こちらの記事ではHARTA COMIX『煙と蜜』(長蔵ヒロコ)第一集のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『煙と蜜』は、大正5年のレトロな世界でのお話です。
12歳のまだ幼い花塚姫子(はなづかひめこ)ですが、彼女には許嫁がいました。
相手は、30歳で将校でも高い地位にいる土屋文治(つちやぶんじ)であり、姫子はいつも、そんな彼にドキドキしてばかりで…。
煙と蜜【1巻あらすじ】
大正5年の日本。
まだ12歳の姫子ですが、彼女には年の離れた許嫁がいました。
姫子にとって、素敵で頼りになる文治は将校であり、姫子のことを大事に思ってくれる男性です。
しかし、そんな文治にはいつも「許嫁様」と呼ばれていた姫子。
彼には名前で呼ばれたいと感じますが、年の差のこともありなかなか言い出せません。
ある日のことです。
月見の団子を食べながら月の呼び名について話題となった姫子と文治。
名前繋がりで、姫子は文治に名前で呼んで欲しいと切り出して…。
煙と蜜【1巻のネタバレと感想】
凄く姫子が可愛いお話でした!
婚約者の文治に関しても、優しいお兄ちゃんみたいに思えながらも、時々年頃の男性って感じのガツガツ感があるのがズルすぎます!!
個人的には、タバコを吸っている文治が、なんか凄く色っぽく感じて見ていました!
さて、今回のお話では、最初から人物や設定に全て説明があるわけではなく、2人やその周りの日常風景を眺める中で、少しずつわかるようになっています。
なので、なんで婚約者なの?文治って何者なの?2人の関係って?って、疑問に思っているのが、少しずつ明かされていく展開です。
まずは婚約者とは言っても、姫子と文治の年の差ですよね!
昔は姫子くらいの年齢で結婚するって話も聞いたことはありますが、相手は30歳になる文治。
作中でも、年の差があると驚かれる描写があるので、やっぱりその時代の人たちでも少し離れてるなあと感じる年齢差みたいです。
ちなみに、2人がどうして許嫁なのかはまだ明かされていません。
後々明かされるのが楽しみなところです!!
それから、文治に関しては今回少しだけ明かされました。
将校とよばれる、この時代の兵士にあたる文治なのですが、実はその立場はめちゃくちゃ上らしく。
それまでのお話の中では、姫子に対しても腰が低く、紳士的な彼だったので驚きました!
そんな文治については謎なことばかりなんですよね。
特に文治の目の下の隈については、読者レビューで有り派と無し派に分かれているようですが、私は断然有り派です!!
色々抱えてそうな感じですよね!
隈がなければ、多分超絶男前で、モテて大変な人だなぁと思うのですが、この隈があるからこそちょっと色々抱えてそうなヤバさが出てて、すごく目を惹く人でした!
台風のお話の回で、真夜中になっても起きている描写があったので、もしかしたら寝れない人なのかもしれません。
詳しい文治の事情についても、後々のお話で読めると嬉しいなぁと思います。
ちなみに、少女漫画なこともあって、まだまだ健全な2人。
けれど経験値が多そうな文治が、姫子にちょっかいを出しちゃうようなシーンもあって可愛いなぁと思いました。
また、お話の中には着替え中の文治のシーンがあるのですが、褌のみの彼の体つきはやばすぎます!
そんなところも是非、見てみてくださいね!
次回のお話も楽しみな内容です!
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