こちらの記事では恋するソワレ『整形シンデレラ』(四ツ原フリコ)最新話の36話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
整形シンデレラ【36話あらすじ】
ファミレスで話す凛と和紗。
優吾と和紗の陽太にまつわる呪いについて話します。
整形シンデレラ【36話のネタバレと感想】
ファミレスで話している凛と和紗。
和紗は陽太が死んでしまったのは自分のせいかもしれないと言い出します。
凜は彼女になんて答えたらいいのかわかりません。
そうですよね、気軽に「違う」とも言えませんよね……。
少しでも和沙が楽になれる言葉があったらいいのですが……。
ここで物語は過去へと戻ります。
場面は陽太のお通夜の帰り道。
優吾は、「和紗は陽太のことが好きだった、両想いだった」と言います。
そんなこと、本人が一番わかってるし、今それを言われても和沙は困ってしまいますよね……。
この言葉に対して、優吾がなにがしたいの?と和沙は返します。
陽太は死んでいなくなってしまった、陽太が和紗のことを好きだったとしても今さらどうしようもないですよね……。
まさか一生陽太を好きでいろとでも言うつもり?と和紗は詰め寄ります。
咄嗟に優吾は否定しますが、和紗は譲りません。
ずっと陽太のことを好きでいてほしい、陽太は和紗を好きだったんだから、と聞こえるようです。
確かに美談ですよね、でも勝手に美談の主人公にされた和紗の気持ちはどうなるんでしょうか?
そもそも陽太への気持ちも肯定していませんよね。
なんでそばで見ていただけの優吾にわかるのでしょうか?
優吾はさっき花を手向けながら、和紗が泣いていたことを理由にします。
でもそれだけで好きだったというのはちょっと……。
しかもなんで優吾は友人との別れの場であんなに冷静に振舞っていたのでしょうか?
悲しみに飲み込まれず、観察することができたのでしょうか?
優吾はむりやり陽太の死を感動的なものにしようとしていると和紗は言いました。
うん……そういう傾向が優吾にはあるのかもしれませんね……。
さて、回想を終えた和紗。
久しぶりに思い出したらお腹が空いてきたようです。
その位、彼女の中では過去の出来事として消化されたことなんでしょうね。
和紗曰く、優吾は人を観察する癖があることを凜に話します。
これは彼が脚本化を目指していることと関係しているのかもしれませんね。
優吾は和紗にかけた呪い、それは和紗を悲劇のヒロインにすること。
陽太との思い出のために、和紗の時間までとめて思い出をきれいに保存しようとしたこと。
……と、ここで優吾が現れます。
凜は呪いの事についてさらに言及します。
和紗が呪いをかけられるかわりに、優吾も高みの現物じゃなくで当事者になることが呪い返しでした。
和紗が言うには一人だけ他人のようにふるまうなんて許せない、私を呪った責任を持って一生、ずっとひきずってみていること。それが和紗からの呪いでした。
だから先に進もうとした凜を二人が許せなかったのでした。
がんじがらめにこんがらかってますね~。
この状況には欠ける言葉がありません。
凜は帰宅後、どうやったら二人の呪いが解けるのかを考えます。
二人の呪いを解ける言葉を知っていたらよかったのに……と悔やみます。
そもそも陽太が亡くなったいる時点で、真偽の確認もできないですしね。
犯人捜しをしても問題が解決するとは思えませんし……。
万一、自殺だったとしても和紗が陽太を拒絶したのは、単純から嫌だったわけでなく、日ごろから溜まりに溜まったこと。
彼が生きてさえいれば、学生時代の青春の思い出で終わったのに……。
凜は好きな人には笑って未来を見て生きてほしいと思っているようです。
本当に凜はまっすぐないい子ですよね。
凛は和紗にかいてもらった自分のスケッチを見ながら、こんな絵が描ける子がこのままでいていいわけないと決意を新たにします。
二人を呪いから解く方法を探してみるようです。
凛、頑張って!
とは言っても簡単には思いつかないですよね。
一睡もせず悩んでいたようで、仕事中もつい考えてしまいます。
そこに同僚が話しかけてきて……。
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