、隣にいる才川がそう告げてきて…。

 

マスクを外した佐山。

彼女に声をかけることができました。

「それと、あの時はごめん!!ありがとう!」

10年ぶりの彼女への言葉。

彼女もまた、そんな佐山に優しく微笑みました。

 

その場に座り込んでしまうほど安心した佐山。

『これでやっと、やっと言える』

佐山は背中を押してくれた才川に抱きつきます。

 

「…すき」

 

「へ…?」

 

と信じられないような才川の表情です。

「…だから、好きだって言ったんだよ、ばあか!」

そんな佐山の告白。

才川も照れて真っ赤になりながら「今までで一番嬉しい…」と喜んでくれました。

『好きになってよかった、好きになってもらえてよかった』

 

それからの日々。

佐山も周りから話しかけられる機会が増えて。

けれど、そんな状況が面白くない才川。

佐山には優しい笑み、周りには冷たい表情のことが増えました。

 

そしてマスクは…。

「他のやつに見せんなよ」

そんな才川の言葉もあってそのままです。

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書き下ろしのネタバレ

クラスメイトとたちと、夏祭りに出かける佐山と才川。

しかし、途中で抜け出して佐山の部屋へと帰ります。

 

理由は才川が、クラスメイトの目を盗んでキスしてきたこと。

「…抜けようか?」なんて言葉をかけられたことも原因です。

 

佐山の家のあるマンション。

人気はありません。

「き、今日は…いない」

 

そんな照れた様子の佐山。

才川と部屋まで移動して、キスをします。

マスクの上から、そして、マスクを下げて。

 

そうして、佐山はそのままベッドへと押し倒されます。

「オレ汗かいてるんだけど」

けれど、「別にいいよ」と止まらない彼の動き。

それから、才川が用意したものに、佐山はぎょっとします。

 

「お前といつかしたいと思ってたからだろ」

コンドームを手にした彼の台詞。

佐山はすっかり顔を赤らめます。

 

ズボンを脱がされ、うつ伏せになって膝立ちの状態にさせられる佐山。

彼によって後ろを解されています。

そんな彼の指に、気持ち悪いだけだった佐山でしたが、ある時、身体がびくりと震えます。

「そ、こやめろ!なんかビリってするから嫌だ!」

けれど、そんな佐山に、才川はいつもの意地悪そうな笑みを浮かべました。

もうずっとそこばかり責められて、すっかりぐずぐずになってしまう佐山。

才川はそんな佐山の様子に興奮しっぱなしです。

 

「ゆ、ゆっくりだぞ」

それから、体を仰向けにされた佐山。

彼のものが当てられ、ゆっくりの佐山の中に挿入されます。

怖くて、苦しくて。

そのうち佐山はマスクをつけて腕で顔を覆いました。

 

「こ、こんな情けない姿見られたくない」

それでも彼に「見せてよ、俺だけには」なんて言われれば拒めません。

ゆっくりと腕を外せば、彼は柔らかく佐山を見つめています。

 

「マスク取るよ」

 

そうして彼にキスをされて、体の力を抜いた佐山。

しかし、なぜか彼に体を起こされます。

中には入ったまま、彼の膝の上に座らされている佐山。

「自分で動いてみてよ」

やっぱり意地悪そうに彼が笑います。

「クッソ…」と、それでも彼の言葉に従う佐山。

震える体をなんとか持ち上げ…しかし、彼に胸を舐められたことで力が全部抜け、奥まで彼のものが埋まってしまいました。

 

『ずっと誰とも関われないと思っていたのに、才川と繋がってる』

苦しさに堪えながら、彼に抱きつく佐山。

「才川と離れたくない」

そんな台詞に、才川が余裕を無くして。

壁際に押さえつけられた佐山。

才川が何度も腰を動かし、弱い上顎を彼に舌でなぞられたことで、そのまま達してしまいました。

『才川ととうとうシてしまった…』

 

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『マスク男子は恋したくないのに』の感想

実は、商業化される前から追っかけていたこの作品。こうして手にすると、もっともっと嬉しくなります!

 

良いですよね、マスク男子!

今はどうしてもマスクであることが普通になりましたが、これを追っかけていた頃はドキドキでした!

それも隠しているのが口許のほくろだって設定が可愛くて良いですよね。

佐山にとっては大きなトラウマなものなのですが。

 

さて、そんな佐山にちょっかいを出し始める才川。

マスクから指を入れて口の中を愛撫したり、それで嘔吐する佐山を見てもらったり。

やばい人なのかな?って思えるシーンがいくつかあります。

もう読んでいてハラハラです!

 

なにより、嫉妬深くて、佐山が他の子と仲良くなるのも嫌がりますし、佐山に楽しげに声をかける人たちにも冷たい視線。

それから、マスクに関しても。

 

お話の終わりでは、佐山がトラウマを克服し、マスクを外せるんですが、才川は外させません。

佐山の可愛い顔は自分だけ知っていれば良い…なんて、もう最高でした!

 

書き下ろしは、本編ではなかったえっちシーンがボリューム満点です。

ゴムを常備している才川の台詞が最高でしたね!

 

書き下ろしはえっちシーンのあと、もう少し彼らのやりとりがありますので、是非、気になる方は読んでいただければと思います!

その他、小話もいくつか入っているのですが、どれも可愛いものばかりです。こちらも是非!

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