こちらの記事では『妊娠してすみません』(江口心)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
妊娠してすみません【1話あらすじ】
育休から復帰して、すぐに二人目を妊娠したのでまた産休にはいるという森山。
代替要員もなく、その穴埋めは先輩社員が残業をして埋めることに……。
妊娠してすみません【1話のネタバレと感想】
舞台はとある企業、育休をとっていた社員が無事に復帰してきました。
最近は子どもができても、産休・育休をとって頑張る女性、多いですからね~。
でも、復帰してきた社員、森山はいきなり爆弾発言。
「二人目を授かったので、また産休に入りまーす」
え?おめでたいことなのに、素直にお祝いできないのは何故でしょう……。
この企業は産休中も派遣社員などを依頼することなく、残った社員で一人分の仕事を穴埋めしていたようです。
残った社員は疲れ切っている……ところにまた休みに入ります宣言。
しかも本人に悪気はなく、子供の名前の提案をしてくる始末。
いえ、森山さんも悪いことはしていないんですけど、なんだろうこのモヤモヤした気持ち……。
しかも彼女は新卒で入った一か月後にできちゃった結婚。
事実上の新人みたいなもんですよね~。
彼女の復帰を心待ちにしていた先輩社員は不憫過ぎます!
本人も仕事をするつもりはなく、手伝う感覚のよう。
一応、今は復帰した社員のはずなのに!
彼女の対応には先輩たちも手を焼いているようです。
本人もやる気がないようで、結局先輩が自分で仕事をしたとのこと。
でもあんまりいうと「マタハラ」になっちゃいますしね~。
でもその分、先輩たちに仕事がいってしまい……なんと今月の残業時間は100時間超!
過労死ラインです!
自分たちも子どもをつくって、忙しい時に産休をとろうとする先輩たちなのでした。
その気持ち、お察しします……。
その反面、石井さんという不妊治療中の社員がいました。
治療のため休みをとろうとしたところ、上司に嫌味を言われているようです。
本人も申し訳なさそうな様子。
子どもが生まれている人はあんなに優遇されているのに、子どもを授かりたいひとはなんでこんな冷遇されているのでしょう……
そもそも有休は会社員の権利だから、理由を上司を言わずにとれるはずなのに!
こういうのって「プレマタハラ」っていうんですよね。
彼女は周りに対してとても申し訳なさそうにしています。
できる範囲の仕事は頑張って、頭を下げて休みをとって……どうしてこういう人が報われないんでしょうか……。
そしてすぐ森山さんは産休に入りました。
ある日の残業中、森山さんからグループラインが届きました。
もしかして退職?と思いきや、自分の子どもの成長についてでした。
この空気を読めない感じ……。
しかもこの森山からのラインは1回だけでなく、何回も送られてきました。
ただでさえ忙しいのに、こんなの送り付けられたら誰だってイライラしますよね……。
そして、ついに森山は子連れで会社に現れました。
忙しい最中に……森山の神経が信じられません。
でもこの出来事がきっかけになって、念願の仕事のできる契約社員が入ってくることになりました!
彼女はとても仕事のできる子で、本来は森山の産休中までの契約だったのですが、復帰後も働いてもらうことになりました。
そして、森山が復帰してきました。
復帰早々、異動することになった森山。
会社としては定時で帰りやすい部署へと気を遣っているみたいです。
マタハラと訴える森山ですが、そこに子どもが熱を出したので迎えにきてほしいという電話が……。
森山は渋々移動を受け入れました。
マタハラ問題、逆マタハラ問題について考えさせられる作品でした。
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