こちらの記事ではフォアミセス『OBA先生 2 -昭和の学校はこうだった-』(祐木純)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
お話は小学校教師である小葉(おば)が、色々な事情を抱えた生徒や親たちとぶつかっていく内容です。
今回は、クラスメイトの1人である沙織(さおり)に家庭でトラブルが起きていました。
普段は明るくて美人で優しい沙織。
しかし彼女は、ずっと抱え込んでいたものがあって…。
OBA先生 2 -昭和の学校はこうだった-【5話あらすじ】
今回もまた、臨時の教師としてとある小学校にやってきた小葉。
そこで、明るくて美人な沙織に出会います。
周りの生徒にも優しくて、人気の彼女。
しかし、小葉はある日、「お年寄りなんか、大ッ嫌い」と彼女の苦しそうな声を聞きます。
彼女の家まで向かって事情を聞いてみると、彼女の祖母が認知症であり、彼女や母親がいつも泥棒扱いされていることがわかりました。
ですが、2人が苦しんでいる一方で、接し方が悪いだけだと、祖母にのおかしな行動を見て見ぬ振りをする父親。
そんな父親を見た小葉はつい、いつもの様に口を出してしまって…。
OBA先生 2 -昭和の学校はこうだった-【5話のネタバレと感想】
いつもはスカッとする内容ですが、今回はちょっと重たい内容です。
今回のテーマは認知症。
それも大好きだったおばあちゃんに泥棒扱いされてしまう沙織は、思春期なこともあって、ダメージが大きいんですよね。
そうして、そんな認知症であるおばあちゃんのことを受け入れてくれない父親。
どこの家庭でもありそうな、凄く重たいテーマです。
それから、認知症に関しては、実は小葉にも覚えがあるようで。
結婚したあと、旦那さんのお母さんである義母も同じく認知症だったことから、色々と苦労してきたらしい小葉。
元ヤンキーだけど今の旦那さんを憧れて追いかけて、年の差婚をして…なんて、凄くキラキラした過去を持っていた感じを受けていた小葉ですが、まさかそんな重たい過去を持っていたなんて!?
やっぱり、いつか小葉の過去のお話は、たっぷり読んでみたいなぁ…。
ただ、今回、小葉はあまりに熱血に力が入りすぎて、沙織の家で、認知症であるおばあちゃんを理解しようとしない父親を叱りつけてしまうんですよね。
そうしてなんと、教育委員会に訴えられてしまって…今時の流れって感じですね。
確かに小葉は生徒や家庭に入れ込みすぎちゃうところがあって。
そんなお節介好きなおばちゃんってところが良さでもあるのですが、やっぱり先生って立場の距離感は難しいですよね。
今回、沙織の家庭とトラブルになってしまった小葉はどうなってしまうのか?
それから、おばあちゃんのこともあり、学校に来なくなってしまった沙織は、大丈夫なのか?
是非、読んでみてくださいね!
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