こちらの記事ではパルシィ『朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート』(車屋晴子)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート』とは、頭をぶつけた衝撃に意識を失った優一(ゆういち)が目を覚ますと、何故か妻の華(はな)になっていたお話です。
出産が分かった頃、悪阻で苦しんでいた華。
しかし、以前の優一はそんな華の苦労を気づいておらず…?
朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート【1話あらすじ】
出産後、すぐに妻である華から離婚を言い渡された優一。
そんな優一ですが出産には立ち会えておらず、それが原因で妻の華が怒っていると感じて、軽く謝ります。
しかし、そんなことにも苛立ってしまった華。
優一のことを強く突き飛ばし、優一は床に強く頭を打ち付けるとそのまま意識を失ってしまつて…。
そうして、目覚めた優一。
すると何故か過去に戻っており、優一は華の身体に憑依しているようでした。
ちょうど妊娠が分かった頃の華の身体。
それから、そこには当時の自分も普通に生活していました。
突然始まった、華としての生活。
優一は不思議に思いながらも、妊婦の華として過ごし始めて…。
朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート【1話のネタバレと感想】
お話は本当にタイトルそのままのお話です!!
ただ、タイトル的にのほほんとした微笑ましいお話かなと思ったら、これ教科書みたいな本ですね!
世の男性たちが勘違いしがちな、妊婦の悩みを描いたお話です!!
お話について調べてみると、【夫が妊娠して妻の愛を取り戻したい話】と書かれていて、ちょっと今後の展開が楽しみになりました!
今は、妊婦である華のことを理解できずに出産まで散々傷つけてしまっている優一。
そんな彼が愛を取り戻そうと頑張るなんて、すごく楽しめそうな展開ですね!!
まず、お話はいきなり出産後の病室かなと思います。
赤ちゃんがいて、華が病院着を着てベッドに座っているので、多分産後それほど経っていないかと思うのですが。
「離婚届書いたから、私と離婚して」と告げる華。
すでに離婚届を書いたってことは産む寸前まで、色々モヤモヤしていて、書類も出産前には準備していたってことなんですかね?
立ち会い出産に来なかったのが、華にとっては最後のスイッチだったようです。
ちなみに、本編とはちょっと離れてしまうのですが、出産後の妊婦にはガルガル期というものがあって。
正式には、産後鬱の1つで全員が発症するわけではないのですが、とにかくホルモンバランスが崩れやすい状態なので、ガルガルしやすくなってしまいます。
10ヶ月お腹で共に生きてきた赤ちゃんが生まれるというのもあって、周りの人が赤ちゃんに触れるだけでもピリピリしちゃったり、好きだったはずの旦那さんが凄く嫌に思えたり。
だから、今回のお話も華がちょっとガルガルしているのかなぁと、最初の部分は読んでいたのですが…。
でも、1話を丸々読んでわかりました。
これガルガル期が原因ではなく、旦那の優一が原因です!!
ちょっとモラハラ気味の優一。
悪阻が辛くて一日中動けない華に対して、食事も作れないの?寝てばっかりで良いね、なんて言っちゃったり。
ちなみに、リアルでもよく聞くお話です!
でも、世の男性に悪阻の辛さを分かってって言ったって、確かに無理で。
何が原因かはわからないのですが、優一が憑依することとなって妊婦のつわりを経験するのはめちゃくちゃ良いですね!
散々気持ち悪くて、ろくに食べることもできない華の身体。
それだけでも辛いのに、この時代の優一は散々、逆撫でするようなことを言ってきたり、理解する気がなかったり。
そんな辛さを、華の身体で優一が感じているのが凄く面白い展開です!!
というか、妊娠は10ヶ月もあるうち、今はまだ序盤なんですよね。
2人の関係はこれからどうなってしまうのか?
そもそも、なんで優は華の身体に入っちゃったのか?
次回も気になる展開です!
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